お盆休みとウィルス、サイバー攻撃

お休みになると、なぜか風邪を引いてしまう、という人がたまにいて、せっかくの休みがもったいないことになってたりしますね。

今日の「ウィルス」はそちらの「ウィルス」ではなく、コンピュータウィルスの話です。

お盆休みのような長期休暇時に、コンピュータウィルスは活発化し、サイバー攻撃も増加します。

なぜでしょうか?

私もいろいろ考えました。

攻撃する側も休みなので、思う存分攻撃できるのではないか?

でも、これは、たぶん間違いです。海外からの攻撃の方が多いので。お盆休みやゴールデンウィークは海外では休みではないので、当てはまりません。

いまのところ、

「サーバー管理者がお休みで防御が手薄になっているので、通常の攻撃なのだけれど、防ぎきれない」

のかな、と。

自宅サーバーをお持ちの方は特にご注意ください。

自宅サーバーは、お一人で管理していることが多く、旅行などで自宅を離れた時に攻撃されると打つ手がない場合があります。

外部から自宅サーバーに接続しようとしても、サイバー攻撃で負荷が高まっていると、接続ができません。

外部から電源を制御する、リモート電源を用意されることをおすすめします。これがあれば、旅行を中断して戻る必要もなく、安心して旅行できます。

先日も当社の海外トラフィックが異常に高まり、上位回線業者と原因究明をしたところ、お客様のサーバーが海外からサイバー攻撃を受けていたため、ということがわかりました。

また、ウィルス感染して、知らない間にSPAMメールを配信してしまう、というような事故も起きやすくなります。

今週、来週は世間的にはお休みですが、サーバー管理者はあまり休めないかもしれません。

夏休み明けにサーバー管理者が青白い顔で出社していたら、労をねぎらってあげて下さい。