世界一周運賃の不思議(ワンワールド)

ドメイン島めぐりで、世界中のドメインを持つ島を訪ねています。できるだけ安くあげたいので、どういう航空券を買うかということを考えます。

世界一周運賃というのをJAL系のワンワールドでも、ANA系のスターアライアンスでもやっています。世界一周なんてあまり関係ないと普通は思うのですが、うまく使うと運賃を安くできます。

世界一周運賃は、2つのルールがあります。基本的に地球を東回り、もしくは西回りをして、地球を一周して出発地点にもどること、もう1つは24時間以上の滞在を2回以上すること、です。

一番短い旅程は、たとえば、

東京→ロンドン→ニューヨーク→東京

で、ロンドンとニューヨークでそれぞれ24時間以上滞在すればOKです。

12月1日出発でエコノミーで検索すると、下図のように459,560円になります。JALでロンドン往復直行便の一番安い運賃は254,470円(世界一周と東京発着を同じにした12/1東京発、12/9ロンドン発)ですので、世界一周運賃はまあまあ、そういう値段だろうという価格設定です。ただ、JALの一番安い価格は、変更が自由にできないとか、キャンセル時に手数料が取られるなどありますが、世界一周運賃は普通運賃扱いなので、日程の変更も自由にできます。(ただし、旅行開始後は有料)

ここからが面白いのですが、世界一周運賃は、飛行区間が増えると安くなったりします。

たとえば、上記の旅程にロンドンとニューヨークの間に、パリに立ち寄ることにして、

東京→ロンドン→パリ→ニューヨーク→東京

とすると、453,330円と、さきほどの運賃より安くなります!

もっと立ち寄りを多くして、

東京→香港→パリ→ロンドン→ニューヨーク→ロサンゼルス→ホノルル→東京

とすると、458,080円と、これも最初の

東京→ロンドン→ニューヨーク→東京

よりも安くなっています。

さて、エコノミーでなくビジネスクラスだと、単純往復と同じくらいになります。

たとえば、

東京→ロンドン→パリ→ニューヨーク→東京

は、782,720円ですが、JALのロンドン往復直行便ビジネスクラスの一番安い運賃は769,600円ですので、世界一周運賃とほぼ変わりません。少し高くても世界一周運賃は、普通運賃扱いなので、変更が自由ですし、マイルもたくさんつくというメリットもあります。

もっとすごいのは、世界一周ファーストクラス運賃です。

JALでロンドン往復直行便のファーストクラス運賃は3,406,600円ですので、世界一周運賃1,133,720円は、ほぼ半値八がけ2割引という、すごいことになっています。

ただ、世界的に国際線ファーストクラスはなくなりつつあります。米系航空会社では、すでになくなりました。ですので、上記の旅程でもJAL以外はすべてビジネスクラスになっています。

さて、今日のブログですが、書き終えるのに6時間もかかってしまいました。

なぜかというと、、、、、

ワンワールドのページが超出来が悪い!!!

私のMacとiPhoneだと、まず、日本語での検索ができません。

それと1回検索したあと、別の検索をしてもキャッシュに残っているのか、前回の結果が表示されてしまう。ちょっとした変更もできずに、ブラウザ再起動が必要になりました。

みなさんもお使いになる時は、ご注意ください。

薬局でマイナンバーカード、おくすり手帳がいらなくて超便利

最近、薬局でもマイナンバーカードリーダーをよく見かけますよね。

実際に、私がよくいく薬局では、「マイナンバーカード持ってますか?」と聞かれていました。毎回、「持ってません」、で済ませていました。

何度もそういうことがあったのですが、ある時、ポスターが目に入りました。

なんと、薬歴情報が医療機関や薬局で閲覧できるとのこと!

以前、「やってほしい競争と、やってほしくない競争」というタイトルで、おくすり手帳アプリが乱立してて使いづらい、ということを書きましたが、マイナンバーカードを薬局で出しておけば、おくすり手帳がいらない感じです。(ただし、現在はリアルタイムではなく、タイムラグがあるそうです)

はじめてかかる医療機関でもこれまでの情報が確認できたら、患者としては安心ですね。

テクノロジーで社会を便利で豊かにしていく、というのは、私たちエンジニアの共通した思いです。

オンラインでデータが共有されるっていうことは、こういうふうに、いろいろと便利になるということなので、マイナンバーカードがうまく普及してくれたらと思います。

国立科学博物館のクラファンに応募した

国立科学博物館クラウドファンディングをやってます。

 国立科学博物館 篠田謙一館長:「ただでさえ、ギリギリの運営体質だったところに、コロナ禍によって入館料収入が大きく落ち込んだ。さらに近年、光熱費や物資の高騰が状況に追い打ちをかけている」

 不足を補うため、7日に国立科学博物館が発表したのが1億円を目標としたクラウドファンディングです。(テレ朝News)

ということらしいですが、こういうことって、国がきちんと予算つけるべきで、クラウドファンディングかぁ、とは思いますが、まあカタイことは言わずに面白そうなので参加してみました。「館長と副館長が施設を案内してくれる」というのが一番いいなと思ったのですが、すでになし。

このReadyforというクラウドファンディングは初めて利用しますが、予定人数突破で締め切ったものは、表示されないんですね。

さて、そんな中、どれにしようか迷います。

まず、お安いのはこちらのトートバッグ。

なかなかマニアックな感じのトートバッグになりそうです。こういうスケッチを元に、デザイナーさんが国立科学博物館のロゴなんかも入れてカッコよくしてくれるんだろうと思います。

次にお手頃なのは、標本のアクリルスタンド。

10種類の中から、なにが送られてくるかわからないとのことです。

港川人っていうのは、日本で発見された最も古い人類の化石らしいです。たぶん骸骨みたいなものがアクリルスタンドになるんじゃないかと想像します。

ルーシーというのは、上の写真の右端に写っている、人類の祖先とされる猿人女性です。

私は、港川人やルーシーだったら、ちょっと家には飾れないな、と思ってしまいます。

そもそも、アクリルスタンド、略称アクスタ、ってみなさん知ってます? たとえば、日本サッカー協会では選手のアクリルスタンドを販売しています。

なでしこだと、下図のような感じ。アクリル板に写真を印刷するようなものです。

もうちょっと凝ったものだと、たとえば、アニメのキャラだとアニメキャラの形に切り抜いたアクリル板に印刷したりします。

トートバッグも、アクリルスタンドも、実際にどのようなものになるかのイメージ図がないので、どんなものが送られてくるのかわからない不安があります。まあ、それも楽しみの一つにすればいいわけですが、ちょっと悩みます。

国立科学博物館からしたら、一番ありがたいのは、返礼品なしでしょう、ということで、こういうのもあります。

返礼品なしとはいえ、入館券はもらえるとのこと。寄付控除ありなので、年末調整や確定申告で、税金が減りますね。

いろいろ悩んで、アクリルスタンドと寄付控除あり10,000円コースの2つにしました。

港川人やルーシーがきても、家に飾ろうと思います。(え?!)