本日より、無料DNSサービスをはじめました。
ゴンベエドメインで取得したドメインを使って、Webサービスや
メールを使う際に必要なDNS設定が無料でできます。
他社でお取りいただいたドメインは、ご利用になれません。
ほぼ決定すると思われています。
現在、パブコメ募集中なのですが、東京都が、日本国内の
自治体として唯一、世界を見ても、自治体としてパブコメを
出しているのは、ニューヨークと並んで2つだけです。
http://forum.icann.org/lists/6gtld-guide/msg00009.html
下の方のリンクには日本語版も載っています。
世界中でたった2つだけがパブコメを提出していて、その1つが
東京である、というのは、日本人として誇らしい気持ちになります。
ちょうど私の清華大学での講演とかぶったのですが、
5月18日、アウンコンサルティング様主催の
海外マーケティングセミナー」
にて、当社社員のウィリアムズと森口が
「海外進出に伴うドメイン取得」というタイトルで、海外進出における
ドメイン取得に関する実務から、防衛的取得、スクワッティング、
新gTLD取得に関することまで、ドメイン全般に関することをお話し
させていただきました。
当社は、400種類を超えるドメインを取り扱っております。
どうぞご利用ください。
遅ればせながら、ICANNシリコンバレーの報告をします。
2011/3/13から3/18まで、シリコンバレーと言いながら、サンフランシスコで
開催されました。
メイン会場は、ウェスティンホテル。
ウェルカムセレモニー。
前回のラウンドで、いったんは承認されたにもかかわらず、
却下されてしまった、アダルト用ドメイン「.xxx」が、ついに
ICANN理事会承認を得ました。
詳細はアーバンブレインのサイトをご覧ください。
TVでたとえると、
現在は、普通のチャンネル(.comとか)の中にアダルトがある
それを、
アダルトはアダルトチャンネル(.xxx)にしよう
というような意図をもっています。
強制力はないので、意味がないのではないか?
かえってアダルトコンテンツが増えるのではないか?
という反対意見もあります。
米国のポルノ業界は、大反対をしていて、ロビー活動をしたり、
ICANNミーティングでも反対意見をたくさん述べていました。
「.xxx」を強く反対する人は、
とても倫理観が高く、アダルトサイトを見ない人 と、
アダルトサイトを商売にしている人
という正反対の人たちのようです。
倫理観の高い人たちは、普段、アダルトサイトを見ないので、
「インターネットには、アダルトサイトはほとんど存在しない」
と勘違いしているのではないか、と思います。それが「.xxx」に
集約されることで可視化され、現在は、探さないと見られない
アダルトサイトが、簡単に見えてしまうことが、そういった方々に
とっては我慢できないのでは?と思います。
業界が猛反対しているのは、「.xxx」によって売上が減少すると
考えているからで、それが正しいとすれば、倫理観の高い人たちに
とって、「.xxx」導入は喜ばしいことなのかも知れません。
ICANN公認レジストラは、たまにですが、倒産など、事業を継続できな
くなる場合があります。
そのような場合、ICANNから通知が全レジストラに来て、その業務を引き
継ぐ気があるレジストラが応募し、ICANNが引受先を決めます。
元のレジストラが倒産していたりすると連絡が取れない可能性があるため、
引き継ぎは楽ではありません。
2007年にはレジスターフライ社という会社が倒産してしまい、200万件の
ドメインが宙に浮いてしまった(レジスターフライ事件)
ということがありました。
これを受け、ICANNはデータエスクローを必須としました。
データエスクローとは、whois情報を預けておくことです。
万一、レジストラが消滅したとしても、データエスクロー会社からデータを
取り寄せて復旧するためのものです。
ちなみに、アイロンマウンテン社とアーバンブレイン社は、国内で唯一の
業務提携をしています。
さて、実はちょうど今、ICANNはBest Bulk Register社(IANA ID 1092)の
事業引き継ぎを募集しています。ドメイン数はcomとnetで900〜1,100。
(数字がはっきりしないのも変ですね。それに少ない!)
当社も応募しました。
顧客がほとんど米国内のようなので、日本のレジストラーが選ばれる
可能性はほとんどなさそうです。
3月のICANN理事会で承認される予定の新gTLDですが、またもや延期と
なりました。
少なくとも3月理事会では諮られず、最短で4月理事会、大方の予想では
6月のICANNミーティングになるのでは?というところです。
また、6月のICANNミーティングはヨルダンが予定されていましたが、
シンガポールに変更される見込みです。
ICANNコロンビア会議のため、コロンビアのカルタヘナにいます。
写真はホテルからビーチを眺めたものです。
開催地カルタヘナはコロンビアの有名な観光地で、気温は30度、緯度は
グアムと同じくらいで、海水浴を楽しんでいる人もいます。
今回のICANNでは、新gTLDの申請ガイドブックの最終版が承認されるか
どうかが焦点です。そもそもこれまでのガイドブック案とは、まったく異なる
方向の最終案ですので、大モメになりそうな予感もあります。
このあたりの詳細は、アーバンブレイン社のWebが日本一詳しいので、
そちらをご覧ください。
ICANNより新gTLDガイドブック(案)最終版が発表されました。
業界的には、レジストリレジストラの相互所有が認められた、というのが
驚きなのですが、このブログではもっと皆様にわかりやすい話題という
ことで、都市名TLDのことについて、です。
これまで、都市名TLDは優先される、という論調だったのですが、
今回の案では、他のTLDと同様のオークションになる、とのことです。
中国で「讃岐」、「山梨勝沼」などの地名が商標登録され困っている、
という話題がありましたが、「.讃岐」「.山梨勝沼」などが中国企業
または個人に取られてしまう可能性が出てきた、という、ちょっと
コワーイお話です。
日本語ドメインは多くのメールソフトでサポートされていないため、
せっかく日本語ドメインを取っても、メールアドレスとしては、
利用できません。
ブラウザでさえ、日本語ドメインが使えるようになったのは、
つい最近のことです。
JPRS社が2001年に日本語ドメインをはじめた当初、
当社では日本語ドメインの販売をしませんでした。
「使えないドメインをお客様に提供したくない」と思ったからです。
振り返れば、日本語ドメイン導入当初は登録がすごく多かったので、
単純に売上として考えれば、その判断は間違いでしたが、私は
まったく後悔していません。
JP全体の登録数は順調に増加している反面、日本語JPの登録数は
減少傾向にあり、取得した方がやめてしまっているのが現状です。
(JPRSの統計情報より)
日本語ドメインがはじまって、10年目ですが、いまだメールアドレス
として使えないのは本当に残念です。
新gTLDが来年はじまり、いろいろな言語のドメインが出てきます。
来年こそ、日本語ドメインでのメールアドレスが使えるようになることを
期待しています。