News Diet〜ニュース(情報)ダイエットはじめました

New Diet
(新しいダイエットの方法)

ではなくて、

News Diet
(ニュースのダイエット)

という本を読んで、著者が振り返るご自身のことが、まさに自分のこと、と思い当たることが多くあり、この本が勧めるニュースのダイエットをはじめました。


朝のNHK BSのWorld Newsからはじまって、1日に何度もYahoo! NewsやGoogle Newsを覗き、仕事が終われば夕方のニュースを見て、夜のニュースも見る、という生活をしていました。

多くの情報を仕入れて、それらについて、自分なりの意見を持ち、それらが話題になった時には、周りの人々が思わず唸ってしまうような立派なコメントができることが知性の証のように考えていたのです。

それってほぼ、コメンテーターの仕事ですね(笑)

著者は、次のようなことを述べています。

ほとんどのニュースはあなたに関係ない

ニュースの消費は物事を単純化してしまう

注目を集めやすいネガティブニュースがストレスとなる

たしかにその通りと思います。

こちらで「日本語版に寄せて」の部分をサンプルで読むことができます。

あなたは疫学者だろうか、ウイルス学者だろうか、(中略)もしあなかがこれらのどれでもないのなら、コロナに関するあなたの意見は、あなたの「難しすぎる案件」用バケツに投げ入れることをおすすめしたい。

という部分には、本当にハッとさせられました。(日本語版初版は2021年2月です)

専門外であり、その複雑な事象をつぶさに検討しているわけでもないのに、事象を単純化して意見を言っていた自分が恥ずかしくなりました。

私は、インターネットやコンピュータを生業としています。一般の人やメディアが誤った解釈をしている場面によく遭遇します。「餅は餅屋に」まかせるべきなのです。

その上で、私たちがすべきことは、「自分の能力の輪(限界)」の中で、その能力をしっかりと使っていくことなのだということを本書は教えてくれました。

創業者利益と投資利益〜創業者への優遇措置がない日本で創業意欲は失われないか?

富が一部の富裕層に集中する現象は世界共通であり、G20をはじめ多くの国が「富裕層課税の強化」へと舵を切っています。

この動きに対する反応は様々です。たとえば、NVIDIAの”革ジャン社長”ことジェンスン・フアン氏のように「カリフォルニアの課税? 全然OKだよ」と余裕を見せる人もいれば、Google共同創業者のラリー・ペイジ氏のように、税金の安い州へ拠点を移す人もいます。

さて、日本の金融所得課税はこれまで「一律約20%」でした。しかし、所得が1億円を超えると、給与所得よりも税率の低い株式売却益などの割合が増え、かえって税負担率が下がってしまう――いわゆる「1億円の壁」が問題視されてきました。

そこで導入が進められているのが、高所得者に対して最低限の税負担を求める**「ミニマム課税」です。

2027年についてはまだ決定ではありませんが、報道によれば下記のような形になりそうです。

さて、この税制で、気になる点はたった一つです。

創業者も投資家も、税制上は同じ扱いをされている

という点です。

創業者は、成功するか、失敗するかわからない中、必死に努力をして上場やM&Aにまでこぎつけるわけですから、創業者と投資家を同じ扱いをするのは、かわいそうだなと思います。創業する意欲もなくなってしまいそうです。

そこで「世界ではどうなっているか?」調べてみました。

下記は、アメリカ・イギリス・カナダの事例です。 ※私は税の専門家ではありませんので、あくまで「海外には創業者(起業家)向けの優遇措置が明確にある」という事実をお伝えするための簡易的なまとめとしてご覧ください(条件等は簡略化しています)。

どうでしょう?

やはり、最大100%(約15億円)が非課税になる米国の優遇措置のインパクトは強烈です。アメリカで次々とユニコーン企業やスタートアップが生まれる背景には、こうした「挑戦者への明確なリターン」が用意されている点も大きく影響しているのだと痛感しました。

新年のごあいさつ〜2026年は一億総ニート化のはじまり

あけましておめでとうございます。

毎年、新年のご挨拶を会員向けメルマガに書いていますが、こちらに転載させていただきます。

2026年は一億総ニート化のはじまり

2025年は、本格的にAIが人々の生活に入り込んできた年でした。
今後、ますますAIは活躍してくれて、多くの仕事をやってくれるようになると考えられています。そうなると、私たちはあまり働かなくていい、場合によっては、ほとんど働かない、という未来もありそうです。
遊んでばかりいる人は、未来から来た人たちなのかもしれません。
評論家の大宅壮一さんが、テレビの普及で「一億総白痴化(*)」と表現したのは1957年のことでした。
その表現を借りるなら、AIの進化で、「一億総ニート化」ということになりそうです。
ただ、私はいい意味で、一億総ニート化、と考えています。ニートとは、仕事、学業、家事のどれもしていないという意味ですので、それらはAIがやってくれて、人助けのために活動するとか、自己実現のために生きていく、という人間本来の生き方につながると考えています。

(「白痴」は現代では差別用語ですが、原文のままとしました)