寺山修司の「書を捨てよ、町へでよう」を真似ました。(*1)
日本のIPアドレスが枯渇しました。
今日は、IPアドレスの利用効率をあげるには、
自宅サーバーが有効、 ということをお話しし
ます。
現在は、VPSという仮想専用サーバーが非常に
注目されており、個人でも利用する人が増えて
います。
VPSは大変便利なものですが、1つのVPSで
1つのIPアドレスを消費するため、IPアドレス
利用効率という意味では、とても悪くなって
しまいます。
一般のレンタルーサーバーも、1台を共有と
いう意味では、VPSと同じですが、IPアドレスも
共有しますので、この点は大きく違います。
下記に表をまとめてみました。
区分 | IPアドレス消費 | 用途 |
レンタルサーバ | ○ 数十から数百サイトで1コ消費 | ホームページ用途が主 |
VPS | × 1VPSで1コ消費 | ホームページ、ブログ、様々な用途 |
自宅サーバ | ◎ 0コ(アクセス時IPを利用) | 同上 |
VPSであれば、障害時の復旧が早いとか、停電でも
ストップしない、消費電力が小さい、というメリット
もありますので、一瞬たりとも止めたくないものは、
VPSがいいのですが、個人用途で、ちょっと止まって
も構わない、夏の電力が逼迫した時は、電源を落とし
てもいい、というような方は、自宅サーバにする、と
いう選択肢もあるかと思います。
インターリンク固定IPとBuffalo NASで簡単安全Webアクセス
(*1)寺山修司の「書を捨てよ」が文字通りの意味ではなく、町へ出ることを強調する意味であったのと同様、タイトルの「VPSを捨てよ」も文字通りの意味ではなく、自宅サーバを強調する意味で使いましたが、不快な思いをされた方がいらしたら申し訳ありません。