要するに、という口癖

もう10年以上前の話です。

取引先に、「要するに」という口癖の人がいました。

その人の話は長く、まとまりがないのです。

はじめのうちは、「要するに」と言われて、お、やっと結論になるのか、と身を乗り出して聞くのですが、そこからまた長い話が始まってしまい、全然、「要するに」じゃなかった、ということになります。

そのうち、この人の「要するに」は、単なる口癖なのだ、とわかるわけです。

では、なぜこの人は「要するに」が口癖になったのでしょう?

多くの人から、「話が長いけど、要するにどういうことなの?」と聞かれているうち、「要するに」が口癖になったのでしょうか?

「要を得ない人が、要するにという口癖を言う」とすると、『人は口癖とは逆の傾向を持つ』と言えるのでしょうか?うーん。。。

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