ふと思い立って、楽天銀行口座を作ろうと思い、オンラインで申込をし、最後のクリックをしたら、
「お客様はすでに口座をお持ちです」
というようなメッセージが出て、ありえない、楽天銀行は作ってないはずなのに、と思ったのですが………
あ、そういえば、検索したときに、
そうなんです、旧イーバンク銀行だったのです。
はるか昔、口座だけ作った記憶がかすかにありました。
しかし、ログインID、パスワード、全部わかりません。
Webをいろいろ見てたら、「ユーザーID、ログインパスワードのわからない場合 電話不要!」という所があったので、それをクリックして、姓名、住所、電話番号、生年月日を入れてみます。
これで簡単にログインパスワード再設定、パスワード再設定に進めるはずと思ってやりますが、できません。
このとき、気になった点は2つあって、
番地を半角で入れるか、全角で入れるか?
電話番号の市外局番を入力するものだったので、市外局番が当時いくつだったか?ということです。
埼玉県所沢市は、市外局番が2回変わっています。
0429 → 042 → 04(現在)
これは全国的にも珍しく、Wikipedia 日本における市外局番の変更にも、「岡山県赤磐市や埼玉県所沢市の様に、5・6年足らずで2回も変更されたところもあった」と記載されているほどです。
さて、番地は全角か半角かの2通りです。
市外局番は上記のように3通りです。
全部で6通りを試せばいいので、順番にやっていたところ、
「規定回数以上間違えたので、ロックしました」という趣旨の表示が出て、これ以上できなくなりました。
なんだ、結局電話しなくちゃならないのか、と電話したところ、
「お客様は2002年に口座を作られてから、使われていないため、休眠口座になっています。まず、休眠口座を復活させる手続きをして、その後、パスワード等の再発行となります」
とのことでした。つまり、元々、電話しなければ復活させられない状況だったのです。
18年も前だったのか!?
休眠になるってことがあるんだ!?
とビックリしました。
楽天銀行から封書が来て、免許証コピーを返送し、約一週間ほどで口座情報が届きました。
さて、18年前にいくら口座に入れたのかな?とわくわくしながらログインしてみると、
ということで500円でした。
たしか、この500円も、新規口座開設キャンペーンかなにかでいただいたものだと思います。
2000年頃の熱気を思い出しました。
これからインターネットですごいことが起きる!自分たちがそこで何かやってやろう!
そんな空気があふれていました。
ネット専業銀行、今ではもう三菱UFJ銀行ですら紙の通帳をなくしていってますが、紙の通帳がない、リアルの支店がないというのは、当時は超革新的な試みでした。
ITバブル時代をなつかしく思い出すとともに、私も初心を忘れずに日々励もうと思います。