ちょっと前のことになりますが、2026年7月4日、浅草で開催された「鳥フェス」に行ってきました。
会場には、お笑い芸人のPANAさんも来ていました。
PANAさんといえばコガネメキシコインコ(Youtubeはこちら)を飼っていることで知られていますが、この日は残念ながら愛鳥は不在。
それでもトークは、さすが芸人さん。テンポもよく、鳥の話をしながらちゃんと笑わせてくれて、楽しい時間でした。
その後、会場内をぶらぶら。
鳥フェスだけあって、インコ、文鳥、オウムなど、あちこち鳥だらけです。
ただ、私が探していたのはボタンインコ。
これが意外にないんです。
セキセイインコやオカメインコ、文鳥などのグッズはたくさんあるのですが、ボタンインコとなると、なかなか見つかりません。
ようやく見つけたお店で、マグカップやポーチなどを購入しました。
ほぼ一店舗でまとめて買ったので、当然ながら同じようなデザインばかりになりました(笑)。
でも、こういう「めったに売っていないものを見つけられる」のが、鳥フェスの面白いところなのでしょう。
鳥フェスはいつからあるのか
ところで、鳥フェスというイベントは昔からあったのでしょうか。
調べてみると、現在の「鳥フェス」が始まったのは意外に最近で、2016年です。
最初は2016年4月に池袋で開催された「池袋 鳥フェス~インコとフクロウ大集合!~」。
鳥をテーマにした雑貨や食べ物などを集めたイベントとして始まりました。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
現在では、浅草、大阪、名古屋、横浜など各地を巡回する鳥好きのイベントとして定着しています。
1970年代や1980年代には、愛鳥家の集まりや品評会、野鳥観察会、愛鳥週間のイベントなどがありました。
ただし、今の鳥フェスのように、
「鳥が好き」
という一点だけを共通項にして、全国から個人の作家やお店、ファンが集まり、何百もの鳥グッズを売ったり買ったりするイベントは、比較的新しい文化のようです。
インターネットが「ニッチ」を大きくした
これはやはり、インターネットの影響が大きいと思います。
昔だったら、たとえば「ボタンインコが大好き」という人が全国に何千人いたとしても、お互いの存在を知る方法がほとんどありませんでした。
東京に100人、大阪に50人、北海道に30人……とバラバラに住んでいたら、市場としては存在しないのと同じです。
ところがインターネットができて、ブログができ、SNSができました。
すると、全国に点在していた「ボタンインコ好き」が簡単につながります。
作る側も同じです。
昔なら、ボタンインコだけを描いたマグカップを作っても「誰が買うんだ」となったでしょう。
ネットで普段つながっている人たちが、今度はリアルな場所に集まる。
鳥フェスは、そういうインターネット時代ならではのお祭りなのです。
2026年の鳥フェス浅草は、200を超えるクリエイターや企業が参加する規模にまでなっています。(東京新聞)
考えてみると、これは鳥だけの話ではありません。
昔なら人数が少なすぎてイベントにならなかった趣味でも、インターネットなら全国から仲間を集められます。
大勢の人に受けるものだけではなく、「好きな人はものすごく好き」なものが成立する時代になりました。
私は、こういうニッチなイベントがもっと増えていくと面白いと思います。
次はぜひ、ボタンインコ専門フェスもお願いしたいところです(笑)。

