IT系企業、トップはいつまで続けるべきか?〜進む高齢化

先日、とあるIT系企業の方と会食をし、そこで定年の話になりました。

その会社もそうですが、IT系では、

定年60歳、 退職金なし

がほとんどのような気がします。

当社は、

定年65歳、 退職金あり(選択制)

です。退職金ありを選択する人がほとんどですが、若い人では退職金なしを選ぶ人もいます。退職金なしを選択した場合は、少しだけ月額基本給があがります。

定年といえば、自分自身をどうするか、というのも、経営者にとっては非常に大きな問題です。私も60歳を超えてから、どう次にバトンタッチをするか、常に考えるようになりました。

先方の社長は70歳を超えてらっしゃるので、思い切って事業承継はどうされるつもりですか?とお聞きしたところ、あと2、3年かな、体が動けば、とおっしゃっていました。

実は………………

IT系の会社って、代表者がどんどん歳を取っていっています。なかなか次にバトンタッチできていません。一般的に創業者は長くトップにいることが多いので、さほど違和感がないとも言えます。パナソニック創業者の松下幸之助さんは実質55年間、トップでした。ただ、日進月歩、秒進分歩と言われるほど、新たなテクノロジーが生まれるIT系で、年寄りでいいのかと、自分自身のことも含めて思うのです。

そこで、またまたChatGPTに日本の主なIT系上場会社で創業者が今も代表をつとめている会社のリストを出してもらいました。

(ChatGPTが作成したものです)

日本の社長の平均年齢は60歳くらいらしいので、そこは問題ないのですが、在籍年数がとても長いです。20年前はみなさん、20歳若かったんです!しかも当時も代表者でした(コロプラ、メルカリは創業前なので除く)。みなさん、26歳から40歳までの若手経営者だったんです。(もちろん、私も人のことは言えません)

上記の経営トップのみなさんが、松下幸之助さんと同じく55年間トップにいると、70代後半から80代くらいになる計算です。お一人くらいは、経営の神様 松下幸之助さんに並ぶかもしれませんし、追い抜くかもしれませんね。