ハリウッド映画が米国の宣伝に使われた、日本のアニメも国策として、日本の宣伝に使うべきだ。
こういう話をたまに聞きます。
積極的に宣伝に使おうとしなくても、という話をします。
日本のアニメの世界席巻ぶりはスゴイもので、ブラジル代表サッカー選手が「キャプテン翼」を読んでいるのは当たり前で、中国や韓国に腐女子が生まれています。
そして、彼らは「アニメで覚えた」という上手な日本語を話します。
私は、30年以上前から英語を勉強し、しかも最高学府と言われる東大を卒業しているのに、まともに英語を話せないわけですが、世界中で日本語を覚える人が増えてくると、英語を習得する必要がなくなるかも知れません。
海外旅行に行っても、年を追うごとに、日本語が通じるようになっている気がします。
僕が英語を話せるようになる前に、世界が日本語を話していた。
こんなことがあり得るかも知れません。
写真は、麻生太郎首相が立ち読みしたと言われる「ローゼンメイデン」の単行本。麻生太郎首相は、アキバ界隈では親しみと尊敬の念をこめて、「ローゼン閣下」「ローゼン麻生閣下」などと呼ばれます。