まだ今回の新ドメイン(新gTLD)がそろっていない段階ですが、気の早い話で次回の新ドメイン申請はどうなるのか?ということがICANN51ロサンゼルスでは既に話題になっています。
申請時期については、2017年という予測もあれば、申請したい人がいつでも申請できるようにすべき、という主張もあります。
さて、ここで話題にしたいのは、似たような文字列が申請できるか?ということです。
当初のガイドブックを読む限り、既存のものに似た文字列は申請できないことになっていました。
たとえば、「.orz」は既存の「.org」に似ているのでダメだと考えていたわけです。
当然、申請のあった「.photo」(4,320円*)と「.photos」(3,240円*)は、どちらかが落とされると思っていましたが、実際には両方OKになったのです!
そこで、新たな問題が発生してきました。
次回の申請で、人気のあるドメインに似せた文字列がOKになるのか?ということです。
たとえば、「.com」に対して「.coms」とか、「.nets」、「.clubs」などが認められるのか?
「.club」運営社にとって、「.clubs」が出てきて、安売りでもされた日には、死活問題です。
ICANN理事との懇談会で、この件を質問した人がいました。
ICANN理事の答えは「貴重なご意見、ありがとうございます」でした。
次回の申請でコバンザメ商法がOKになるのかどうか、注目されます。
(* 2014/10時点でのゴンベエドメインでの税込み1年登録料金)