「日記」カテゴリーアーカイブ

『Syn : 身体感覚の新たな地平』を見てきた

虎ノ門ヒルズステーションタワーに、”新しい東京を象徴する情報発信拠点”、TOKYO NODEというものがあります。

そこで行われている、ダンスイベント 『Syn : 身体感覚の新たな地平』が面白いという話を聞き、そろそろ終わってしまうというのであわてて見てきました。

最初の部屋に入ります。ロボットが出てきて案内してると思ったら人でした。そして、インキュベーションポットのようなものに入っている人は、人だと思ったらマネキンで、マネキンだと思ったら人でした。

イマドキのイベントらしく、写真もビデオもOK。(ただしビデオは時間制限あり)

こんな感じで始まります。

座って鑑賞するつもりだったのが、なんと、観客が部屋から部屋へ移動していきます。

途中から3Dメガネをかけます。

途中、通路のようなところも通りますが、プロジェクションマッピングと3Dで、浮遊感があったりして、ちょっとした3D酔いもしそうなくらいでした。

見たことのないものでしたので、どう表現していいかわかりませんが、テクノロジーと人のダンスがうまくコラボしていて、近未来を感じさせるすばらしいものでした。

11月12日まで。

マイナンバーのココがシステム開発として難しい〜日本の戸籍制度

マイナンバーでなにかあると、すぐにメディアは大きく取り上げるので、すごく不安を持っている方は多いと思います。

私自身は、マイナンバーの開発に携わっているわけでも、関連のなにかをしているわけでもありませんが、単なるヒューマンエラーまでシステムの不具合とされるような報道を見ると、エンジニアの一人として、とても悲しい気持ちになります。

マイナンバーシステムは、さまざまに散らばっている個人の情報を、しっかりとまとめて、いわゆる「消えた年金」が5,095万件あったというようなことが起こらないようにしたり、各所に個人情報が散らばったままだと、たとえば住所を変更したいときにも、それぞれ手続きをしなければならないのを、1回で済むようにするとか、たとえば給付金なども漏れなくもらえるようになる、というようなメリットのあるものです。

そのためには、各所に散らばっているデータを、統合する必要があります。

銀行口座情報が間違えて紐づいていた、というニュースがありました。

さて、ここでなぜこういう問題が起こるのか、ですが、ごくごく簡単に一言で言ってしまうと、

日本人の戸籍は文字だけで(その多くは漢字です)、読みがなは戸籍にはない

ということがあります。

ですから、読めないような名前の人がいますが、それは法的には間違っていません。

さらに、戸籍の漢字については、異体字も多く、「崎 」という字は、「﨑」「 嵜」など、あります。私の高校時代の担任は岩崎先生という方でしたが、字画がいいので、「﨑」を使うようになった、とおっしゃっていました。戸籍はどうだったんでしょう?戸籍と無関係に使っていたのかな、と思います。戸籍と違うということでは、たとえば、船井総研創業者の船井幸雄さんは戸籍では舩井だったことに50代で気づいたとのことで、晩年は舩井を使われていました。気づく前までは、戸籍名と違う船井で住民票や船井総研設立時の登記も通していたと考えられます。

本人ですら間違っているんです!

それを正しく紐づける、ってできるとは思えません。

それに、今の銀行口座のデータベースには漢字も入っていると思いますが、昔作った銀行口座には、漢字は入っていないと思います。1970年代に漢字を扱えるシステムはほとんどありませんでしたし、異体字なんてさらに扱えなかったはずです。

つまり、

読みのない文字だけの戸籍

読みだけの銀行口座

をマッチングさせる必要があるわけです。ちょっと考えただけでも相当大変なことがおわかりいただけるんではないでしょうか?

それで、システムとしては、どうしているか、というと、システムがマッチングさせるのではなく、ご本人に銀行口座を登録してもらっているわけです。

その時に、子供の情報なのに、親の銀行口座を登録した、というようなことが起きたわけです。銀行側が異体字含めて正確にデータベースを持っていない限り、合っているかどうかをシステムが判別することは難しいです。

さて、今回戸籍制度をいろいろ調べて、中国の戸籍制度についても調べたところ、

中国人も戸籍は漢字だけ

中国では漢字の読みはひとつしかないので読みを登録する必要がない

とのことでした。ほんの少し読みが複数ある漢字もあるそうですが、名前には使われないとのことでした。


さて、ここで読みが戸籍にないとなると、改名というのは、文字を変えることなので、文字を変えずに名前の読みを変えたい時はどうなるのか、調べると、驚きの結果が!

“住民票に記載される名前の読み方・フリガナを変更したい場合は、各市区町村役場にその読み方・フリガナの変更届を提出することになります。 ただし、住民票に記載される名前の読み方・フリガナの根拠規定がないことを理由に、その変更手続が定められていない自治体もある場合があります。”
(改姓改名・氏名変更ドットコムより)

という情報を見つけました。真偽は不明ですが、2024年には、戸籍に読みが登録されるとのことなので、いつやるの?今でしょ?!の世界ですね(笑)

いえいえ、変えないでください。マイナンバーどころか、当社のような小さな会社のデータベースも変更が必要になって、そこらじゅうで大パニックになります。

ジョエルロブションで社長と語る会〜ミシュラン三つ星しばり

先日、社長と語る会を恵比寿のジョエルロブションで開きました。

2023年は久々の社長と語る会ということで、「ミシュラン三つ星しばり」(=ミシュラン三つ星の店で行う)というのをやっています。

最後をしめくくるのは、恵比寿ガーデンプレイスにある、ジョエルロブションです。

今回は、人数も多いので、個室「ヴェルサイユ」を予約しました。

本家ヴェルサイユ宮殿にはかなわないかもしれませんが、豪華です。

以前、マリーアントワネットが食べていた食事、というのをNHKかどこかで再現していましたが、食事に関しては、現代の方がはるかに美味しいらしいですね。

さて、序盤に出てくるのがこちら。

キャビア・アンペリアル ロブションスタイル

これはロブションならではの一品です。美味しいとしか表現のしようがありません。

スモークサーモンですが、普通のスモークサーモンとは違います。

鱗を焼き上げた甘鯛とアオリイカ。ちょっと和テイストが入っている感じです。

和食を取り入れたフレンチ、フレンチを取り入れた和食、というのがミシュラン三つ星では、よく見かける気がします。

こんな感じで進んでいき、最後の別腹デザート

あっという間の3時間でした。

虎ノ門ヒルズステーションタワー開業したので行ってみたら、ほとんどお店がオープンしてなかった話

虎ノ門ヒルズステーションタワー。

10/6開業ということで、初日に行ってきました。

これまでの森ビルとちょっとテイストが違いますね。

虎ノ門ヒルズ森タワーから歩いていくと、眼下に広がるのは道路工事。このあたりもう何年もやってます。

2階エントランス前。

森タワーがガラスに反射していますが、歪んでしまうのは光の屈折なのか、それともガラスの特性でしょうか?

期待に胸を膨らませてエントランスを入るとまず目に入ったのがこちら。

え?これまだ工事中ですよね?という感じ。

実際、作業員の方々がわりと大勢いらっしゃいます。

上の階にレストランとかできるはず!と思ってエスカレーターに向かうと、

まだ行けません。

レストラン案内板を見てみました。

まだオープンしていないお店 31

オープンしているお店 5

スターバックス、TOKYO NODE CAFE(以上カフェ)、宝屋(ラーメン)、TOKYO NODE DINING(レストラン)、PARK 7(お弁当、スタンディングバー)

オープンは、ほとんどが2024年1月中旬、早いお店で12月上旬、遅いお店は2月下旬だそうです。

イベントはいろいろと企画されてるようです。

今すぐ行ってもレストランはオープンしていませんが、TOKYO NODEという、新しい文化やテクノロジーの発信の場が用意されていたりするので、今後に期待したいと思います。

テスラに半年乗った感想など

今年の3月にテスラ モデル3を購入して、およそ半年乗りました。

その前に乗っていたスバル レヴォーグと比較しながらこの半年を振り返ってみます。

テスラで一番、気に入っているのは、こちら。

ディスプレイの表示なのですが、どこがいいかというと、

①自車が赤色で表示されている(本体色と同じ色が表示される。レヴォーグでは確か自車の色にかかわらず白でした)

②他の車がトラック、バス、一般車、オートバイなど区別されて表示される。画像ではわかりませんが、隣の車線にバイクがいました。(レヴォーグではすべて一般車として表示されました)

③歩行者は、アニメーションであたかも動いているかのように表示される。

なんだ、そんなことか、と言われてしまいそうですが、自分自身、ソフトウェアを作ってきた人間なのでわかるのですが、このあたりをしっかり作り込むというのは、意外と手間なんです。その手間をしっかりかけている、ということになります。それは、多分ここだけではなく、ソフトウェア全般について、手間をかけてユーザービリティを上げていると思われ、私はこの一点だけでもテスラのソフトウェアへの信頼感があがってしまいます。

他にもテスラの良かった点をあげます。あくまでレヴォーグとの比較なので、他のEVでも同様の機能があるかもしれません。

テスラの良い点

・スマホを持っていれば、ドアノブに手をかけると自動でロックが解除され、降りて3メートル位歩くと、勝手にロックされる

・EVはエンジンをかける、という動作がない。ブレーキを踏み、ギアをドライブに入れればすぐに出発できる。

・止まると勝手にブレーキがかかる。坂道でもいったん停まれば、ブレーキを踏み続ける必要がない。

・ギアチェンジが、右のレバー(国産車のウィンカーのレバー)で簡単。ただし、慣れないときは、国産車のつもりで左折の合図を出そうと右のレバーを上にあげると、バックにギアが入ってしまい焦ることがあった。

・車線維持機能で車線を見失うことが少ない。レヴォーグでは交差点や、高速道路料金所などで見失うことが多かった。

・すべての表示がディスプレイで行われるため、助手席からもその情報が見えるのが良い。たとえば、高速の合流時など、右後方カメラの映像がディスプレイに表示されるので、助手席でそれを見て、運転手のアシストをしてあげることが可能。

・自動駐車は、割と使える。混雑している時の方が上手で、空きが多い時は下手。

・離れていてもスマホで車内の温度がわかり、エアコンのオンオフが可能なので、乗る前にエアコンを入れておくことができる。

・車の現在位置もわかるので、盗まれてもどこにあるかわかる。(ただ、盗む方はそんなこと百も承知なので、対策してるかも)

 

テスラの悪い点も下記にまとめました。

テスラのダメな点

・とにかく、ナビがダメ。使いづらい上に、意味不明な案内をする。たとえば、外環道美女木ジャンクションから、関越道方面に向かうとき、なぜか和光北で降りろ、と案内され、降りると、すぐにまた乗れ、という案内になる。何回かソフトウェアバージョンアップがあったが、修正されない。

・運転支援中、「ハンドルを少し回せ」というガイダンスがしばしば出る。出過ぎだと思う。回さないと運転支援が切れてしまうし、少し回すつもりで回しすぎても運転支援が切れてしまう。レヴォーグはハンドルを握っていれば警告は出なかった。

・オートバックスがテスラの修理を請け負っているようだが、ディーラーがないというのが、やはり心配。スバルは、3ヶ月点検だ、6ヶ月点検だとうるさいくらい案内が来たが、テスラは今まで一回も点検の案内はない。

 

さて、テスラの良い点、悪い点を書きましたが、いろいろ問題はあっても、とても気に入っています。

ただ、今でも安全性はスバルが一番だと思います。スバルはEV化とソフトウェア重視をしていってほしいなと個人的には思います。

薬局でマイナンバーカード、おくすり手帳がいらなくて超便利

最近、薬局でもマイナンバーカードリーダーをよく見かけますよね。

実際に、私がよくいく薬局では、「マイナンバーカード持ってますか?」と聞かれていました。毎回、「持ってません」、で済ませていました。

何度もそういうことがあったのですが、ある時、ポスターが目に入りました。

なんと、薬歴情報が医療機関や薬局で閲覧できるとのこと!

以前、「やってほしい競争と、やってほしくない競争」というタイトルで、おくすり手帳アプリが乱立してて使いづらい、ということを書きましたが、マイナンバーカードを薬局で出しておけば、おくすり手帳がいらない感じです。(ただし、現在はリアルタイムではなく、タイムラグがあるそうです)

はじめてかかる医療機関でもこれまでの情報が確認できたら、患者としては安心ですね。

テクノロジーで社会を便利で豊かにしていく、というのは、私たちエンジニアの共通した思いです。

オンラインでデータが共有されるっていうことは、こういうふうに、いろいろと便利になるということなので、マイナンバーカードがうまく普及してくれたらと思います。

隅田川花火大会を船上から眺めてみた

もうかれこれ30年くらい、共同で夢の島マリーナに船を持っています。

28フィートサイズで定員10名のものです。

もともとは、ある商社系システム開発会社の方が声がけをしてメンバーを募り、ヨットで始まった会でした。その声がけした方が鹿児島ラサール高校出身で、当初はラサールの同窓生が半数以上でした。今は4号艇でプレジャーボートです。私は初期からのメンバーですが、メンバーも結構入れ替わりながらも続いています。今は、ラサール出身者はゼロで、NTTの関連会社の方が多く、IT系のメンバーが大半です。(いないと思いますが、ご興味のある方は、コメントにその旨記載していただければ、幹事から連絡してもらいます。コメントは公開しませんのでご安心ください。)

さて、30年も続いているのに、今回はじめて隅田川花火大会を船上から眺めようということになりました。

川を船で行くときに、問題となるのは水深と橋桁の水面からの高さです。

ヨットは浅いところがダメなので、川は全然無理でした。プレジャーボートになってからも、上に突き出る装備品があって、橋桁をくぐれない場所があったのです。4号艇は、今年になって購入した中古艇ですが、それらの問題がないので、今回のチャレンジになりました。

隅田川をのぼっていきますが、途中、海上保安庁の船が警備にあたっていました。海上保安庁の船にこちらから近づいて、どこまでのぼっていいか聞くと、両国橋まで、とのことなので、両国橋に向かいます。

船も8隻くらいいました。中には、屋形船もありました。

両国橋にできるだけ近づいてみると、こんな感じ。

人がたくさんいるのはわかりますが、花火がよく見えませんでした。

少し離れてみると

こんな感じですが、まあまあ遠いです。

上の2枚はとてもよく撮れた写真です。船は走っている時より、止まっている時の方が揺れます。そのため、ブレブレの写真ばかりでした。

第1会場と第2会場の花火が、なんとか両方写ったのがこれ。

もうブレブレですね。

私としては、隅田川花火を見ながら、「たーまやー」などと言いつつ、持参した唐揚げとおにぎりをのんびり食べる、というつもりでしたが、揺れが激しく、唐揚げは全部床に落ちてしまう、船に弱い人は酔い気味になってしまう、など、それどころではありませんでした。

とはいえ、船上は涼しく、とても楽しい花火見物でした。

帰りに夢の島マリーナ駐車場で、たぬきを見かけました。

このあたりは結構緑が多くて、たぬきがいるんですね。    

日比谷松本楼のスイカジュース

暑い日が続きますね。

日比谷公園を散歩して、日比谷松本楼でランチをとりました。

店の前に、季節限定冷製パスタ?の案内があったので、それをいただくつもりで入店したところ、こちらも季節限定「スイカジュース」の文字が。

スイカジュースに冷製パスタはあわないと考えて、ハヤシライスにしました。

このスイカジュースは、ソルティドッグのようにグラスの縁に塩がふってあります。この塩をちょっとなめてはスイカジュースを飲むと、これが本当においしかったです。

もちろん、伝統のハヤシライスもスイカジュースにもよくあっておいしかったです。

そして、家にスイカがひと玉あったので、翌日、自分でスイカジュースを作ってみました。

さすがに塩はふりませんでしたが、それなりにおいしかったです。でも、もう二度と作らないと思います。

種をとってミキサーにかけるだけですが、種をとるのがとても面倒!

お店で作ってもらったほうがいいですね!

龍吟で社長と語る会〜ミシュラン三つ星しばり

ミシュラン三つ星しばりの社長と語る会、和食編です。

今回は、ミッドタウン日比谷内にある龍吟に行ってきました。

ミシュラン三つ星レストランでは、写真撮影NGだったり、ラフすぎる恰好はNGだったりします。こちら龍吟さんは、写真はNGではないけれど、このように撮影してくださいという撮影方法がWebに記載されている「注文の多い料理店」です。宮沢賢治の「注文の多い料理店」の場合、こちらが食べられてしまいますが、そんなことはありませんでした(笑)こちらのページにこのお店でのルールが詳しく書かれています。

ミッドタウン日比谷でエレベーターに乗りますが、なんとその階は龍吟だけなので、専用エレベーターという感じです。

日本刀が展示されていますが、その横に、ミシュランマンがいますね!

さて、食事の紹介です。特に印象に残ったものを紹介させていただきます。

まずは大蛤。すごく美味しかったです。私はあわびより蛤派です。

うにの軍艦のように見えますが、なすの上にうにが乗っています。

こちらは毛蟹です。ジュレとの相性も抜群。

 

季節柄、前回の中華「茶禅華」でも鮎でしたが、こちらでも鮎が出てきました。

2匹出たのですが、少食な私は1匹でよかったかな(汗)

茶禅華で出た鮎と、なんとなく似てるなぁと思ったのですが、実は茶禅華の川田シェフは、龍吟で修行したことがあるそうです。こちら

大井川の共水鰻です。シェフがこの鰻にどれだけこだわりがあるかは、こちらのページをご覧ください。

今回の社長と語る会も、おいしいものをいただきながら、いろいろなことを話すことができました。

 

グループ専用VPN WG+NGN、NTT西エリアにも拡大

これまでNTT東のNGNにのみ対応だった、『グループ専用VPN WG+NGN』をNTT西でも使えるようにしました。

新規のお客様はもちろん、既存のお客様も順次、対応させていただいております。

NGNを有効活用できれば、

①NTT NGN網の高速性を活かすことができる

②プロバイダーの容量制限を気にしなくて済む

③家族とインターネットを共用していても、遅くなりにくい

などのメリットが得られます。

上級者向け(使う人のあまりいない)の特殊な(微妙な)サービスを提供するインターリンクならではのサービスと言えるものであると自負しております。