アマデウス、というと何を思い浮かべますか?
モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)を挙げる人が多いと思います。
でも今日の話題は、飛行機の予約システムで世界最大の会社「アマデウス」のことです。
11月16日、日本航空は予約システムを刷新、自社製システムをやめ、アマデウス社の予約システムを採用しました。
全日空は既に2015年にアマデウス社製システムを採用しています。
ルフトハンザ、エールフランスなどによって設立されたアマデウスは、今では、大手航空会社の事実上の標準になっています。
同じ予約システムを使っている航空会社同士は、たとえば、乗り継ぎ便の選択などで、とても有利になると思われます。ユーザーにとっても、アマデウス社のアプリで複数航空会社のチケットが統一管理できて、便利です。
ということで、これまで、JALのアプリとANAのアプリを使っていましたが、アマデウス社の「Check My Trip」に統一しようと思い、アプリをインストールして、予約情報をそこにまとめることにしました。
予約番号を入れて、追加をしていきます。途中まではうまくいったのですが、
「おっと」
昭和のテレビ番組でしか出てこないようなセリフが出てきました。
多分、「Oops」をそのまま訳したのだと思います。これは是非このまま残してほしいと個人的には思いました。
アマデウス社のシステムに統一されて良いこともありますが、逆に心配もあります。
たとえば、アマデウス社のシステムがダウンしたら、世界中の飛行機が飛ばなくなるなど。(今までなら、JALのシステムがダウンしたら、JALだけ飛ばないで済んだところ)
一般には知られていないアカマイがインターネットでは、実はとても重要プレイヤーであるように、予約システムの世界では、「アマデウス社」というのがすごい勢力を持っているという話でした。
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