昨年ICANNにより施行された対策により、AGPを悪用したドメインテイスティングが99.7%削減されました。
AGP(Add Grace
Period=登録猶予期間)とは、ドメイン名を間違えて登録してしまった場合、一定期間内であれば登録をキャンセルできるルールです。
近年このルールを悪用し、契約更新されなかったドメイン名を大量取得して、それぞれのドメインのトラフィックを算出後、広告掲載による収入が見込めるドメイン名以外をキャンセルする「ドメインテイスティング」という行為が行われていました。
不注意から更新切れとなってしまったドメインは、これらの業者によって瞬時に取得されてしまい、買い戻すにあたっては、トラフィック量によって業者が決めた価格を支払う必要がありました。
http://www.icann.org/en/announcements/announcement-12aug09-en.htm