~ChatGPT Vs 学生が作ったAIシステム~第46回日本アカデミー賞予想対決、ChatGPTは予想を回避、学生が作ったAIシステムは「ある男」が最優秀賞作品と予想!

プレスリリースから転載

上級者向け(使う人のあまりいない)の特殊な(微妙な)サービスを提供する、インターネットサービスプロバイダーの 株式会社インターリンク(東京都豊島区、代表取締役:横山正)は、同社のインターンシップにおいて学生が制作したAI (人工知能)システムとChatGPTで第46回日本アカデミー賞を予想した結果、学生が制作したAIシステムが予想した最 優秀賞作品は「ある男」(石川慶監督)となり、ChatGPTは予想を回避したことを発表いたします。 

2019年8月に開催した「シリコンバレーインターンシップ」では、第43回日本アカデミー賞の最優秀賞作品を予想するA Iシステムの構築に挑戦。参加した学生4名は、他映画賞や作品レビュー等のデータを基にシミュレーションを繰り返して 、最優秀賞作品を「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)が獲得する予想結果を導き出しましたが、最優秀賞作品には「新聞記者」 が選ばれ、予想を外す結果となりました。しかし、第44回日本アカデミー賞で予想した「ミッドナイトスワン」は最優 秀賞を受賞。予想を的中することができました。今回は4回目の予想となります。 

このAIシステムは、ロジスティック回帰、線形判別分析、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク、決定木分 析、以上5つのデータマイニング手法をハイブリッドしたものです。学生が制作したAI予想システムが算出した各作品の スコアは、1位「ある男」(石川慶監督)0.220407091635881242位「月の満ち欠け」(廣木隆一監督)0.204104

77731435012、3位「流浪の月」(李相日監督)0.19396993390240744、4位「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監 督)0.1925038553107051、5位「ハケンアニメ!」(吉野耕平監督)0.189014341836656、以上となりました。 

そして今回は、OpenAI社が2022年11月に公開した人工知能チャットボットChatGPTにも第46回日本アカデミー賞の最 優秀賞作品予想を聞いたところ、「2021年までの知識しか持っていないので、予想することはできない」との回答でした。

 

学生が制作したAIシステムについて、インターリンク代表取締役の横山は、「抽出した基本情報となる監督、配給元、出演者のデータは、過去の映画賞受賞歴やノミネート等の映画界における実績によってスコアに加点されます。ここで培わ れた技術を用いて、メールサポートのAI化に一歩近づけると考えています。」とコメントしています。