二刀流と言えば、エンゼルス大谷選手ですね。
誰も可能と思わなかったことを、まるでマンガのように実現していくさまは、驚きを通り越して、夢でも見ているかもと思ってしまいます。
たられば、の話になりますが、もし、過去に二刀流に挑戦していたら可能だったのでは、と思う選手が私には二人います。
一人目は、ジャイアンツでV9時代の大黒柱だった、堀内恒夫さん。3打席連続でホームラン打ったこともあります。
そしてもう一人は、私と同世代、甲子園でアイドル顔負けの人気者となり、プロ入り後は途中からバッターに転向した愛甲猛さん。
さて、野球の話はこのくらいにして、今日のテーマは、SuicaとPASMOの二刀流です。
なんのために二刀流にするのか?!
それは、「個人用」と「会社用」です。
iPhoneには複数のSuica、PASMOを入れることができます。そして1枚はエクスプレスカード設定と言って、なにも設定しなくていい、電源が入っていなくても選ばれるカードに設定できます。
たとえば、会社用をエクスプレスカードに設定しておくと、会社用を使いたいときは、そのまま改札にかざすだけで、個人用を使いたい時は、Walletで個人用を選んでから、改札にかざします。
2枚のSuicaを個人用と会社用にしてもいいのですが、同じSuicaだと選択を間違えそうなので、Suica(=個人用)とPASMO(=会社用)にしました。
前提条件は、法人カードを持っていること、です。(当社は社員全員に三井住友法人カードを渡してあります)
以下ではSuicaを例に説明します。PASMOもほぼ同じです。
SuicaのWebをみると、チャージは「法人ビューカードじゃないとできない」感をすごく出しています。
実は、リアルなSuicaカードにはビュー法人カードだけがチャージできるのですが、モバイルSuicaには、他の法人カードでもチャージできるんです。(なかなかこのことに、私自身も気付きませんでした。)
モバイルSuicaのページでは国際ブランドのみ書かれていて、実際にどういうカードが使えるか詳しく書いてありませんが、「本人認証(3Dセキュア)サービス」対応であれば使えるとのことで、三井住友法人カードは使えました。
実はモバイルSuica, PASMOにクレジットカードでチャージする方法は、アプリにクレジットカードを設定する方法以外に、Apple Payに設定するという方法もありますが、Apple Payに設定できる法人クレジットカードはとても少なくあまり実用性がありません。
モバイルSuica, PASMOを使って交通費精算をする場合の注意点は、下記の通りです。
①利用履歴は直近26週かつ最新100件しか保存されない。利用履歴を提出する場合は、注意が必要。
②チャージ限度額は2万円
これまでワークフローを提出して交通費精算をしていましたが、申請者は利用履歴を提出するのみ、経理は給与計算時に加算する必要なしとなり、交通費精算が超簡単になります。