世界では全然通用しないi-modeが、世界標準となる可能性があるか?考えてみたいと思います。
その前に、昨日のクローズドは必ず失敗するのか?だが、例えば、任天堂はクローズドで成功しています。
任天堂のソフトを作るには、任天堂の厳しい品質チェックを通らなければなりません。
それに対して、PSは緩く、糞ゲー(面白くないゲーム)が多くあります。
どんなソフトを買っても、ある一定以上のクオリティが保障されている任天堂には根強い人気がある。この売り方はとても日本的で、しかもクローズドです。
もう1つ、まったく別な話を。
i-modeが出た時に、コンピューターに詳しい人ほど、i-modeに見向きもしなかったのです。
何を隠そう、私もそうでした。
ショートメールみたいに文字数制限があるようなメールはいらない、画面が小さくて見る気がしない、などなど。
そこには、
『Webやメールは、できるだけ大きな画面で見たほうがいい』
という、今でもPCについては通用する常識による判断がありました。
次のように言い換えてもいいかも知れません。
『PCと同じように使えた方が便利だ』
皆さん、おわかりのように、この考えは間違いでした。
わざわざPC用のWebを携帯のフルブラウザで見るより、携帯用のページにアクセスした方が早いし、簡単です。
i-modeは松永真里さんという、偉大なる素人がいたからこそ、出来たものです。
シリコンバレーの、頭の中までデジタルで出来ていそうな超優秀なエンジニア達には発想できない代物です。
まだまだ、逆転できると思います。i-phoneは当初予想ほど爆発的に売れていないのです。このことこそ、人々がPCの代わりを携帯にさせたいわけではないという証明ではないでしょうか?
がんばれ、ニッポン!