第45回日本アカデミー賞大予想

上級者向け(使う人のあまりいない)の特殊な(微妙な)サービスを提供する、インターネットサービスプロバイダーの株式会社インターリンク(東京都豊島区、代表取締役:横山正)は、インターンシップにおいて学生が制作したAI(人工知能)システムで第45回日本アカデミー賞を予想した結果、最優秀賞作品は「孤狼の血 LEVEL2」(白石和彌監督)となりましたことを、発表致します。

 

2019年8月に開催した「シリコンバレーインターンシップ」では、第43回日本アカデミー賞の最優秀賞作品を予想するAIシステムの構築に挑戦。参加した学生4名は、他映画賞や作品レビュー等のデータを基にシミュレーションを繰り返して、最優秀賞作品を「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)が獲得する予想結果を導き出しましたが、最優秀賞作品には「新聞記者」が選ばれ、予想を外す結果となりました。しかし、昨年の第45回日本アカデミー賞で予想した「ミッドナイトスワン」は最優秀賞を受賞。予想を的中することができました。今回は3回目の予想となります。

このAIシステムは、ロジスティック回帰、線形判別分析、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク、決定木分析、以上5つのデータマイニング手法をハイブリッドしたものです。インターリンクAI予想システムが算出した各作品のスコアは1位「孤狼の血 LEVEL2」(白石和彌監督)0.157611462692135、2位「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)0.13609867052840022、3位「護られなかった者たちへ」(瀬々敬久監督)0.1325151202287746、4位「すばらしき世界」(西川美和監督)0.12868282522904556、5位「キネマの神様」(山田洋次監督)0.12669285695405197となりました。

インターリンク代表取締役の横山は、「抽出した基本情報となる監督、配給元、出演者のデータは、過去の映画賞受賞歴やノミネート等の映画界における実績によってスコアに加点されます。ここで培われた技術を用いて、メールサポートのAI化に一歩近づけると考えています。」とコメントしています。

シリコンバレーインターンシップは、2022年8月に開催(※)。募集開始は5月上旬を予定。詳細は、シリコンバレーインターンシップ公式サイト(https://インターンシップ.みんな/)をご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ 開催可否を判断します。シリコンバレーでの開催が困難な場合はオンラインで開催、中止の場合は2023年へ延期となります。

【参考 過去のAI予想】
・第43回日本アカデミー賞(2020年)

・第44回日本アカデミー賞(2021年)


【シリコンバレーインターンシップ】
https://インターンシップ.みんな/

2011年から10年間の期間限定としてスタート。新型コロナウイルス感染症拡大のため2020年は中止、2021年はオンライン開催となりました。今までに参加した学生は49名。これからのIT業界を担うシステムエンジニアのインターンシップ開催場所として、多くの先端技術企業が本拠を置くシリコンバレーが最も相応しいとするコンセプトの下、課題への取り組みだけでなく、Adobe、Apple、Google、HP、Mozilla、Twitter、Yahoo等の企業訪問や観光ツアーを実施しています。特に企業訪問先で開催される食事会では、現地で活躍されるスタッフから貴重なアドバイスを得ることができる機会として、学生が楽しみにしているイベントにもなっています。