百年ドメインをはじめた経緯

私がはじめて100年を意識したのは、1993年頃、Jリーグチェアマン川渕三郎氏の講演を聞いた時です。

Jリーグ百年構想を聞き、そのスケールの大きさに驚きました。ただ、そのときは、自分がその後、百年を謳う「百年ドメイン」をはじめるとは思ってもいませんでした。

さて、2004年頃より、ドメイン名失効が話題となります。(ドメイン失効自体を会社が認めることは稀です。ドメイン管理会社との意思疎通がうまくいかなかった、などと表現されます。)

2005年には、警察庁がドメイン名の有効期限切れによるトラブルが発生しているとして、企業などに対して注意喚起を行っています。

ドメイン名失効事例をあげると、

ユニクロドットコム、ドメイン名の更新ミスでサイトが一時閉鎖 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/01/05/10399.html

USENが「gate01.com」の更新ミス、一部サービスがアクセス不可能に
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/27/9264.html

ドメインの有効期限をうっかり忘れた『Washington Post』紙http://internetcom.jp/busnews/20040209/10.html

たとえば、ユニクロは、Webサイトへの来訪者が1日13万人です。(http://www.webvaluer.org/us/www.uniqlo.com)

1日サイトが停止すると非常に大きな損失です。

ドメイン所有者は、ドメイン名を、基本的に失効させたくないはずだ、私はそう考えました。

ドメイン名マーケットは、価格競争になっています。更新作業をお客様にやっていただくことで、自動化をはかり、人手のかからないシステムにすることで、原価ぎりぎりで提供しているのです。

そういうシステムでは、郵送のコストさえありません。連絡のメールを読み飛ばすと、すぐにドメインが失効してしまいます。

当社では、きっちりと更新させていただくサービスがお客様に望まれていると考え、百年ドメインをはじめました。

百年後、当社の社長が貴社を訪れ、次の百年のお願いをしているのを天国から見る、というのが、私の夢です。

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