昨晩のNHKニュースで、カブドットコム証券が取材されていました。
コールセンターのオペレーターが「自分はどうしたらいいのか、という困り果てたお客さまから電話を受ける」と話していました。
なぜカブドットコム証券にNHKは取材をしたんだろうと考えたのですが、他の証券会社は取材拒否だったのではないか、と思い当たりました。
カブドットコム証券のようなオンライン証券は(詳しく知りませんが、私の想像では)、お客様が自己責任で売買しているという自覚が高い。そのため、クレームが少ないのですが、一般の証券会社は、「営業担当者が勧めたから買った。損をした責任は証券会社だ。」ということをおっしゃるお客様がいて、もう取材どころではない状況なのではないかと。
1929年の恐慌は10月24日にはじまり、10月29日に大暴落。
ブラックマンデーは1987年10月19日。
金融不安が早くおさまってくれることを祈ります。
現在の下げ相場には、大暴落は10月に起こるという過去の亡霊に市場心理がとりつかれている面もあるのかもしれません。19日は今年は幸運にも日曜、29日は火曜日で、実は1929年と同じです。29日まで乗り切れれば、市場の恐怖心も取り除かれるのではないでしょうか?