楽天モバイルへの期待と不安〜楽天カーサがよくわからない件

楽天がすごいプランを発表してきましたね!

なんと、

1GBまで    無料!
〜3GBまで   980円
〜20GBまで  1,980円
〜無制限   2,980円

当社では社員全員にソフトバンクのiPhoneを渡していますが、各社から新たな料金プランが出てきて、乗り換えも検討しています。

楽天のこの価格は、魅力的です。

しかし・・・

私も実は楽天UNLIMIT Vを契約していますが、電波をほとんどつかめたことがありません。周囲に何人かいる楽天モバイル契約者に聞いても、同様なんですよね。

たまたま、私を含め楽天モバイルの電波が弱いエリアにいる、という可能性もありますが。。。

電波をブーストするようなものはないか、探していたら、楽天カーサというものがあることに気づきました。

日本全国で、屋内のどこでもデータ使い放題 あなただけの「小さな4G基地局」

なんと、自宅に基地局置けちゃうわけ???すごい!!!

と思ってよく読んでいくと、どうやら、

「自宅のインターネット回線を楽天に利用させてあげる」みたいなんです。

え?それって、自宅なんだから、4Gとか使わず、Wi-Fiでいいじゃん。。。

Wi-Fi使える環境でわざわざ4G使うのは意味ないですよね。

さらに言えば、自宅のインターネットを楽天モバイルに使わせてあげて、楽天の基地局を作らせてあげる、というのも、うーん、とうなってしまいます。

本当の基地局だったら、ビルに間借りさせてもらうので、ビルのオーナーには賃貸料金が入るわけです。一方、この楽天カーサは、ユーザーが場所を貸して、電気代とインターネット接続も負担するわけですよね。

それに、ちょっと不安なのは、もし、私が楽天カーサを設置したら、私の家の周囲は楽天エリアになります。ご近所の人が使えますよね?その人は私の家のインターネットを使ってることになるんじゃないでしょうか?

楽天カーサのカーサが、エリアの「かさ」あげ、ではないとは思いますが、ユーザーにとっては意味がないんじゃないかと思った次第です。

と少し辛口になりましたが、日本の通信料を安くする挑戦には、期待をしています。

総務大臣が、この楽天の料金プランにどんなコメントをしていただけるのかも、”緊張感を持って注視”いたしております。

なお、2月2日8:59までは、通常より+2000ポイント多くもらえる、Rakuten UN-LIMIT V 200万回線突破記念キャンペーンをやっています。

無料のSIMを契約するだけで7000ポイントもらえるなんて、うらやましいです。私が契約した時は、ほとんどポイントもらえなかったです。

セカンドライフで「赤い羽根共同募金」を実施して14年、世界中のアバターから寄せられた募金総額は合計452,579リンデンドルに

セカンドライフが注目をあびて、もう14年です。

一時は、ミクシィがセカンドライフ内に採用オフィスを構えたり、三越がセカンドライフにお店を出したりしました。

その後、下火になっていましたが、コロナ禍でまた少し注目されはじめたようです。

当社は、2007年から毎年、セカンドライフ内で赤い羽根共同募金を行なってきました。

今年は15,135円分の寄付が集まり、赤い羽根共同募金に寄付させていただきました。

多い年でも3万円弱、少ない年だと4千円弱と、本当に少しずつですが、累計で154,303円となりました。

チャリティイベントを主催してくださる、BareRoseTokyo様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

「スマホは電話」世代と「スマホはスマホ」世代のギャップ

総務大臣がauの新たな料金プランに「非常に紛らわしい」発言をしたということで、ネット民の反応は概ね「え?紛らわしくないし?何言ってるの?」という反応です。

auのプランは、

4G/5G 20GBまで月額2,480円、通話料金は別途

というもので、料金体型自体はこれ以上ないほど単純です。

先行したドコモのahamoは、5分以内の通話無料というのがついて2,980円でしたので、5分以内の通話無料がないけれど、auは500円安い、と、まあこういうわけです。(実際、auは5分以内の通話無料オプションを500円で用意していますので、それをつけると同額です)

さて、ちょっと話題をかえさせていただいて…

プロバイダー契約に無料でついてくるのが当たり前だったメールアドレスを、2000年に当社はメールアドレスをオプション(有料)にしました。

今でこそ、メールアドレスはGメールを使う人が多くなりましたが、当時はまだGメールも開始されておらず(Gメール開始は2004/4/1)、プロバイダーがメールアドレスを発行するのが当たり前でした。

しかしながら、当社のユーザーは昔も今も先進的な人が多く、独自ドメインのメールアドレスを持っている人もすでにその当時で多かったのです。そもそも、プロバイダーはインターネットへの接続を業務として行っているわけで、メールは別業者がやるべき、というのが私の考えでした。パソコンメーカーはパソコンを作るのが業務で、アプリケーションを作るのはパソコンメーカーではない、というのと同じです。しかしながら、パソコンが普及する最初期においては、パソコンメーカーがパソコンだけ出荷しても、何も動くアプリがなければ、ただの箱になりますから、アプリも作らざるを得ません。パソコンをファミコンと置き換えてもらってもいいかも知れません。同様に、インターネット普及の最初は、プロバイダーがメールアドレス発行もしかたないことで、当社も最初はやっていたわけです。

その後も、当社は「余計なサービスを減らし、極力本業のサービスに小さい会社の全社の力を集中させることで、顧客満足度をあげる」という方針をとっています。

そんなわけで、auの新プランは当社の方針と似ているところがあり、親近感を持っていました。

そこに、総務大臣の発言があったわけです。

発言の詳細は、こちらのブログが詳しいのでそちらをご覧いただくとして、なにやらネット民と大臣との主張がかみあってない感があるのですが、オタクとおじさん世代を結ぶインターリンク(架け橋)として、私がここで解説させていただきますと、

「スマホは電話」世代 スマホはスマートフォンだから、賢い電話でしょ。電話なんだから、かけないプランなんてあり得ない。それに、政治家は電話好き。小渕元首相は、よく電話をかけてブッチホンと呼ばれたくらい。ブッチホンは1999年の新語・流行語大賞
「スマホはスマホ」世代 スマホはテレビだったりパソコンだったり通信デバイスだったり。電話として使うことは滅多にない。通話をするにしてもLINE通話とかを使う。

という世代間ギャップなのかなと思います。

経験なき経済危機 読後感想

超整理法以来、野口悠紀雄さんの本は何冊か読んでいます。

そのたびに、新たな視点や発見がありますが、この本は、コロナで経済がどうなっているのか?その後、どうなっていくのか、ということが主な論点になっています。

日本の現状については、

テレワーク がすすまない
 - 「柔軟な仕事場のポリシーを採用する企業の比率」ドイツ80%、アメリカ60%、日本30%、その他欧米諸国、中国、インド50%以上

コロナで増えない日本のeコマース消費

オンライン診療も後進国

学校のデジタル機器利用率はOECD最下位

一人あたりGDPはOECD36カ国中21位

など、衝撃的な数字が出てきます。

 

ではどうするか?

ですが、やはりデジタル化し、生産効率をあげていくしかないということなのです。

デジタルに関わる仕事をしている私は、なんとかこの状況を打開したいと思っています。

 

新年のごあいさつ 2021

あけましておめでとうございます。

昨年は新型コロナウイルスが世界を一変させてしまいました。今年はワクチン接種もはじまり、明るい希望の一年となることを祈念しています。

コロナが加速させたとも言える、テレワーク、オンライン授業、オンライン医療という流れは、新しい時代の到来を感じさせます。

インターリンクは微力ながら、ISP業務を通じて貢献していく所存です。

今後もITリテラシーの高い方々に向けた、

「使う人のあまりいない、微妙なサービス」を提供してまいります。