サボテン 兜丸を買いました。

子供の頃からサボテンが好きで、中学生の頃に、サボテンと多肉植物という本を買ってぼろぼろになるまで眺めていました。

高校生になると、逗子あたりのサボテン専門店から通販でサボテンを購入していました。最も好きなサボテンが兜丸で、当時も購入しましたが、栽培が難しくダメにしてしまった記憶があります。

先日、東急ハンズでまず植物用LEDライト LUCHEを購入しました。

小さめの観葉植物を室内に置こうと思って、植物より先にLEDライトを購入してしまったのです。

植物は何にしようかと数日迷ったあと、池袋西武屋上のサボテン・多肉植物専門店 鶴仙園へ。

数百円のかわいい観葉植物を買うつもりで行ったのですが、そこで兜丸を見つけてしまいました。10鉢以上あったでしょうか、たくさんある兜丸の中から、模様が綺麗で大きさも手頃なこの鉢を選びました。

兜丸は愛好家も多いのですが、育て方が非常に難しい品種です。水やり、温度、光量をうまく調整しないといけません。ネットにもうまく育てられなかった、という情報がたくさん出ています。そもそも、この植物用LEDライトの光量が多いのか、少ないのかもこれから調べてみて、なんとか上手に育てたいと思います。

デジタル庁、突然のドメイン移転で思うこと〜ドメインが安全性を保証するという観点から

華々しくスタートするはずの『デジタル庁』ですが、事務方トップの人選からもめてしまいました。

”インターネットの父” 村井純慶應大学名誉教授、内閣官房参与に断られ、次に、マサチューセッツ工科大(MIT)メディアラボ所長を務めた、伊藤穰一氏を起用しようとしたところ、エプスタインスキャンダルで2019年に同メディアラボ所長辞任に追い込まれたことが問題視され、こちらも白紙になりました。

ようやくトップが決まって、打った手が、

『デジタル庁は「行政の透明化」を掲げ、noteでの発信を始めます。

でした。良いことだと思ったのですが、そのドメイン名が「note.digital.go.jp」でした。

国の官庁のドメインである、go.jp を使うということは、公文書にあたるのではないか、Facebookやtwitterをサービスとして使っているのとは、違う取り扱いになる、という指摘がありました。

これらの指摘はやや難解ですので、詳しく知りたい方は、インターネットWatchのこちらの記事からリンクをたどるなどしてください。

その後、ドメイン名が digital-gov.note.jp に変更されたのです。変更理由の説明もないので、これらの指摘が原因での変更かどうかもわかりません。

(なお、インターネットWatchの中でも、やじうまWatchは、ややアングラな話題を取り扱っていますが、主要メディアが取り扱わないのはなぜでしょう?)

 


 

ここで、ちょっと別の話に。

選挙運動でインターネット解禁となった、ということを知っている方は多いと思います。Facebookとか、すごく多いですよね。

でも、メールはダメってことを知らない人は結構います。

実は、これまで二回ほど、選挙運動中にメールをいただいたことがあり、あわてて発信者に対して、メールはダメですよ、と連絡したことがあります。

総務省のわかりやすいチラシはこちら

FacebookのメッセージやLINEはOKなのに、メールはダメなんです。

ちょうど法律制定時期が迷惑メールが社会問題になっていたこともあってか、メールでの選挙運動はダメとされました。その後、インターネットを使って選挙運動をしていいのか、悪いのか、グレーな時代を経て、このように制定されたものです。

要するに、デジタルの進化に伴って、法律が制定された、ということです。

 


 

さて、本題に戻ります。

政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準(平成30年版)によれば、

4.1.3 ソーシャルメディアサービスによる情報発信

目的・趣旨

インターネット上において、ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス、動画共有サ イト等の、利用者が情報を発信し、形成していく様々なソーシャルメディアサービスが普及している。機関等においても、積極的な広報活動等を目的に、こうしたサービスが利用され るようになっている。しかし、民間事業者等により提供されているソーシャルメディアサー ビスは、.go.jp で終わるドメイン名(以下「政府ドメイン名」という。)を使用することがで きないため、真正なアカウントであることを国民等が確認できるようにする必要がある。

ここで重要なのが、

「しかし、民間事業者等により提供されているソーシャルメディアサー ビスは、.go.jp で終わるドメイン名(以下「政府ドメイン名」という。)を使用することができないため、」

という部分です。

Facebookは、必ず https://facebook.com/ユーザー名 のようになり、独自ドメインを利用することができません。必ず、ドメイン名は facebook.com になります。

noteは、これができるんです。できたので、note.digital.go.jp を使ってしまったわけです。当社もnoteを利用していますが、当社が利用していることがわかるよう、 note.interlink.blog ドメインを使っています。

.go.jpを使用することが「できない」という前提で法整備されていた、ということですから、できるようになった現在は、関連する法律や規定も整備をしたほうがいいと思います。

ドメイン名を取り扱う事業者としては、

ドメイン名が真正なサイトであることを証明できる

この点をうまく活用してもらいたいなと思います。多くのフィッシングもドメイン名を見極めることができれば、回避できますので、一般の方への啓蒙もしやすいです。

シリコンバレーに行かないシリコンバレーインターンシップ2021『対戦型クイズアプリ』作成

私の学生時代、東大にはTSGというコンピュータサークルがあり、すごい人が集まっていました。

同級生のY君は、長崎出身で、TSGの中では常識人でした。プログラミング初心者の私は、塾の中学生むけの英単語学習ソフトを彼に作ってもらい、そのお礼にうどんすきをご馳走しました。

彼の書いたプログラムを見て、一番驚いたのが、正解の時に鳴る音、ピンポンが、ドレミの「ミド」だということです。

そして、不正解の時に鳴る音ブーは「ラ」。

たった2音で人を幸せにする「ミド」、そして不幸のどん底に陥れる「ラ」。

なににどう感動したのかわかりませんが、いまもその感動を持ち続けています。(笑)

さて、ピンポン「ミド」が鳴るといえば、クイズですね!

2021年、シリコンバレーに行かないシリコンバレーインターンシップのテーマは、対戦型クイズアプリを作る、です。

シリコンバレーに行かないと言っても、今年行かないのであって、来夏、シリコンバレーインターンシップ2022の実施時に、一緒に企業訪問に行く予定です。(ただ、コロナ感染状況次第では行けない可能性もあります。)

初めてのオンライン開催でアプリ開発はハードルが高すぎるか、と思ってスタートしました。

しかし、予想以上にインターン生が頑張ってくれて、きちんと動くものが作れました。

クイズということで、「InterlinQ」となっています。ちょっとお茶目です。

1対1で早押しクイズで対戦して、勝敗を決めるというものです。

サーバークライアントで通信をしたり、簡単そうに見えて結構難しいアプリです。本当に短期間、少人数でよくできたと思います。

今一番旬な職種はデータサイエンティストで、一番旬な学問は統計学だが、その第一歩すら踏み出せてないのが日本の現状かも知れない

移動平均という言葉を私が初めて聞いたのは、1990年代、東京銀行で為替予測のニューラルネットワークを構築した時でした。

移動平均とは、ある期間の平均を見るものです。たとえば1週間の株価の終値平均を出します。それを毎日やるわけです。株価のようなものは、ある日、ちょっと上がりすぎて、翌日にその上がりすぎを修正するために少しだけ下落する、というようなことがあります。そのような、行き過ぎを移動平均は調整してくれます。毎日見ていると、日々の数字に惑わされて傾向が見えにくいのが、最近は上昇傾向にある、とか下降傾向にある、ということがわかりやすくなるのです。

↑はドイツのテレビ局 zdf のニュースです。

タイトルが「Covid患者の94%はワクチン接種を受けていません」

とあります。まずここで、日本の報道だと、パーセントでなく、「ワクチン接種を受けた17人が」と、生の数字を使って、なおかつ、悪い情報、つまりワクチン受けても入院するということがあるというふうに報道していることがほとんどのように見えます。

また、本文中には、「ワクチン未接種の人々の7日間の発生率は」とあります。7日間でデータを取って、さらに割合(率)を使っています。日本のように、毎日毎日、生の数字を報道しているのと大きな違いです。

朝のNHKワールドニュースを見ていると、ヨーロッパの放送局は、感染者数を報道する時も、10万人あたりの7日間移動平均を取っていることが多く、統計的に意味のある数字です。

昨日、東京で何人でした、沖縄で何人でした、という報道に意味がないとは言いませんが、その数字だけでは、東京と沖縄でどちらが深刻なのかわかりませんし、曜日によって違うわけですから、増加傾向なのか減少傾向なのかもわかりません。

報道する側も、見る側も、移動平均や割合(パーセント)を重要視することが、本質の理解につながると思いますし、そのようなリテラシーを子ども達が持っている世の中になってほしいと思います。

iPhone,Macで新型コロナワクチン予診票をきれいに書く〜PDFを編集すると尊敬される?!意外と知られていないApple製品のPDF編集機能

ワクチン接種の予診票をMacで記入して行ったら、看護師の人に、「どうやって書いたんですか?みんなでびっくりしてたんです」と言われました。家族も同じことを言われたようで、逆に私がびっくりしました。PDFをいじると、尊敬されるようだ!?と。

一般的には、AdobeのAcrobat(リーダーは無料だけど、有料のもの)を利用するなどして編集するわけで、それなりに準備が必要です。

しかし!

iPhoneを含むApple製品には、プレビュー という超賢いアプリがついています。そのアプリで簡単に編集できるんです。このことがどうやら意外と知られていないのです。

ネットにはたくさん出ているわりに知らない人が多いので、今回は、新型コロナワクチン予診票を例題に、iPhoneでPDFを編集する方法を書きます。記入箇所も多いので、Macがある人は、Macの方が簡単です。操作はほぼ同じです。

(ただし、市町村によっては、複写式の用紙を利用している所もありますので、ここで紹介する方法ではダメで複写式用紙に手書きをしてくれと言われる場合もあるかもしれません)

まずは、厚労省のページから予診票をダウンロードして、iPhoneに保存します。

iPhoneでリンクをクリックすると、PDFがすぐに表示されます。

この画面は見るだけで編集ができません。(手順としては、PDFファイルとして保存して、その後、そのファイルを編集することになります。)

一番下の真ん中にあるアイコンをクリックします。

「コピー」「リーディングリストに追加」よりもっと下にスクロールします。

「”ファイル”に保存」をクリック

「このiPhone内」もしくは、「iCloud Drive」どちらでもいいので保存します。

次に「ファイル」というアプリを起動し、さきほど保存したファイルを開きます。

右上の鉛筆マークをクリック。

右下の+マークをクリックして、「テキスト」を選択。

画面真ん中に「テキスト」という字が出てきているのがわかると思います。このフォントだと大きすぎるので、小さくします。左下の「ぁあ」をクリック。

文字の大きさが大きすぎるので、スライドを左に動かし、最小にします。

最小にすると、あら不思議、真ん中の「テキスト」という文字がちょうどいいサイズになりました。

あとは、テキストボックスに文字を入れて、移動させていくだけです。

覚えておきたいことは、

1)操作ミスなどして、線を引いてしまったりしたら、すかさずアンドゥをする。アンドゥアイコンはこれ

2)テキストボックスの移動は、テキストボックスを選択したあと、長押ししたまま指を移動させます。コツをつかめば簡単ですが、最初のうちは、余計な線を引いたりします(笑)

3)丸をつける場合、テキストボックスに「まる」と入れて変換する。
 いくつか○が出てきます。太さや色が違うので良さそうなものを選ぶ。

4)チェックボックに印をつける場合も、テキストボックスに「ちぇっく」と入れて変換する。いくつか出てくるので、たとえば「✔︎」を選ぶ

5)電話番号など数字を1つずつ枠内に納める方法は2つあり、
 1文字ずつテキストボックスを作っていれていく、もしくは、スペースをうまい具合に入れていく。

下記がサンプルです。○や✔︎もこんな感じになります。

編集が終わったら、印刷です。iPhoneから印刷するなら、コンビニプリントが簡単です。ちょっと高いですが。

本当にMacやiPhoneのプレビューは便利なので、是非お試しください。

ただし、元のPDF文書の文字の変更はできません。文字を付け足すだけですが、書類の記入など、通常はこれで十分です。

ワクチンパスポート(紙)をゲットして思うこと

国内での接種証明は、接種時に使った紙(クーポン券)でいいのですが、海外出張するときには、英文表記されているワクチン接種証明が別途必要です。クーポン券の用紙に英語表記を併記しておけば、ワクチンパスポートになったんじゃないかという気がしますがどうなんでしょうか?

さて、気が早いと言えば早いのですが、出張が可能となった時、すぐに行けるよう、ワクチン接種証明をゲットしました。(1月のCES2022はラスベガスで開催予定で、予約だけはしてあります)

アプリはまだないようです。

そういえば、アフリカは、黄熱病ワクチンが地域によっては必須で、私も接種しました。その時に、黄色い証明書を渡されました。黄熱病だけに黄色ですか?と聞こうと思ったら、その間もなく、「再発行しませんから大切に保管してください」と言われました。よく物をなくす私としては、再発行しない、というのは最重要事項なので、ドキッとして、聞きそびれました。今、思えば絶対に聞くべきだったと後悔しています。

Covid-19ワクチン証明については、つい最近の8月4日のニュースとして、ニューヨーク市が屋内レストランなどでワクチン証明を求める方針とのことです。証明方法としては、米疾病予防センター発行の紙の証明書もしくは、ニューヨーク州や市の発行するアプリ利用を想定しているようです。

かなり古いニュースで、3月9日のニュースですが、中国は電子証明一本のようです。(電子証明をプリントアウトして使うことは可能)この時点でアプリができあがっているのがすごい早さですね。

さて、上記をまとめると、

日本 紙の証明書だけ
米国 国としては紙の証明書 州や市が個別にアプリ
中国 アプリ

このことだけをもって、日本が遅れていると言うつもりはありませんが、情報通信に携わる者としては、ちょっと残念です。

今回、92歳になったばかりの母の分もワクチンパスポートを発行してもらいました。実は先月、骨折をして今はリハビリ病院入院中ですが、元気になってコロナも収まったらハワイにでも行けたら、とこちらも予約だけしてあります。

テック系に人気らしいallbirdsのスリップオンを買ってみた

まず最初に申し上げなければならないのは、私はあまり靴にはこだわりがありませんし、詳しくもありません。

靴紐を結ぶのが面倒なので、革靴も紐なしのものの方が好きですし、普段用には、スリップオンを好んで履いています。

今回、たまたま、スリップオンを探していたら、allbirdsというメーカーが出てきて、デザインも好みだったのですが、聞いたことのないメーカーなので軽く調べてみたら、

米 Time 誌で世界一快適なシューズと賞賛された
ユーカリの木で作られていて、ユニークでサステイナブル
Google 創業者が激ハマり中
2020年、原宿に日本1号店が出来た
(参考URL 1, 2

という情報が出てきました。

これはチャレンジする価値がありそうということで、早速購入して現在使っています。

たしかに、これまで履いていたスリップオンより、はるかに歩くには快適です。

ただ、これまで履いていたものは、北京に出張した時にあやしげなスーパーで購入した、100元(約1,700円)くらいのものですので、比較にならないかもしれません。

しかし、ですね、私的にとっても問題なことがありまして、

スリップオンなのに、履くのに靴べらが必要

なのです。。。

そもそも、私がスリップオン好きなのは、サンダルのようにさくっと履けるからなのです。そして、革靴でさえ紐なしにして靴べらなしで履いていた私が、このスリップオンを履くために、毎日、靴べらを使用しています。そもそも、靴べらがなかったので、このために、ダイソーで靴べらを買ってきたのです。

allbirds 丸の内のページに、こんなに簡単に履けるというGIF動画があります。

すごく簡単に履けていますよね。私は、全然こんなふうにできないです。

甲高幅広の日本人向きには出来ておらず、足首周りがとてもぴったりしているように思います。

そして、「履きづらい」という声があるからこそ、こういう動画を作ったのではないか?と思ってしまうのです。履きやすい動画の存在こそが、履きにくさを証明しているのではないかと。

さて、私の人生初 毎日靴べら使用生活が、いつまで続くか、私自身わかりません(笑)

テレワーク・デイズ 2021に遅ればせながら登録しました。

2017年からテレワーク・デイというものがはじまって、翌年からテレワーク・デイズとなり、今年が最終年のはずです。なぜかというと、オリンピックに備えて、テレワークを推進してきたからです。

公式ページの説明を引用します。

“総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府では、東京都および関係団体と連携し、2017年より、2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日*を「テレワーク・デイ」と位置づけ、働き方改革の国民運動を展開しています。”

当社はテレワークをいちはやく取り入れた企業として、2017年から参加していますが、2020年は参加しそこないました。そして2021年もあやうく登録しそこなうところでした。

参加企業数を見ると、2017年から順調に増えていたものが2020年に激減し、2021年も今のところ低調です。

実施年 参加企業数 備  考
2017 998 非公表、目視にて計算。テレワークデイ 
2018 1260 テレワークデイズに改称。
2019 2200  
2020 186 非公表、目視にて計算。 
2021 685 非公表、2021/7/20 10:45現在目視にて計算。

2020年はコロナ禍の混乱の上に、オリンピック延期に伴い、日時を設定せずに実施したとのことで、極めて低い数字になったのだと推測しますが、それにしても前年の10分の1以下というのは、低すぎる気がします。

繰り返しになりますが、当社は2017年から参加企業登録をしてきましたが、2020年は登録を忘れてしまいました。2021年もつい先日まで登録していませんでした。

2019年までは案内が来ていたような気がするのですが、この2年うっかりしてしまった理由は、はっきりしません。

2021年については、NHKのテレワーク・デイズがはじまったというニュースを見て気づいた社員が私に知らせてくれて、登録していないことがわかりました。

オリンピックに関連していることもあり、テレワーク・デイズについて、さまざまな意見もあるようです。当社としては、テレワークの推進が、さまざまな働き方につながり、働く人の幸せにつながるという基本的な考えで、遅ればせながらテレワーク・デイズ2021に7月20日、参加登録しました。

さて、過去のテレワーク デイおよびテレワーク・デイズのホームページを見ていて面白いことに気づきました。

2020年だけ、実施団体ではなく、実践団体となっているのです。

当社は2020年だけ登録していませんので、実施団体ではあるが、実践団体ではないということになります。

実施と実践では、どう違うのでしょう?疑問です。。。

オオタニサンの二刀流じゃない、SuicaとPASMOの二刀流で交通費精算を超簡単にする

二刀流と言えば、エンゼルス大谷選手ですね。

誰も可能と思わなかったことを、まるでマンガのように実現していくさまは、驚きを通り越して、夢でも見ているかもと思ってしまいます。

たられば、の話になりますが、もし、過去に二刀流に挑戦していたら可能だったのでは、と思う選手が私には二人います。

一人目は、ジャイアンツでV9時代の大黒柱だった、堀内恒夫さん。3打席連続でホームラン打ったこともあります。

そしてもう一人は、私と同世代、甲子園でアイドル顔負けの人気者となり、プロ入り後は途中からバッターに転向した愛甲猛さん。

さて、野球の話はこのくらいにして、今日のテーマは、SuicaとPASMOの二刀流です。

なんのために二刀流にするのか?!

それは、「個人用」と「会社用」です。

iPhoneには複数のSuica、PASMOを入れることができます。そして1枚はエクスプレスカード設定と言って、なにも設定しなくていい、電源が入っていなくても選ばれるカードに設定できます。

たとえば、会社用をエクスプレスカードに設定しておくと、会社用を使いたいときは、そのまま改札にかざすだけで、個人用を使いたい時は、Walletで個人用を選んでから、改札にかざします。

2枚のSuicaを個人用と会社用にしてもいいのですが、同じSuicaだと選択を間違えそうなので、Suica(=個人用)とPASMO(=会社用)にしました。

前提条件は、法人カードを持っていること、です。(当社は社員全員に三井住友法人カードを渡してあります)

以下ではSuicaを例に説明します。PASMOもほぼ同じです。

SuicaのWebをみると、チャージは「法人ビューカードじゃないとできない」感をすごく出しています。

実は、リアルなSuicaカードにはビュー法人カードだけがチャージできるのですが、モバイルSuicaには、他の法人カードでもチャージできるんです。(なかなかこのことに、私自身も気付きませんでした。)

モバイルSuicaのページでは国際ブランドのみ書かれていて、実際にどういうカードが使えるか詳しく書いてありませんが、「本人認証(3Dセキュア)サービス」対応であれば使えるとのことで、三井住友法人カードは使えました。

実はモバイルSuica, PASMOにクレジットカードでチャージする方法は、アプリにクレジットカードを設定する方法以外に、Apple Payに設定するという方法もありますが、Apple Payに設定できる法人クレジットカードはとても少なくあまり実用性がありません。

モバイルSuica, PASMOを使って交通費精算をする場合の注意点は、下記の通りです。

①利用履歴は直近26週かつ最新100件しか保存されない。利用履歴を提出する場合は、注意が必要。

②チャージ限度額は2万円

これまでワークフローを提出して交通費精算をしていましたが、申請者は利用履歴を提出するのみ、経理は給与計算時に加算する必要なしとなり、交通費精算が超簡単になります。

フェイルセーフ、ゼロトラストという考え方

インターネットセキュリティの世界では、

「フェイルセーフ(fail safe)」、「ゼロ トラスト(zero trust)」という考え方が主流になっています。

簡単に説明すると、

「フェイルセーフ」とは、どんな機器やソフトウェアも、絶対に故障しないものはないから、故障した時に安全に制御するようにしよう、というものです。故障させないように対策をするのは、もちろんですが、それでも故障することもあるから、故障した時にどうするかを考えるということです。

「ゼロトラスト」とは、何も信頼できないということを前提にセキュリティ対策を講じることを言います。たとえば、「社内ネットワークは、外部から侵入できないようにしているから、安全」とは考えず、「社内ネットワークは、外部から侵入できないようにしているけれども、それでもウイルスのような侵入者がいるかも知れない」と考えて対策を講じます。

ウイルスといえば、コロナですが、

イギリスは、1日あたり新規感染者数が2万人以上いるにもかかわらず、重症者数が増えていないことから、大幅な規制緩和を決めたそうです。これは、フェイルセーフの考え方だと思いました。つまり、感染したとき(フェイル)でも重症でなければよい(セーフ)という考え方です。感染者数をゼロにはできない、という前提があると考えられます。

一方、中国は、感染者が数名出ると、地域を封鎖するなど、徹底的に感染者数をゼロにしようとしているように見えます。

コンピュータに寄生するウイルスも変異しては数年おきに猛威をふるうなどしますが、コロナウイルスは早く鎮静化してほしいですね。

明日できることは今日しない