カリフォルニア州では、くじ引きが禁止ということで、
ICANN(本拠地カリフォルニア州マリナデルレイ)は、
「設定した時間に、できるだけぴったりクリックした」
順番に、新gTLDの審査をすすめることにしました。
(バッチ処理と呼ばれています)
もちろん、こんなやり方には批判がたくさんあります。
今日から、当社でも、「何時何分何秒」と設定して、
クリックする、ということをはじめました。
カリフォルニアに近いほど有利ですが、ICANNでは
地理的条件も加味する、と言っています。実際どのように
加味してくれるのかは謎です。
テスト用のシステムと本番用システムがあり、テスト用では
結果が表示されました。何msずれたか、わかりました。
しかし、本番では、それすら表示されません。
うーん、これでは、ICANNが勝手に順番を決めても、文句も
言えません。
また、競合がある文字列の場合は、競合と一緒に審査される
ため、競合が一番いい結果を出して、一番に審査されることに
なったら、その他の競合も一番最初に審査されます。
競合のない文字列の場合、後回しになる可能性が高いという
ことです。
24日からはじまるICANNプラハ会議で、バッチプロセスについて
意見がたくさん出そうです。