今朝、このニュースを読んで驚きました。
民泊の宿泊税、Airbnbに徴収を要請へ 京都市(朝日新聞Digital)
事実上、Airbnbの民泊を認める方向なのでしょうか?
これまで、京都市はAirbnbに一番厳しいという印象を、私は持っていました。それが、一転、認める方向に舵を切ったのかと驚きました。
ヤミ民泊、運営者に追徴課税 情報収集、京都市も協力(2017/8/17)
違法民泊をめぐる京都市とAirbnbの「攻防」(2016/7/15)
Airbnbは、発祥の地でも様々な問題があることを以前、ブログでお知らせしています。
アンチAirbnb(民泊)で米では法案、日本でも管理規約変更の動き
当社では、Airbnbを有効活用させていただいています。もちろん近隣にご迷惑などかけないよう、細心の注意を払っています。
夏のシリコンバレーインターンシップは2年続けてAirbnbで宿泊施設を借りました。
2016年サンフランシスコはこちら。
2017年サンノゼはこちら。
国内、海外で何度も利用しているので、簡単にメリット、デメリットその他をまとめてみます。
Airbnbで借りるメリット
・ホテルにはない大人数用の物件がある。上記のインターンシップに利用した理由は、まさにこれです。最大12人宿泊可能でした。
4人家族が泊まる場合にも、ちょうどいい物件が多くあります。
・旅先で、暮らしている感じを味わえる。
・ホテルより安い。
Airbnbで借りるデメリット
・衛生面の不安。ベッドが汚かったことはないが、やはりホテルのハウスキーピングとはレベルが違う。
・物件を見つけるのが難しい時がある。
新宿でAirbnb物件が見つからず、困っていた外国人を助けてあげたことがあります。親切なホストだと駅からの道順を写真つきで教えてくれたりします。
Airbnbで借りる手順は、下記の通りです。
①Airbnbに登録。
②日程と人数、予算にあわせて物件を探す。
この時点では、およその位置はわかりますが、正確な場所はわかりません。100メートル四方くらいの範囲のイメージです。
③キャンセルポリシーやハウスルールを確認。貸主に質問があれば質問する。
④申し込む。クレジットカードで支払う。
⑤OKになると、正確な住所がわかる。
⑥旅行数日前に、部屋の入り方のメールが来る。
⑦当日、チェックイン時間以降に、教えられた方法で入室する。
だいたい、こんな感じです。
注意すべきこととしては、
・評価の高い物件、評価の高いホストを選ぶようにしましょう。
・キャンセルする場合、戻ってこない金額というのがあったりします。気をつけましょう。
・宿泊料金が安いのに、清掃料金が高く、値段が跳ね上がることがあります。
・ホテルは、シーズン毎に値段を設定して、安い時期、高い時期がありますが、Airbnbは、一年間同じ料金のことが多いです。たとえば、沖縄の那覇だとホテルの方が安い時があります。
今までにあった、小さなトラブルとしては、
・暗証番号を事前に教えてもらっていたが、それ自体が間違っていて入室できなかった。メールで連絡し、5分後には解決した。
・マンションの2階の部屋ということだったが、前日に4階に変更になったと連絡を受けた。エレベーターのない物件だったので、良い運動になってしまった。
こういったドアについた鍵の暗証番号だったり、
郵便受けの暗証番号を教えてもらって、郵便受けに鍵が入っていたり、キーボックスがかけてあって、キーボックスの暗証番号を教えてもらって、そこから鍵を出したり、というパターンです。
一番ハイテクなのは、SONY社製のQrioというスマートロックです。スマホで開閉します。
現状、民泊には残念ながら騒音やゴミ出しなど、問題があるわけですが、うまく解決できれば、とても便利なものになると思います。