台風の時は政府がテレワーク呼びかけを

当社はテレワークにはかなり以前より取り組んでいて、2011年の震災時に交通機関が麻痺する中、社員が在宅で作業をし、通常の業務が行えました。

今回の台風も、事前にJRをはじめとする交通機関のストップが予想されたため、テレワークをすることになり、大混雑の中、通勤をする者はいませんでした。

テレワーク・デイズということで、総務省をはじめとする省庁がテレワークを推進しています。

せっかくこのようなキャンペーンを張っているのですから、今回のような台風で交通機関が麻痺することが事前にわかった時点で、政府がテレワークを呼びかけたらいいのではないかと思いました。

通勤だけで半日つぶれてしまった、というようなこともあるようです。

自宅で仕事ができれば、自宅で済ませられますし、出社が必要な人も、自宅作業後、午後出社で済ませられるかもしれません。

そして、混雑が減って、駅の行列がなくなれば、どうしても出社しなければならない業種の方々、たとえば医師や鉄道関係者が早く目的地に到着します。

不要不急の外出を避ける、ということがよく言われ、主に、自身の安全を守るため、とされますが、不要不急の外出を避けることで、必要火急の用件を持っている方々に早く職務についてもらうというメリットがあるはずです。

そういう方々が早く職務に復帰することが、台風を含む災害時の迅速な復興につながることを考えると、私たち一般人は不要不急の外出を避け、できればテレワークで済ませる、ということをしていくといいのではないかと思います。