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新聞社と新聞販売店の未来

朝日新聞がCNETZDNETを事業継承というニュースが7/1にありました。

愛読している磯崎哲也さんのメルマガ最新号が「新聞業界は今、どうなってるか?(朝日新聞社編)」で、朝日新聞社の経営状態の厳しさや社主の遺産相続対策を分析していました。

なんらかの対策をしない限り、新聞社はつぶれてしまうと思われます。

朝日新聞社も、インターネット化へ向けてCNETやZDNETを継承したのでしょう。

フリーでやっていけるノウハウを身につけて、無料化というのもありそうです。

無料新聞は欧州では3年前から注目されていますが、日本ではまだです。
(参考:ezaka takeru’s memo:
ヨーロッパで急増する無料新聞(2006/8/11)

無料漫画雑誌、コミック・ガンボの挑戦は、残念な結果に終わっています。

さて、もし、新聞が無料化されたら、販売店はどうなるのでしょうか?

①R25などと同様、配布先の獲得と配布。

②無料で担当区域全戸配布してしまう。販売店の収入は、折り込みチラシ。

③社会の高齢化に伴い「御用聞きビジネス」へ。酒屋の「カクヤス」が成功例。

安全な順に書いてみました。

私が新聞販売店店主なら、③に挑戦してみたいです。

インフルエンザ対策

インフルエンザ対策

シドニー出張で気を使ったのは、インフルエンザ対策です。

写真にある、「クレベリンゲル」。室内においておくと、二酸化塩素がウィルスを退治するというもの。

感染した場合、感染を広げないためのN95マスクや、すぐに直すために、かかりつけの医師に処方してもらった、タミフルを持って行っていたのです。

さらに出張後4日間、潜伏期間の可能性があるため自宅待機をしました。

そのため、ブログの更新が遅れました。

同じように日本から出張した会社の方々は、帰国後すぐに出社するということでした。

ちょっとやりすぎだったかも知れません。

さて、その新型インフルエンザですが、ウィルス自体の毒性が低いという割には、中国で感染拡大、と未だにニュースになっています。

CTU捜査官ジャックバウアーが活躍する米TVドラマ「24」を見すぎている私としては、もっと毒性の強い新型ウィルスを持っているテロリストが、まずは毒性の弱いウィルスをばらまいて、脅迫しているのではないか?

などと思ってしまいます。

クレベリンゲルは2ヶ月間もつそうで、せっかくなので帰国後も私の机の上に置きました。

塩素の臭いを撒き散らしています。

ICANNシドニー(その5):Asiaレジストリアライアンス

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(Asiaレジストリアライアンスミーティング)

25日はパブリックフォーラム、Asiaレジストリアライアンスミーティングに出席。

パブリックフォーラムではJPNIC丸山氏が企業TLDに関する質問をされていました。
企業TLDについては見切り発車的に各国、各企業でスタートしています。

Asiaレジストリアライアンスというのは、Asiaのレジストリ及びこれからレジストリを目指す団体が、ドメイン名を申請するときに同じドメインを申請しないよう調整したり、2バイト文字(漢字、ハングル)などの問題について考えていく団体を作ろうとしています。

日本からの出席はGMO社と当社でした。

その後、ブース撤収。一抹の寂しさを感じつつ。
オタクッキーが1つだけ余ったので、都市名TLDグループのリーダーで.berlinの代表Dirk氏にプレゼント。大喜びされました。

夜はCORE主催のディナーが現代アート美術館にて。COREはレジストリシステムを.catなど、商業的には成功しにくいドメインを中心に取り扱っています。
今回、ICANNの新gTLDに対する取り組みが遅いことに対し、一歩ずつでも進めていこうよ、という意味で人が歩いている姿をバッジにして配布していました。
こういった主張の仕方もスマートでかっこいいです。見習いたいです。

26日はICANN理事会を少し見学し、帰国の準備をはじめます。これにてICANNシドニーのレポートは終了です。近い将来、日本でICANNミーティングを開催できたらいいなと考えています。ICANNの皆さんをAKIBAにご招待したいです。

ICANNシドニー(その4):WDCいよいよはじまる!

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WDC(ワールドドメインカップ)が日本時間12時にスタート。シドニーは時差1時間で13時スタート。

14時に集計したところ、応募数約600、英語ページ、中国語ページからの応募もありました。

ICANNシドニーのブースは、「どっと込む」というほどではありませんが、多くの人が訪れてくれています。

mixiニュースなどにも取り上げられました。海外でも既にいくつか取り上げられています。

ブースでは、このアイデアをどうやって思いついたのか?とよく聞かれます。

私は新サービスや新規事業を考える場合、もし自分が1ユーザーだったら、こういうのがあったらいいな、という観点で考えています。

自分の思いついたドメインが世界中で使われるとか、考えただけですごくないですか?

その上、賞金もついてくる、という。

ぜひ、皆さんのご応募をお待ちしております。楽しいドメインでインターネットをさらに楽しくしましょう!

ICANNシドニー(その3):ドットエコ

本日はブース巡りと2、3の会議に出席。

ドットエコのブースがありました。

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以前、ゴア元副大統領がドットエコに賛同、という記事を紹介しました。

が、なんと、このドットエコは、ゴアさんが賛同したのとは別の団体だそうです。

ドットエコのように人気のあるドメインは、複数の団体が立候補しそうです。

今日は写真がないので、普段なにを食べているかを披露します。

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近くのショッピングセンターのフードコートの日本食「おおぜき」

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おいしいです。海外で和食を食べるのは、私の趣味の一つです。「オーストラリア料理や世界各地の料理は日本でも食べられる。海外和食は海外でしか食べられない」という理屈です。(まあ、こんなことにも理屈を付けるのが東大卒のいけないところですね。)

そして、外国人が当たり前のように箸を使って、おいしそうに和食を食べているのを見ると、とても幸せな気持ちになります。

ICANNシドニー(その2)

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ウェルカムセレモニーとCEOの報告。参加者がとても多いです。やはり新gTLDの話題があるからでしょう。

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gTLDの今後のスケジュールについてのミーティング。最後の質疑応答では、「いつになったら最終版が出されるのか?サンタクロースが持ってきてくれるの?」という質問があり、会場は大笑い。欧米の人はこういう時にもジョークを織り交ぜ、交渉上手です。

ランチは、新しくレジストラーとなった、PURENIC浜田社長と近くの日本食「YAMA」へ。レジストラー同士の情報交換や、日本の意見をICANNに反映していくためにも、レジストラー間の協調をはかるべきということで一致。

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都市名ドメインに関するミーティング。傍聴者が前回より格段に増え、関心の高さを示します。日本からの参加者はこれまで通り、私たちだけです。

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現在、候補にあがっている都市名ドメインの一覧。今回、「.tokyo」「.東京」2つロゴを作りました。漢字の方は東京タワーをイメージ。「.nyc」(ニューヨーク)が2つあります。立候補している団体が2つあります。

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ICANN CEOのPaulが退任するのでそのお疲れさん会です。このあと我々は都市名ドメインの仲間たちとシドニータワーで夕食会。情報交換と交流を図りました。

ICANNシドニー(その1):WDC(ワールドドメインカップ)の反響

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今日は、ICANNシドニー会議初日です。

昨日、ブースにオタクッキーを置いたままにしていたら、なくなっていました。急遽新たに並べました。さらに、ドットトーキョーバッジを作ってきたので、それを並べました。(*注1)

WDC(ワールドドメインカップ)については、世界各国の方々に興味を持ってもらえて、好意的な言葉を頂いています。

「とても面白いアイデアだね」「ユーザーから聞くのはいいことだ」「僕も応募するよ!」

新ドメインを提案するには、審査料だけで18.5万ドル必要で、個人ではほぼ不可能です。いまのところ、個人ユーザーが新ドメインを提案する唯一の方法が、当社のWDCに応募することです。

続きを読む ICANNシドニー(その1):WDC(ワールドドメインカップ)の反響

ICANNシドニー(その0):ブース準備

明日からICANNシドニー会議です。

一日早く乗り込み、ブース設営をしました。

ICANNの案内板にインターリンクの名前が載っています。

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日本の会社でブースを出したのは初めてだと思う、とICANNの人に言われました。

ICANNシドニー会議が終わるまで、このブースでWDC(World Domain Cup)の宣伝をします。

『走れメロス』100名プレゼント〜太宰治生誕百年〜

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本日、6月19日は桜桃忌。そして今年は太宰治生誕百年ということで、太宰の出身地、青森県五所川原市では生誕百年祭がおこなれます。

さて、当社では、あまり知られていませんが、遺言メールサイト『走れメロス』というものを運営しています。

ちょっと長くなりますが、サイトより引用します。

−走れメロスとは−

 このサイトを利用するには、あなたの最も信頼できる友人に、あなたの死後、遺言メールを送信する「送信コード」を託さなければなりません。
 太宰治「走れメロス」で、メロスの身代わりとなったセリヌンティウスが、自らの命を託して親友メロスを信じました。あなたが最も信頼できる友人、自分の死後、間違いなく「送信コード」を入力してくれる友人。あなたにとっても、その人がメロスなのです。

太宰の死後50年以上経っているので、著作権保護期間が過ぎており、各社からさまざまな書籍が出版されています。

このたび、当社では、『走れメロス(声に出すことばえほん)』を100名の方にプレゼント致します。

プレゼント応募要項

 ・このブログ記事のコメント欄に「お名前(ペンネーム可)、メールアドレス」を書き込んでください。
 ・コメントは非公開になっています(コメント数も反映されません)。
 ・2009/6/19から2009/6/30までご応募いただいた中から、抽選で100名様に上記書籍をプレゼントします。当選者へのみ、当選メールをお送りします。

奮ってご応募ください。

今日であった「いい言葉」

アドスタディーズ田村さんのブログ『今日であった「いい言葉」』が面白いです。

花王のコピーを作っていた田村さんは、「いい言葉」を長年スクラップにまとめてあるそうです。さすがです。

実はこのブログのタイトルも「いい言葉」の一つに入っておりまして、恐縮至極です。

6/8の田村さんのブログに、ダンデミスの「他人の幸福をうらやんではいけない。なぜなら、あなたは、彼の密かな悲しみをしらないから」という言葉が取り上げられています。

私の大学院の後輩F君。麻布中学、高校から東大に入り、今は東大助教授。2枚目でハンサム、楽器もこなし歌も上手、運動神経も抜群で体格も良く、奥さんは元スチュワーデス。

うらやましいな、という気持ちはずっとありましたが、若い頃はなかなかその気持ちを自分でも認めたくないわけです。

私も40代となり、自分の気持ちに素直になってきたのでしょう、あるとき彼に言いました。「君ほど幸せな人を見たことがない。うらやましいよ」。

「そんなことないですよ。結構苦労してるんです。」という彼の答に驚いた
ことがあります。