配車アプリ「DiDi」こっそり東京で試験中

以前、

「東京五輪までにUBER TAXIを」

というエントリを書きました。

各社が日本独自のアプリを作っているようでは、海外からのお客様に対応できないからです。

すでに、世界的には、

「UBER」「Lyft」「DiDi」「Grab」

が標準アプリとなっています。私も日本製アプリを使いましたが、羽田空港第1ターミナルに車を呼べないとか、使い勝手の点ではるかに及びません。

「DiDi」(滴滴出行)は中国で人気の配車アプリで、ロゴも含めて「UBER」を真似したか?と思えなくもないものですが、中国では「UBER 中国」を買収し、その後、ソフトバンクの資金も入って、TAXIを呼ぶアプリとして日本展開をはじめていました。

(左:UBER 旧ロゴ、右:DiDiロゴ)

UBERは、あまりに、一般人が運転するライドシェアにこだわったため、国交省からも中止指導を受け、試験運用を停止せざるを得なくなりました。

タクシー配車アプリは既に存在しますので、DiDiが、ライドシェアを後回しにし、単なるタクシー配車アプリとしてスタートすれば国交省からも中止指導は受けなさそうです。うまく考えたなと思います。

私の考えは、東京五輪で多くの外国人がいらっしゃる。そこで標準的なアプリが使えないのは大問題、ということなので、UBERでなくても、上にあげたどれかが使えればいいと思っています。(標準アプリが使えないというのは、たとえて言えば、「日本では、Facebookやめてmixi使え」と言うのと同じくらい乱暴な話です)

ということで、DiDiさん、DiDiを採用したタクシー会社さん、東京五輪での健闘を祈っています。

現在、お友達紹介で1500円分(1000円と500円の2つ)のクーポンが紹介した人、紹介された人双方にもらえます。ぐぐればたくさん紹介したい人がいるので、そちらからゲットしてもらえればいいですが、どうしても私から紹介されたいという奇特な方は、クーポンコードJPRBY9MFをお使いください。

第14回オタク川柳解説

第14回となったオタク川柳大賞の投票がはじまりました。

今年は、「地下鉄に乗るっ」プロジェクトで太秦萌をはじめとするキャラクターのポスターやアニメを展開している、京都市交通局とコラボして、特別賞「太秦萌賞」も用意させていただきました。

グランプリ候補は、下記の20句となります。太秦萌賞については、グランプリとのダブル受賞もあり得ます。では解説をしていきましょう。

●<太秦萌賞> つり革に やっと届いた あの日から (盟主クサイ:30代)
京都市交通局様が選んでくださったアニメのワンシーンのように美しい句です。

●ありがとう 推しが生きてる それだけで    (青い涙:40代)
結婚しようとも解散しようともただ生きていてくれればよいという、見返りを求めない究極のファンの姿を描きました。

●おっさんも 恋する時代に おれたちは (母親が妙に優しい放映後:30代)
大人気ドラマにおけるおっさんたちのピュアな恋愛と自分たちの現実との落差が物悲しいです。

●細胞は はたらいてるが 俺無職        (はたらけない才能:50代)
すでに海外でも人気のアニメ「はたらく細胞」
働かない私の中でもはたらいていることに感動を覚えざるを得ません。

●魂を 売って転売 品買うな (転売屋は悪魔:20代)
転売屋へ支払った高額のお金は推しには渡りませんので、転売品を買うような魂を売る行為は我慢しましょうという、転売屋撲滅運動の標語的な句。

●隠しても 所作にオタクが ひょっこりはん (おたばれ荘:40代)
隠れヲタの隠しきれないオタク臭が人気芸人さんによって可視化されています。

●ま ま 満足   買ったら 満足  ま ま 満足 (恋する サボテンちゃん:40代)
オタクの物欲が満たされた時の幸福感があのCMのリズムにぴったりはまった句です。また、CDを聴いたり、ポスターを飾ったりすることでなく、買ったことだけで満足感を得るオタク特有の性癖もうまく表現しました。

●プリキュアに きっと僕らも なれるよね    (夢見る成人男性:20代)
男の子もプリキュアになれることで大きな話題となりました。変わらない味と言われる老舗和菓子店が、実は時代に合わせて微妙に味を変えていると言いますが、不朽の名作プリキュアも、男子中学生がスカートの制服を選べる現代という時代に合わせていっているのでしょう。

●沼の水 抜いたらオタク 大量死        (絶滅危惧亭主:40代)
たとえば、BLにはまっていることをBLの沼にはまった、というような表現をします。
オタクというのは、何かしらかの沼にはまっていると言えるわけで、沼の水がもし抜かれてしまうとオタクだけが干上がって出てくることになります。池の水を全部抜く特番をしているテレ東に、池の水は抜いても、沼の水は抜くな、という警鐘の句です。

●天才と バカとオタクは 神一重        (風まかせ:60代)
赤塚不二夫が天才バカボンで、天才とバカは紙一重ということを知らしめましたが、そこにオタクも取り入れ、さらに神一重としたところにセンスを感じます。とにかくみな突き抜けています。神一重がどのくらいの差なのか、とても気になります。

●インスタに 映えぬ日常 生える草 (うーるちゃん:20代)
オタクのインスタ映えなんてwwwwwwwww という句でしょうか。

●味付けと 本は薄めの ほうがいい (まさしお:30代)
ちょっとメタボなオタクには薄味と薄い本(=同人誌)が大切です。

●いやいやいや 上には上が いますので(デュフフフフ:20代)
褒められてとてもうれしく、オタク特有の含み笑いをしてしまう様子がペンネームから伝わってきますがとても謙虚です。

●新元号 オレの中では 「絆愛」        (♪わたしーはあーいのぶいちゅーばー:50代)
人気バーチャルYouTuberキズナアイを連想する美しい漢字です。

●おまいらと 夏の思い出 コミケ雲 (雨海正和:40代)
オタクたちの汗と涙の凝結を美しいアニメのように表現していますが、実際は、熱気と臭気の戦場です。

●平成を ジャンプどころか ワープした (40代後半未婚:40代)
平成を未婚のまま通り過ぎる昭和生まれの人が平成ジャンプとよばれていますが、ジャンプどころか、ワープしたということなので、いまだ30年前の10代の少年少女のような心をもっているということなのでしょう。

●二次元と 筋肉だけは 裏切らない (四苦八苦スル:30代)
流行語「筋肉は裏切らない」の強さで二次元への信頼をうたった句。

●みうらじゅん いとうせいこう 山田五郎    (フンガー:40代)
サブカルの大御所がそのまま5・7・5のオタク川柳になりました。百万遍となえてもご利益はありません。(多分)

●ご希望の お席がご用意 できました (このためにちょっと祈る:40代)
ファンイベントで抽選が行われ、当選したときにこの文字を見ることになります。
この文字を見たくて親戚一同の名前を借りあらゆる手を尽くすオタクの様子が目に浮かびます。

●<敗者復活枠> こしと粒 きのこたけのこ 受けと攻め (戦いは終わらない:30代)
こしあん派か粒あん派か、きのこ派かたけのこ派か、受け派か攻め派か、こだわりあるオタクの戦いは今日も続いています。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

読んだ方のハートにつきささるものがあれば、投票をお願いします。投票いただいた方の中から豪華商品も当たります。

骨髄バンクにドナー登録していましたが…

水泳の池江璃花子さんが白血病になったという衝撃的なニュースが流れました。

実は、私は骨髄バンクにドナー登録していました。1998年くらいのことです。

骨髄バンクから封筒が届くたび、「適合する人がいたのかな?骨髄提供になったら、注射がちょっとコワイ」と思いながら封をあけると、

「今年も適合する人はいませんでした」

というような内容でした。毎年1回届いていました。

いつごろからか、そういえば、最近届いてないなあと思って、調べてみると、なんと、

「55歳で登録取り消しになる」

とのこと。

私の知人には、2回も適合した人がいます。2人の方の命を救ったというと大げさなのかも知れませんが、2人の方の治療に大いにお役に立てたのだろうと思います。

さきほど、骨髄バンクのホームページを開こうとしたら、とても開きにくかったので、大勢の方が閲覧しているようです。

多くの方がドナー登録されて、ひとりでも多くの提供を待つ方に届くことを祈っています。

日本骨髄バンク

100億円キャンペーンが流行中…

泉佐野市がふるさと納税で100億円キャンペーンを開催中、

PayPayが第2弾100億円キャンペーンを本日開始、と

世の中、100億円キャンペーンが流行っています。

100億円還元するためには、

少なくとも100億円以上の売り上げ(収入)が必要

なわけですが、このあたりの根拠はどうなってるのかな、と思うわけです。

たとえば、町の小さな小売店、年商が1億円にも満たない商店が、「100億円還元キャンペーン」をやったとして、それは誇大広告というか、なんらかの法律にひっかかるのでしょうか?

泉佐野市もPayPayも20%程度の還元なので、わかりやすく言うと、

(最大20%還元しますので)
「500億円売れたら、100億円還元になります」

という話なわけです。

PayPayは新規参入でこれまでの売上ゼロでしたが、提携のファミマその他の売上を計算して、500億円決済も可能、という机上の計算があったのだと思います。

泉佐野市は、2017年度のふるさと納税が135億円だったそうですので、このキャンペーンで約4倍の500億円に増やす、という見込みなのだと思われます。

泉佐野市については、ふるさと納税の趣旨に合うとか合わないという議論はありますが、この100億円還元という規模については、あまり言及されていません。私はこの点が気になりました。

4〜5倍なら、まああり得る、ということで許容される範囲なのでしょうか?

残念ながら当社の売上規模では10倍しても500億円には全然届かないので、100億円還元キャンペーンはできそうにない、という結論になりました(笑)