コロナでオンライン診療が解禁になった、とばかり思っていたのですが、実は平成30年ころから、オンライン診療自体は可能になっていたようです。
厚労省のページに、
「オンライン診療に関する適切な実施に関する指針」(平成30年3月)(令和4年1月一部改定)
というものがありました。
さて、私の父は若くして亡くなりましたので、どのくらい髪が後退したかわかりませんが、父方祖父は薄かった記憶があります。自分自身、頭頂部と生え際の後退が50代中盤から気になってきていました。
一度、クリニックでプロペシアを処方してもらったのですが、途中でやめてしまいました。わざわざクリニックに行くのが面倒だったのも理由の一つです。
そこで、今回は不退転の決意をもって、行かなくて済むオンライン診療に挑戦して、AGA治療の継続をしようと考えました。
AGAで検索すると広告がわんさか出てきます。
オンライン診療の広告も多いです。その中から一つを選びました。あまりどこも差がないようで、適当に選びました。
まず、オンライン診療日時を選択します。15分ごとに選べるようになっていました。翌日の午前9:45のスロットを選択しました。
日時を選択後は、問診票に答え、AGA部分の写真を撮ってアップロードします。
治療の概要を含む動画を見るように、とのことで、見ました。
さて、オンライン診療当日です。
SMSとメールで、今日ですよ、とリマインドが来ます。丁寧ですね。
電話がかかってくるのを待つように、ということでしたので、テレビ電話だと思って、iPhoneをスタンドに立てて待機していました。
すると、電話がなりました。普通の電話でした。
看護師の方からで、まず一通り説明を受けます。所要時間5分程度。
その後、医師の方にかわり、お話をします。問診票で回答済みのことも含め、アレルギーや現在の服薬を聞かれました。治療の内容や副作用についても説明があり、最後に質問はありますか?と言われましたが、質問はありませんでした。
医師とのやりとり、看護師とのやりとりは、一般の診療よりかえって多かった気がします。目の前にいない分、丁寧に説明をうけた印象です。
病院に行くとなると、通院の往復、待ち時間と、近い病院でも最低でも1時間くらいはかかりますよね。それが、ほんの15分だけで済みました。便利です。特に薬を処方してもらうだけのような場合は、ぜひオンラインにしてもらいたいです。
また、私は勝手にオンライン診療はビデオ通話と思っていたのですが、下記に載せた厚労省のパンフレットにもあるように、電話診療もオンライン診療も同種のものなんですね。
厚労省「電話・オンラインによる診療がますます便利になります。」
さて、
ビデオテープのVHSとベータの覇権争いは、VHSの圧勝でしたが、なぜVHSが勝ったのか、について、成人向けのビデオがVHSに多くあったので、VHSのシェアが広がった、という説があります。
オンライン診療はまだまだはじまったばかりですが、AGAでオンライン診療をやっているクリニックが多いように思います。AGAがきっかけで広がっていくかもしれませんね。
今日のひとこと
VHSはエロではじまり、オンライン診療はハゲではじまる。