ゆびとま再建委員会〜350万人の個人情報はどうなっているのか?〜

自分の卒業した学校と年次を登録すれば、昔のクラスメートと再会できるということが人気を呼び、350万人の会員を抱えるWebサイト「この指とまれ」。

私も登録していましたが、いつのまにかほとんど見なくなっていました。

それがサーバーダウンをし、運営会社「株式会社この指とまれ」が直せずにお手上げとなり、「ゆびとま再建委員会」なる素性のはっきりしない組織に350万人分の個人情報を含む全部を引き渡してしまったようです。

これは、さすがにまずいでしょう。この指とまれ社と「ゆびとま再建委員会」には、データ復旧より前に、「ゆびとま再建委員会」が何者なのかを公表する責務があるのではないでしょうか。

「ゆびとま再建委員会」で必死に復旧を試みているエンジニアは、善意の方々であるに違いないと思うだけに、変な疑いをもたれないようにしてほしいです。

ただ、公表することになると個人で「ゆびとま再建委員会」に参加してる場合(こういう人はスーパーSEだったりします)は、個人名も公表が不可欠で、それはちょっと憚られる点も出てきますね。現実解としては、復旧作業については「ゆびとま再建委員会」が行うが、この指とまれ社が全責任を負う、という発表をするのがよろしいかと思います。

関連サイト:

「この指とまれ!」障害復旧困難で、管理を「再建委員会」へ移管(INTERNET Watch)


「ゆびとま再建委員会〜350万人の個人情報はどうなっているのか?〜」への2件のフィードバック

  1. 二度目のコメントになります。
    確かに仰るとおりだと思います。「この指とまれ」には、私の知人も数人登録しており、その中には議員、政府要人も在籍しております。善意の団体であったとしても、対外的には得体の知れないものに、個人情報が移るのは決して精神衛生的にもよくありませんね。

  2. 議員、政府要人ですか?すごいですね。ただ、こういった方は個人情報が公開されているので、実は一番気にしないかも知れませんね。

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