国土交通省の有識者会議によれば、
宅配便の再配達によって、
9万人分の労働力が使われ、
42万トンのCO2が排出されている、
そうです。
およそ2割が再配達となるそうです。
もしかしたら、私たちは再配達がなければ、もっと安い宅配料金を払うだけで済むかも知れませんね。
さて・・・・
米国の宅配は、どうでしょう?
実は、PCのような高額商品でも、一般的に不在時は、「自宅前に置いていく」です。
盗まれるかも知れませんが、その場合は保険でカバーします。
あるいは、本当はちゃんと受け取ってるのに、盗まれた、と言い出す人もいるかも知れません。
その場合も保険でカバーです。
米国の合理的な考え方では、
再配達コスト > 保険を掛ける費用
なのです。
中国ではどうなのだろうと、中国の友人に聞いてみたところ、
「再配達してくれるよ。自宅前に置いて行ったら、絶対なくなる」
とのことでした。
宅配という、同じサービスでも各国で違いがあり、面白いです。