PPPoEでもSIMでも固定IPのインターリンクがIPoEでも固定IP

インターリンクと言えば、固定IPということで、普通のインターネット接続サービス(PPPoE方式)で固定IP接続をはじめたのが2000年でした。

その後、VPN接続による固定IPを提供するマイIP、さらにSIMでも固定IP SIMを提供、そしていよいよ、IPoE方式での固定IPの提供をはじめました。

上級者向け(使う人のあまりいない)特殊な(微妙な)サービスを提供するインターリンクが満を持しての投入です。

千人に一人くらいの方(=上級者)に興味を持っていただければ幸いです。

インターリンクはこれからも、千人に一人、万人に一人の少ないニーズのために働いてまいります。

INTERNET WATCH

ZOOT NATIVE 固定IPサービス概要ページ

 

パルスオキシメーターが届きました

(写真上:到着したパルスオキシメーター)
(写真下:Amazonの商品説明の画像、若干違いますね)

4月26日にAmazonで注文した、パルスオキシメーター(¥5,999)がやっと届きました。

5月17日までに到着予定とありましたので、2日遅れでした。

パルスオキシメーターは、脈拍とSpO2(動脈血酸素飽和度)を測るものです。私たち一般人向けにわかりやすく言うと、血中酸素濃度を測っていると言ってもいいものです。

コロナウィルスに感染すると自覚症状のないまま肺機能が低下し、SpO2(動脈血酸素飽和度)も低下するとのことで、パルスオキシメーターがあれば、それを見つけることができます。

早速、使ってみたところ、SpO298%、脈拍61でした。

SpO2の正常値は96%-98%と言われているので、どうやら正常のようです。

今日知ったのですが、厚労省は宿泊施設にこのパルスオキシメーターの設置を勧めているようです。

「宿泊療養を行う施設におけるパルスオキシメーターの配備について」という文書を都道府県等に出していました。こちら

「宿泊施設において、看護師等が健康観察を行う際に、必要に応 じて宿泊施設に適切な数のパルスオキシメーターを備えつけ、酸素飽和度や 呼吸数の確認により健康状態を把握することが重要」とのことです。

さて、Amazonでの購入は、実は2台です。Amazonで注文できたのはすべて中国の業者でした。もう1台(¥3,200)も中国から日本に届いているようなのでそろそろ着きそうです。

なぜ2台購入したかというと、不良品の可能性や、ほぼないと思いますがAmazonマーケットプレイス詐欺を考えたためです。安い方が到着までに時間がかかるのは、やはり経済原則でしょうか?

パルスオキシメーターは、日本人が作った、ということをご存知でしょうか?

Wikipediaから少し長くなりますが引用します。

日本光電工業株式会社の青柳卓雄、岸道男、田貫甚之助によって昭和49年(1974年)に発明されたものである[1]。1974年3月29日、日本光電工業株式会社の青柳卓雄らにより、パルスオキシメーターの原理に関する特許「光学式血液測定装置」が出願され、それに遅れること1ヶ月弱の1974年4月24日、パルスオキシメーターの開発を独自に進めていたミノルタカメラ(現コニカミノルタ)より、「オキシメーター」の特許出願がなされた。これらの発明は後に全世界の患者の安全に計り知れないほど大きな進歩をもたらした。

すごいですね!

こういう発明はノーベル賞とは無縁なのでしょうか?麻酔を使う手術では必ず指にパルスオキシメーターをつけているほどポピュラーなものなので、全世界の人がその恩恵にあずかっているものですね。最近では、数年前の私の痔の手術でもお世話になりました。

発明者のお一人、青柳卓雄さんは、コロナ真っ最中の2020年4月18日、お亡くなりになられたとのこと、ご冥福をお祈り申し上げます。

ネットの混雑を高速道路の渋滞にたとえてみると…

インターネットが外出自粛で混雑しています。

ゴールデンウィークで高速道路が混まなかったかわりに、ネットが大渋滞を起こしたような感じです。

そこで、今回は多少の無理を承知で、ネットの混雑を高速道路の渋滞にたとえてみたいと思います。

多くの人は、渋滞というと上の写真のように、高速道路に車が溢れていると考えると思いますが、実はネットの場合は、高速道路は、こんな感じ↓

 

そうなんです。実は高速道路の本線は空いています。

では、どこが混雑してるのかというと、

料金所が大混雑しています。

ネットの混雑はほとんどこれが問題です。

そして、各管轄なのですが、

高速道路入口 …… NTT東西の管轄、各電話局

高速道路本線 ……インターネットプロバイダーの管轄

高速道路出口 ……コンテンツ各社 Netflixなど

もうおわかりと思いますが、当社のようなプロバイダーが管理できるのは、高速道路本線なので、入口と出口は管理できません。

特に現在、問題になっているのは入口の方で、NTT局でフレッツを収容する回線がいっぱいいっぱいになっていることが多いのです。

ここの部分は、NTTが設備投資時に決めた基準、一人あたりxxxkbpsというような基準によって増設をするため、その基準にあわなければ、「混雑してるから増設してよ」とお願いしても、してくれないのです。

そこで、管轄外の当社のようなプロバイダーが解決する方法としてはIPv6ネイティブ方式による接続があります。たとえて言うと、料金所を迂回して接続する方式です。

各社ともさまざまな名称でサービスしていますが、インターリンクにおいては、ZOOT NATIVE(ズット ネイティブ)という名称で販売させていただいています。

ではZOOT NATIVEは、常に ZOOT NEXT より速いのかというと、そういうことはなく、NATIVE方式ではIPv4⇄IPv6の変換をするため、そこに時間がかかり、最高速度は当社調べで400Mbps程度です。ZOOT NEXTは料金所ががらがらという感じで条件が良ければ、まれに最高速度600Mbps程度出る場合もあります。

全国に数あるNTTの局舎の混雑状況を当社が把握することは不可能なので、当社においてはお試し最大2ヶ月間を用意し、お客様ご自身で試していただくという方法を採らせていただいています。

ほめて伸ばすアメリカ、ほめて伸ばしつつも引きしめるイギリス、ひたすら我慢と引きしめの日本

毎朝7時からNHK  BSのワールドニュースを見ています。

アメリカ、イギリスをはじめヨーロッパ、アジア、南米、アフリカ、世界各国のニュースが短時間で紹介されます。
今はコロナウイルスに関するニュースばかりですが、各国の違いというのがとてもよくわかります。

私の印象ですが、トランプ大統領もニューヨークの知事も、感染状況が少し改善するとすぐに「とてもいい兆候だ」と言います。
「ほめて伸ばす」アメリカ、という感じです。

それに対して、イギリス ジョンソン首相は、良い方向に向かってる、だが気を付けろ、という感じで、
「ほめて伸ばしつつも、引き締めている」
感じです。

日本の新規感染者判明数のグラフは減少傾向(*1)にありますが、減っていることには、あまり言及はなく「まだまだ、我慢しろ、引き締めろ」という感じです。

あくまでもニュースを見ての私の主観的な印象です。

(*1)グラフのタイトルは、感染者数ですが、実際には、その日に判明した感染者ですので、感染者判明数のグラフと言った方が正確です。日本は発症後すぐにはPCR検査しないこと、検査結果に数日かかること、さらに潜伏期間があることを考慮すると、実際にはその日の1週間程度前の感染者の数字と考えられるので、この数値は感染者数の遅行指標であると言えます。遅行指標がすでに減少傾向にあるので、実際のその日の新規感染者数はもっと少ないと推定できます。