情報を捨てる時代に、情報を集める技術は必要か?

今日のブログは私の雑感です。

Evernoteというサービスがあります。

インターネットで見つけたページを保存したり、ちょっと思いついた

ことを書きとめたり、携帯で撮影した写真を貼り付けたりする、現代版

スクラップブックといえば、わかりやすいでしょうか?

これまでも、インターネットの情報収集ツールとしては、ジャストシステム

ネタの種」というソフトもありました。

Evernoteが注目されているのは、クラウドサービスであるということです。

つまり、情報を自分のPCに保存するのではなく、クラウド上に保管する

ことで、携帯からでもPCでも、いつでもその情報にアクセスできます。

私自身も、「ネタの種」を使っていましたが、いつしか使わなくなりました。

理由は、情報を集めてばかりで、それらをうまく使いこなせない、のです。

情報を集めたゴミ箱になってしまうのです。

Evernoteでも同様のことは起きているようで、

Evernoteをゴミ溜めにしない、肩の凝らない使い方

という記事が大変よく読まれているようです。

そして、ちょっとEvernoteの欠点を挙げるとすれば、

カテゴリ分類、ということでしょうか?

自分で分類をして、そこに情報をストックするのですが、これは、

Google的な考えかた、あるいは野口悠紀夫先生の超整理法でも否定

された方法であり、特に情報があふれる時代には向いていないと

思います。

現代は、情報があふれていて、Web上にも情報があふれています。

「情報を集める時代」ではなく、「情報を捨てる時代」になっていると

思います。