ICANNが「くじ引き業者に俺はなる!」

これはJALの機内で書いています。

JAL SKY WIFIというサービスがはじまっていて、機内でインターネットができます。

速度は300kbps弱で、ドイツのIPアドレスがあたります。ちなみにFacetimeは、たまに可能、Viber、050plusは不可でした。ログインする形式なので、同時アクセスしなければ、PCとスマホの両方使えます。

さて、本題です。

なんと、ICANNが「くじ引き業者になる」ということがわかりました。(まだ正式ではなく、パブコメのあと正式決定です)

2000近くある、新gTLDの申請を、どういう順番で受け付けるか、それが大きな課題でした。

当初は、デジタルアーチェリーという方法、何時何分何秒にクリックする、という競技のようなものをして、一番近い申請者から順番に、という話でした。

しかし、この方法は、ICANNサーバーのあるマリナデルレイに近いほど有利です。

地理的条件を加味する、ということでしたが、どう加味するのか、事実上、公平な競技は不可能です。

なんらかのくじ引きにしたいところですが、カリフォルニア州では、一切くじが禁止とのこと。

その次の案は、順番に審査するが、審査結果の公表は全部まとめてする、というものでした。

この方法は、審査の公平性が保たれるのと、新gTLDのスタートが皆、同じ条件になるので、公平です。

しかしながら、ある意味では、一番遅い時期に全員がなってしまう、ということです。

私はこれで決まりと思っていたのですが・・・。

今回、提案されたのは、ICANNがカリフォルニア州に申請して、くじ引き業者になって、くじ引きで審査の順番を決める、というもの。

なんだ、くじ引き業者になればいいなら、最初からそうすればいいのに、という感じですが。

そして、12月にロサンゼルスにくじを引きに来い、と。ドラフト会議より熱いくじ引きになりそうです。

文字列が競合している場合は、たとえば、A社とB社がともに、「.domain」を申請している場合は、A社とB社の両方の審査が終わってから、やっと両社が本格的に協議またはオークションをすることになります。

今後も、さまざまな駆け引きがありそうです。

ICANN「くじ引き業者に俺はなる!!」

私「おう!俺も協力する!!」

(マンガ「ワンピース」風にしてみました)


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