前回のラウンドで、いったんは承認されたにもかかわらず、
却下されてしまった、アダルト用ドメイン「.xxx」が、ついに
ICANN理事会承認を得ました。
詳細はアーバンブレインのサイトをご覧ください。
TVでたとえると、
現在は、普通のチャンネル(.comとか)の中にアダルトがある
それを、
アダルトはアダルトチャンネル(.xxx)にしよう
というような意図をもっています。
強制力はないので、意味がないのではないか?
かえってアダルトコンテンツが増えるのではないか?
という反対意見もあります。
米国のポルノ業界は、大反対をしていて、ロビー活動をしたり、
ICANNミーティングでも反対意見をたくさん述べていました。
「.xxx」を強く反対する人は、
とても倫理観が高く、アダルトサイトを見ない人 と、
アダルトサイトを商売にしている人
という正反対の人たちのようです。
倫理観の高い人たちは、普段、アダルトサイトを見ないので、
「インターネットには、アダルトサイトはほとんど存在しない」
と勘違いしているのではないか、と思います。それが「.xxx」に
集約されることで可視化され、現在は、探さないと見られない
アダルトサイトが、簡単に見えてしまうことが、そういった方々に
とっては我慢できないのでは?と思います。
業界が猛反対しているのは、「.xxx」によって売上が減少すると
考えているからで、それが正しいとすれば、倫理観の高い人たちに
とって、「.xxx」導入は喜ばしいことなのかも知れません。