「海外イベント」カテゴリーアーカイブ

CES2023〜いろんなヘンなモノ

CESに3年ぶりに行ってきました!

変わらず盛況、と言いたいところですが、2020年以前に比べると半分くらいの人出のような感じでした。日本からの団体さんもいなかったようですし、その分、ゆっくり見学できてよかったです。

メインホールの主役は、やはりテレビです。

ただ、私はあまり興味がないので軽く流します。

まず家電エリアで目に留まったのがコチラ。

アイロンかける代わりに揺らしながら乾かす、というもの。絶対に商品化されなそう。(2023/1/24追記 すでに商品化されてました。LGのStylerという製品です)

最初に気になった行列はこちら。

先頭に回ってみると、スケートボードを無料で配布していました。

LEDで野菜を育てるもの、と思いきや、植物は造花でした。展示用だから仕方ないのかもしれませんが。

電気水中翼船です。水中翼船も珍しいのに、さらに電気で動くという。しかも1回の充電で74km航行可能だそうです。

続いては、救命浮輪ですが、ただの救命浮輪ではありません。

なにがすごいのかというと、リモートコントロールで救助する人に向かって進んでいくというものです。

次に紹介するものは、日本では必要とする人がほとんどいないと思われます。プールを自動で掃除してくれるロボット。壁面も登って掃除してくれるそうです。

ここで会場の外に出てみます。外の会場は、主に自動車メーカーが展示していますが、一番の主役はこちら。

例年通り大行列のGoogle。約2時間待ちくらい。私はGoogleのブースは見ないことにしています。時間がかかりすぎてしまいますし、Googleのような会社はCESで新製品や新サービスを発表することがほぼないからです。

外の会場は、キッチンカーも結構来ています。また、無料のチケットも配っていたりします。こちらはデザートを配っていたのでいただきました。

今回、国別ブースが増えているように感じました。アメリカのブース。

こちらはスイスのブース。スイスのイメージカラーってピンクなんでしょうか?

他と比べるとJapanの文字も目立たず地味な日本のブース。

今回のCESは、これまでと比較して、あくまで私の主観ですが、

・入場者数は半分くらいに減っている。
・日本からの団体は見かけなかった。
・各国のブースが増えている。企業出展が減った分を、主催がなんとか埋めようとしたのか?
・中国からの出展が激減している。特に深圳企業ブース。

以上です。 

ICANN67カンクン新型肺炎で現地開催中止、史上初オンラインミーティングに

ICANNミーティング第67回カンクン 3/7〜3/12が、現地での開催をせずに、オンラインのみでの開催となることが発表されました。

新型肺炎 COVID-19 によるものです。

当社では決定されるより前に、なんらかのアクションがありそうだという情報を得ていました。たとえば、一部地域からの出席をお断りするというような可能性がありそうでした。

会社によっては、たとえば中国の会社であっても、参加する人員はアメリカ支社から参加するということもありますし、逆にアメリカの会社でも、中国に里帰りした人が参加するということもありそうです。ですので、一律に会社ごとに参加をお断りすることもできません。

どうなるんだろう?と思っていたのですが、まさかの「現地開催なし、オンラインのみ」という、思い切った対応でした。

昨年3月の神戸開催がそうでしたが、現地開催地は何年も前から準備し、政府機関とも相談しながら、開催に備えています。カンクンとしても経済損失は大きかったと思いますが、ICANNのこの決定は、国際会議を感染のきっかけとしないための勇気ある決断であったと思います。

ICANN公式発表はこちらです。

CES2020

2年ぶりにラスベガスCESに行ってきました。他のメディアでもたくさん取り上げられているので、私が気になったいくつかを。

今年、私的に目立ったのは、脳波でなにかをコントロールするものです。

たとえば、上の写真は、脳波でレーシングカーをコントロールするものです。

実際に参加者に左上の写真の女性がしているようなヘッドセットをつけて脳波を検知し、レーシングカーで競争するというアトラクションをやっていました。

脳波の強弱によってレーシングカーのスピードが変わります。

脳波の強弱だけでコントロールするのであれば、約10年前からセガトイズがマインドフレックスという脳波でボールを浮かすゲームを売っていて、こちらの方が多機能です。

もう少し複雑なコントロールに挑戦してほしいと思いました。

こちらはゴーグルをしてゲームをするもの。アーチェリーで敵を倒すゲームです。

こちらはカメラで写すと心拍やストレスがわかるというもの。精度がわかりませんが、これはきちんとしたものができれば役に立ちそうです。

そのほか目に付いたのは、服というか、身につける系も多くありました。

コンピュータが人間と一体化していくんだろうと期待させられるCESでした。

ハワイ カワイイコン 2019

ハワイ ホノルルコンベンションセンターで開かれた、カワイイコンに2回目の参加をしてきました。

今回も、にゃこ式部と一緒です。

会場ではしゃぐにゃこ式部

さて、登録するとこのようなカードとホルダーをもらえます。

会場に入るとすぐに目につくのが、

ユニクロとガンダムのコラボ

会場内は同人ブース多めで、商売でやってる人少なめ。

コンベンションセンターであちこち動き回るにゃこ式部

コスプレカフェを発見。

結構、人、はいってる?これは期待していいのか?!

入り口のゲートまでたどり着くと、

スタッフさん、会場内のコスプレイヤーさんと比べると若干地味目。

会場内には飲食コーナーがあります。

大行列じゃないのはありがたいですね。

なにやらあやしげな一団が…

Mana様がいらっしゃっているのでした。

みなさん、Mana様のコスプレをしていたのです。

Mana様わからない方は、こちらをどうぞ。

たくさん、レイヤーさんいたわけですが、いま流行りの一団が!

はたらく細胞のみなさんと、にゃこ式部。

なにしろ、今年の神de賞が

「細胞は はたらいてるが 俺無職(はたらけない才能)」

でしたので、オタク川柳グランプリと、オタク川柳3次元グランプリがハワイで奇跡のコラボ、言えますね!

NamesCon2019 ドメインオークション 最高落札額はOL.comの約1億円

ラスベガストロピカーナホテルで開催中のNamesConに来ています。
恒例のドメインオークションが昨日開かれ、盛況でした。


トロピカーナホテルのトイレの鏡にもNamesConの広告があります。

このオークションは、現場での参加はもちろん、インターネットでの参加もできるのですが、インターネットとの連携がしっかりできず、たびたび中断しました。
具体的には会場で1万ドルいませんか?と言っているのに、インターネット上ではまだ8000ドルだった、というような感じです。

最高落札額はOL.comの90万ドル(約1億円)!
新gTLDでは1,200ドルのsurgical.centerが最高でした。

*ライブオークションの数:* 136件
*ライブで落札した数:* 88件
*落札合計金額:* $2,250,710(約247,000,000円)
*最高落札金額のドメイン:* ol.com, $900,000(約1億円)
*新gTLDの数と総合金額:* 6件で$4,300(約473,000円)
.comのドメインは総合落札金額の95.4%でした。

※オークション金額は当社調べです。オンラインと会場で相違があるため、誤っている可能性があります。


ブースコーナーも盛況です。ICANNよりブースは多い感じです。


お菓子コーナー。去年まではなかったように記憶していますが、今年は豪華でした!

IGF2018 フランス マクロン大統領の演説

IGF(インターネットガバナンスフォーラム)2018が、フランス パリのUNESCOで11月12日より開催されています。

昨年ジュネーブに引き続き2回目の参加をしています。

12日午後には、オープニングセレモニーがあり、そこに、フランスのマクロン大統領が来て、演説をしました。

通常、こういう場でのスピーチは、

インターネットは日々重要性を増している

IGFのみなさんの努力に敬意を表したい。

今後も頑張ってくれ。

くらいで終わるのですが、今回は違いました。

原稿に目を落とすことはあまりなく、マクロン大統領の長時間の演説を、私の独断と偏見でまとめると、

私たちが望むインターネットは、フリー、オープン、セキュアなものである。

残念ながら現状そうなっていない。

世界の国の中には、インターネットを政府がコントロールしている国もある。

自由の名の下に、私たちは自分たちで必要な規制を作っていかなければならない。

IGFは、多くの議論をしているが、成果はあまりない。しっかりしてくれ。

と、IGF参加者、特にIGFの幹部には耳の痛くなる話でした。

マクロン大統領、一切笑いを取ることもなく、かなり熱の入った演説で、私の考えと違う点も多々ありましたが、たしかな見識を持った立派な大統領だと感じました。

マクロン大統領の演説は、各所に上がっていますので、詳細についてはそちらをあたってください。

上記はマクロン大統領の話した内容の要約ではなく、あくまで私の感想です。

それにしても、フランス革命をし、自由の女神をアメリカに送った国の大統領が、自由の名の下に、と発言すると、インパクトすごいですね。

個々のセッションについてこちらで報告しようと思っていましたが、個々のセッションの内容など、どうでもよくなってしまう、破壊力のある演説でした。

ICANN63 バルセロナ

10/20から25まで、ICANNバルセロナが開かれました。


オープニングセレモニーでは、経済産業大臣の挨拶がありました。

ヨーロッパでの開催は参加者がとても多いです。

フリースペースとしてミーティングエリアを広く取ってありますが、連日満員です。

今回のICANNミーティングの主要な話題は、gTLD登録データのための暫定仕様書に関する簡略化されたポリシー策定プロセス(Expedited Policy Development Policy/EPDP)でした。
日本にとっては、次回ICANN64が神戸で開催されることが、一番宣伝したいところです。

そこで、JPNICが中心となった実行委員会が、ICANN64KOBEブースを出展しました。
実行委員会の各社に、ブースお手伝いの案内があり、当社でもお手伝いをさせていただくことに。

アメリカ、フランス、インド、バングラデシュ、オーストラリア、レバノン、インドネシア、ナイジェリア、チャド、ハイチ、韓国、アルゼンチンデンマークなど、来場者の国籍は様々です。

当社は大企業のようにお金の面での貢献はあまりできない分、人的な貢献をしたい、と申し出ていました。
今回はそれなりの貢献ができたのではないかと思っています。

オーストラリア アデレード AVCON

ちょっと間があいてしまいましたが、先週金土日と開催されたオーストラリア アデレードAVCONに行ってきました。

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 金曜日はオープニングセレモニーが18:30スタート。

会場のアデレードコンベンションセンターは、HYBRID WORLD ADLもやっていました。

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 開場前の大行列。思っていたより規模が大きかったです。

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セレモニー会場。

オープニングのビデオは、とてもかっこよかったです。

土曜日から本番です。

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 進撃の巨人がお迎え。

にゃこ式部が写真撮影中。

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海外で多い、刀屋さんもありました。

ジョーカーが刀を物色中。

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ゲームエリアも盛況です。

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同人エリアは外周にありました。

こちらも大人気。

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 こちらのブース、ボーイジョージ風の明るいお兄さんがいました。

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ホログラムによるゲーム。

ホログラムはイマイチうまく商品化できていませんが、今後どうなるのでしょう?

そして、オーストラリアならではと思ったのがこちら↓。

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アニメキャラクターをタトゥーにするというブース。

オーストラリア人はタトゥー好きという勝手なイメージがありましたが、さすがにアニメキャラを入れるとか、考えもしなかったです。

しかも、

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 実演というか、その場で入れてくれます。

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 こんな感じです。

アデレードは、コアラが抱ける動物園があることで有名です。

実は、最近のオーストラリアでは、州法で抱けない州が多くなっています。シドニーやメルボルンは抱けません。

アデレードの動物園では、えさを売っていて、それをさまざまな動物にあげることができますが、カンガルーがとてもかわいいです。

カンガルーのえさちょうだいのポーズ。

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かわいいですね!

 

 

ワルプルギスの夜を体験してきたら、あまりにも○○○だった!(2/2)

ワルプルギス夜を体験してきたら、あまりにも○○○だった!(1/2)」の続きです

さあ、いよいよワルプルギスの夜、当日の朝を迎えました。

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朝8時半頃の市庁舎前です。まだ誰もいません。

11時半になると、

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大勢の人がいます。実は写真中央にいるのは、結婚式を終えて市庁舎から出てきた人たちです。黒塗りの車もありますね。白く見えているのは、大きなハートマークです。

この写真には魔女コスプレの人は3人くらい写っています。

たしかこのあとです。写真も取り損ねましたが、

キュゥべえ と ほむら がいました!

おお同志よ!と心の中で叫んだ私でした。

そして13時28分には・・・

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市庁舎前に続々と魔女コスの方々があつまっています。

13時半過ぎ、市長のあいさつがはじまり、広場は多くの魔女で埋め尽くされました!

と言いたかったのですが、とても多くの人と、40人くらいの魔女(あるいはデーモン)コスプレの人たちでした。

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 市長の挨拶が終わると、魔女たちが輪になって踊り、その後、みんなで歌を歌っています。

 市庁舎前でのイベントはこれでおしまいでした。

これを見たら、蒸気機関車でシールケに向かうと良いでしょう。(私は少しでも早くシールケに行ってなにが行われるか見たかったので、蒸気機関車乗車は翌日にし、タクシーでシールケに向かいました。約30分で40ユーロ。後で述べるようにパレードまでに行けばいいので、蒸気機関車で十分間に合います)

ハルツ狭軌鉄道 蒸気機関車のホームページ

時刻表はこんな感じ。URLはこちら

ハルツ狭軌鉄道時刻表

 市庁舎から歩くなら、ヴェルニゲローデ駅より一つめのWesterntor駅の方が近いですが、座席確保を考えると、始発のヴェルニゲローデ駅まで歩いた方が良いと思います。

シールケはヴェルニゲローデより寒いので、防寒はしっかりと。もしブロッケン山まで行くのなら、耳が痛くなるほど寒く風が強いので、フードつきが必須です。

14:55発に乗るならブロッケン山まで行って、シールケまで戻っても余裕があります。

料金はブロッケン山まで往復で43ユーロです。

切符は昔ながらの厚紙で、車掌さんが穴を開けます。

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 蒸気機関車、とても迫力があります。これは1つめの駅Westerntor駅を通過するところです。

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車内はこんな感じ。中央右に見えるのはトイレです。1両だけトイレ付きがありました。

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ボックスシートについている小さな木製のテーブルには、路線図が描かれています。

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 車掌さんが検札にきます。途中駅から乗車の場合は、車掌さんから切符を購入しているようでした。

シールケ駅はこんな感じ。

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シールケの野外会場入口にチケットブースがあります。

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ここで料金を払うこともできますが、私はヴェルニゲローデのツーリストインフォメーションセンターで前売りを買っているので、それを見せると、こんな感じのリストバンドを巻いてくれます。

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 そのまま会場に入ったのですが、時間が早いのか、まだ盛り上がっていなかったので、再度、外へ。

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すでにパレードを待つ人たちが道の両側にいました。

そして19時半ころ、パレードが始まりました。私がいたのは最終地点だったようで、少し移動して撮影開始。

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これはパレードの5番目のグループの先頭のこどもたち。

このように、番号とチーム名が書かれたボードを持って行進します。

西から東に歩いてくるので、完全に逆光です。

ここからはパレードの写真をいくつか。

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トラックやトラクターをデコレーションして、というのが多かったです。デコトラ、デコトラクターですね。

さらにスモークをはいていたり、大がかりです。日本で言えば神輿のような感じでしょうか。

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約30分でパレードは終わり、すぐ近くのレストラン Cafe am Kurparkへ。お腹がぺこぺこでした。

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これが最高に美味しかったです。ドイツで食べた中で一番かも?

お腹がいっぱいになって、再度、野外会場に行きます。

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ライトアップして、木が青かったり赤かったりして幻想的です。

荒井由実の「天使が降りてきそうなほど♪」を口ずさみたくなります。でも今日は天使でなくて、魔女ですね。

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こんなテントがたくさんあって、魔女達が食事をしていたり、談笑していたり。

iPhoneで撮影しているので、明るく見えますが、実際にはもっと暗かったです。

少し西に歩くと、ものすごい数の屋台と人が。

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どれも美味しそうです。さっきレストランで食べてお腹いっぱいでなければ・・・・

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食事の屋台だけでなく、その他、革製品の屋台もあれば、お土産屋さんもありました。 

そしてとうとう・・・・

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ワルプルギスの夜のクライマックスと言われる、かがり火を見つけました!

明るくすると、

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こんな感じです。

あの、、、、すみません、、、想像していたより、ちいさい、というか、かなりちっちゃいんですが・・・(笑)

こうして、ブロッケン山から下りてきた、魔女との宴の時間は楽しくすぎていきました。

〜ワルプルギスの夜をこんなに楽しく過ごせるのも、まどかとほむらが、平和な世界を作ってくれたおかげ〜

と思いながら、1kmくらい先の帰路のバス停に向かいました。

 

ワルプルギスの夜を体験してきたら、

あまりにも のどか でした。

ワルプルギスの夜を体験してきたら、あまりにも○○○だった!(1/2)

2回にわけて書きます。まず1回目はワルプルギスの夜を迎えるための予習ということで、ヴェルニゲローデです。

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(写真:かわいらしいヴェルニゲローデ市庁舎)

『魔法少女まどか☆マギカ』ファンなら、ワルプルギスの夜というものが実際にあれば行きたくなりますよね。

ということで、ゴールデンウィークを利用して、ワルプルギスの夜を体験しに、ドイツに行ってきました。

ワルプルギスの夜、もう少し正確には、ヴァルプルギスの夜とは、ヨーロッパ各地で4月30日から5月1日にかけて行われる伝統行事です。

ドイツでは、ヴァルプルギスナハト (Walpurgisnacht) またはヘクセンナハト(Hexennacht、「魔女の夜」という意味)は4月30日の日没から5月1日未明にかけての夜を指し、伝えられるところによれば、魔女たちがブロッケン山で大規模な祭りを催して、春の到来を待つという。
Wikipedia ヴァルプルギスの夜

文豪ゲーテが取り上げるなど、最もメジャーそうな、ドイツのブロッケン山のふもと、ヴェルニゲローデとシールケに行くことにしました。

4月28日成田発(ソウル経由)フランクフルト着
フランクフルト空港近くのホテルで一泊
4月29日ヴェルニゲローデへ移動
4月30日ワルプルギスの夜当日 ブロッケン山の麓、シールケへというようなスケジュールでした。

ゴールデンウィーク中、ヨーロッパ便はバカ高くなりますが、ソウル経由することで少し安くなりました。

 

まず、ヴェルニゲローデへの行き方です。
ベルリンやハノーファーからバスもあるようですが、フランクフルト空港駅から4時間半かけて、鉄道で行くことにしました。
どの空港からも2時間くらいはかかってしまいそうなので、直行便で行きやすいフランクフルトを選択しました。

フランクフルト空港駅からICEで約2時間でゲッティンゲン、乗り換えて約70分でゴスラーまで、さらに乗り換えでヴェルニゲローデに約30分で到着します。乗り継ぎ時間を入れると、大体4時間半かかります。

フランクフルトは空港駅「Frankfurt(M)Flughafen Fern bf」と中央駅「Frankfurt(Main)Hbf.」があって違う駅なので注意が必要です。

ドイツ鉄道アプリで検索が便利です。

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フランクフルト空港駅朝8:09発のICEに乗って、12:39着です。

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Pl.1はプラットホーム1の意味なので、わかりやすいです。

ただし・・・

ドイツ鉄道は遅延や運休がたまにあるようで、ドイツ人にも評判が悪いらしいです。「ドイツ鉄道 遅延」で検索するとたくさん出てきて心配になるほどです。

実は私も予約していた8:15くらいのICE(新幹線のようなもの)が運休になっていて、あわてて切符売り場にいき、8:09発に交換してもらいました。

アプリ内の表記が予約時と変わっていたら要注意です。

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フランクフルト空港駅からICEに乗ってゲッティンゲンまで。

ゲッティンゲン駅ではランチを物色。

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アジア料理を発見!ベトナム系の人たちがやっている感じ。

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おいしかったです。駅構内に本屋さんも発見したので入ってみました。

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NARUTOをはじめいろいろありました。

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ゲッティンゲンからゴスラーまで乗ったドイツ鉄道。

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そしてこれが最終区間、ゴスラーからヴェルニゲローデまで。

 

ヴェルニゲローデ駅前は、なんにもないです。

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右がヴェルニゲローデ駅。左が蒸気機関車を運行する、ハルツ狭軌鉄道ヴェルニゲローデ駅

途中駅のゲッティンゲンやゴスラーがわりと大きな駅だったので、とっても田舎な感じ。あんまり人がいません。

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(ホテルの部屋から撮った写真)

徒歩15分で町の中心部、市庁舎前に到着。

こちらもあまり人がいません。魔女も全然いない!明日がワルプルギスなので、もっといるかと思ったのですが。まだブロッケン山にいるのでしょうか?

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ほぼ同じ時間に、左奥のツーリストインフォメーション前から撮ると、たくさん人がいますね。写真の撮り方次第で賑わっているようにみえたり、賑わっていないように見えたりします。正面の写真が今回泊まった、ヴァイサーヒルシュです。

ただ、魔女がほんといないです。たまに一人,二人いるくらい。

市庁舎の左奥、ツーリストインフォメーションセンターに行ってみました。

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扉は閉じていますが、開けて入っていきます。

観光地のツーリストインフォメーションは、どこも混雑しているので行列かと思いきや、観光客はおらず職員さんのみ。

日本語のパンフレットをもらいました。リンクはPDFになっています。

日本語パンフレット

さらに、4月30日13時半から、市庁舎前で市長があいさつして、そこに魔女もたくさん集まるという情報をゲット。

そして4月30日当日の264番のバス運行予定表ももらいました。深夜0時55分までシールケからヴェルニゲローデまで15分間隔でバスが運行されるとのこと。

通常運行の時刻表はこちら(PDF)。

そしてワルプルギスの夜用運行スケジュールはこちら(PDF)。

職員の方に、外国人が魔女のコスプレをしていいか?と尋ねたところ、問題ない、との回答でした。今後、魔女コスプレをしたい人は参考にしてください。町の商店には、魔女の帽子やほうきは売っていましたが、衣裳は見つからなかったので、衣裳は持参しないとダメそうです。

今回、私は市庁舎のある広場のちょうど正面にある、リングホテルヴァイサーヒルシュに泊まりました。とても歴史のあるホテルです。窓から市庁舎が見える部屋にしたので、それも良かったです。

ほかにもホテルはたくさんありますが、市庁舎前広場には、ゴーシュホテルというホテルもあり、そちらも人気のようです。

ヴェルニゲローデ城に行こうと、まずはUberをチェック。

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むむ、残念ながら利用できませんでした。

では、せっかくなので、蒸気機関車風の車で行くことに。

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料金が6ユーロですが、ホテルでもらった、クーポンを使うと一人0.5ユーロ安くなります。

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ヴェルニゲローデ城へ到着。

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食べ物や、弓や剣などを売る屋台がたくさんでています。

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もちろん魔女グッズもありました。

ヴェルニゲローデ城でも4月30日、ワルプルギスイベントはあるようなのですが、それほど大きくなさそうなので、前日に見学しておしまいにしました。

20ページ以上の小冊子を見ながら、ワルプルギスの夜への期待は高まります。(リンクはPDFです)

WALPURGIS2018

魔法少女まどかとほむらが、何度も何度も繰り返し戦った、ワルプルギスの夜、いったい何が起きるのでしょうか?(つづく