「ワルプルギス夜を体験してきたら、あまりにも○○○だった!(1/2)」の続きです
さあ、いよいよワルプルギスの夜、当日の朝を迎えました。
朝8時半頃の市庁舎前です。まだ誰もいません。
11時半になると、
大勢の人がいます。実は写真中央にいるのは、結婚式を終えて市庁舎から出てきた人たちです。黒塗りの車もありますね。白く見えているのは、大きなハートマークです。
この写真には魔女コスプレの人は3人くらい写っています。
たしかこのあとです。写真も取り損ねましたが、
キュゥべえ と ほむら がいました!
おお同志よ!と心の中で叫んだ私でした。
そして13時28分には・・・
市庁舎前に続々と魔女コスの方々があつまっています。
13時半過ぎ、市長のあいさつがはじまり、広場は多くの魔女で埋め尽くされました!
と言いたかったのですが、とても多くの人と、40人くらいの魔女(あるいはデーモン)コスプレの人たちでした。
市長の挨拶が終わると、魔女たちが輪になって踊り、その後、みんなで歌を歌っています。
市庁舎前でのイベントはこれでおしまいでした。
これを見たら、蒸気機関車でシールケに向かうと良いでしょう。(私は少しでも早くシールケに行ってなにが行われるか見たかったので、蒸気機関車乗車は翌日にし、タクシーでシールケに向かいました。約30分で40ユーロ。後で述べるようにパレードまでに行けばいいので、蒸気機関車で十分間に合います)
時刻表はこんな感じ。URLはこちら。
市庁舎から歩くなら、ヴェルニゲローデ駅より一つめのWesterntor駅の方が近いですが、座席確保を考えると、始発のヴェルニゲローデ駅まで歩いた方が良いと思います。
シールケはヴェルニゲローデより寒いので、防寒はしっかりと。もしブロッケン山まで行くのなら、耳が痛くなるほど寒く風が強いので、フードつきが必須です。
14:55発に乗るならブロッケン山まで行って、シールケまで戻っても余裕があります。
料金はブロッケン山まで往復で43ユーロです。
切符は昔ながらの厚紙で、車掌さんが穴を開けます。
蒸気機関車、とても迫力があります。これは1つめの駅Westerntor駅を通過するところです。
車内はこんな感じ。中央右に見えるのはトイレです。1両だけトイレ付きがありました。
ボックスシートについている小さな木製のテーブルには、路線図が描かれています。
車掌さんが検札にきます。途中駅から乗車の場合は、車掌さんから切符を購入しているようでした。
シールケ駅はこんな感じ。
シールケの野外会場入口にチケットブースがあります。
ここで料金を払うこともできますが、私はヴェルニゲローデのツーリストインフォメーションセンターで前売りを買っているので、それを見せると、こんな感じのリストバンドを巻いてくれます。
そのまま会場に入ったのですが、時間が早いのか、まだ盛り上がっていなかったので、再度、外へ。
すでにパレードを待つ人たちが道の両側にいました。
そして19時半ころ、パレードが始まりました。私がいたのは最終地点だったようで、少し移動して撮影開始。
これはパレードの5番目のグループの先頭のこどもたち。
このように、番号とチーム名が書かれたボードを持って行進します。
西から東に歩いてくるので、完全に逆光です。
ここからはパレードの写真をいくつか。
トラックやトラクターをデコレーションして、というのが多かったです。デコトラ、デコトラクターですね。
さらにスモークをはいていたり、大がかりです。日本で言えば神輿のような感じでしょうか。
約30分でパレードは終わり、すぐ近くのレストラン Cafe am Kurparkへ。お腹がぺこぺこでした。
これが最高に美味しかったです。ドイツで食べた中で一番かも?
お腹がいっぱいになって、再度、野外会場に行きます。
ライトアップして、木が青かったり赤かったりして幻想的です。
荒井由実の「天使が降りてきそうなほど♪」を口ずさみたくなります。でも今日は天使でなくて、魔女ですね。
こんなテントがたくさんあって、魔女達が食事をしていたり、談笑していたり。
iPhoneで撮影しているので、明るく見えますが、実際にはもっと暗かったです。
少し西に歩くと、ものすごい数の屋台と人が。
どれも美味しそうです。さっきレストランで食べてお腹いっぱいでなければ・・・・
食事の屋台だけでなく、その他、革製品の屋台もあれば、お土産屋さんもありました。
そしてとうとう・・・・
ワルプルギスの夜のクライマックスと言われる、かがり火を見つけました!
明るくすると、
こんな感じです。
あの、、、、すみません、、、想像していたより、ちいさい、というか、かなりちっちゃいんですが・・・(笑)
こうして、ブロッケン山から下りてきた、魔女との宴の時間は楽しくすぎていきました。
〜ワルプルギスの夜をこんなに楽しく過ごせるのも、まどかとほむらが、平和な世界を作ってくれたおかげ〜
と思いながら、1kmくらい先の帰路のバス停に向かいました。
ワルプルギスの夜を体験してきたら、
あまりにも のどか でした。