IGF(インターネットガバナンスフォーラム)がスイス ジュネーブの国連事務局で12月18日から21日まで開催されています。
こちらが国連本部のPlegny(プレニー)門。ここから入場します。観光客がたくさんいる、万国旗がひしめく門ではない方の門です。
向かい側には、国際赤十字博物館があります。この辺りは、WIPOなど、国際機関だらけです。
朝9時からセッションが始まりますが、その時間帯には、
こんな感じで大行列です。空港と同等のセキュリティチェックがあります。
オープニングセレモニーでは、スイスのロイトハルト大統領の挨拶がありました。
大統領はその後のセッションにも引き続き参加され、IGFを重視していると感じました。
IGFではどういうことが話し合われているか、というと、セキュリティやDNSのような技術的な話題から、デジタルデバイドとか、インターネットの中立性をはじめとして、フェイクニュースなど、やや政治的な話題も取り扱っています。
バッジはこんな感じで、ビニールのカバーもなく、ちゃちです。
念のためQRコードはモザイクにしました。
顔写真はその場で撮影されプリントされましたが、加工したのかというくらい、縦長になり、目は白目がなくなって全部黒目という変な写真になりました。
ラトビアのe-Government(電子政府)の実例を聞きましたが、面白かったです。
ローラという、バーチャルアシスタントを使っているそうです。
LATVIA AS DATA DRIVEN NATION
ということで、取り組んでいて、交通事故が減少したなど、一定の効果をあげているようです。
フェイクニュースのセッションは超満員で立ち見が出ていました。
会場から質問や意見を受け付け、何人かが発言したのですが、日本からMIAUの八田氏が、「フェイクニュースを欲しがる人々がいる」という指摘をされました。自国びいきかも知れませんが、会場が一瞬沈黙するほど、素晴らしい発言でした。
国際会議を成功させる秘訣は?
それは、インド人を黙らせ、日本人にはしゃべらせることだ。
というジョークがありますが、その意味でも、このセッションは大成功だったのではないでしょうか?笑
会議室は、必ず、後ろに椅子があります。政府代表と役人がセットで座るようにできています。
空いている会議室も見たのですが、ここで国際政治が行われるのだと思うと感慨深いですね。
カフェテリアの近くには、自由に使えるPCがありました。
セキュリティがどうなっているのか、ちょっと調べたい気持ちもありましたが、おとなしく普通に使いました。
IEEEやICANNのブースをはじめ、数十のブースがありました。
Wi-Fiは、IGFとUNOG(国連)のフリーWi-Fiがありました。
せっかくなので、国連のものを使用したりしました。
こちらがNations 門です。国旗が並んでいます。
ちょうど中央あたりに日の丸があります。
IGFはこちらから入場できませんが、退場はできますので、こちらから写真を撮りつつ帰りました。