今回のサンフランシスコ入国も5分で済みました。
長蛇の列を隣に見ながら、です。
写真のAPCというkiosk端末を利用することで、簡単に入国審査が終わります。
知らない人が多いのと、サンフランシスコ空港はちょっとわかりにくい所があるので、解説しておきます。
条件は、
・2009年以降、1度でも米国に入国したことがある
・ESTAを持っている
です。
ここが難関ですが、
サンフランシスコ空港のAPCは「US Citizen(米国市民)」側
にあります。
普通に「Visitor」側に行くと、通常の審査官による長蛇の列になるので、
「私は米国市民・・・・」と呪文を唱えながら、左側のレーンを進んでください。
よく見ると、ESTA所持者はこちら、という案内が小さく出ています。なにか言われたら、
「リターン エスタ」
と言いましょう。それでOKです。
端末の前に立ったら、まずすることは、言語を選ぶことです。
日本語を選べば、あとは画面の説明通りやればいいだけです。
APC Kioskの指示通り、指紋採取、顔写真撮影をして、税関申告書にあるような質問に答えると、用紙が出てきます。
それを持ってEXITに進みます。もし大きなバツ印がなければ、審査官に紙を渡して終わりです。バツ印がある場合は、別の列に誘導され、こちらに行ってしまうと時間がかかります。(ただし私は一度もありません)
黄色の税関申告書は不要です。さきほど出てきたレシートを税関で渡します。
アメリカの空港によっては、入国する人がほぼ全員APC Kioskに誘導される空港もあり、その場合、あまり時間短縮は見込めません。サンフランシスコ空港は、US Citizen側にあるため、常にガラガラなので、とても早く入国可能です。ぜひお試しを。
2009年から始まったESTAで2000円弱を余分に米国政府に払わなければいけなくなりましたが、このような利便性も持たせてくれると、まあ、いいかなという気がしますね。