ほめて伸ばすアメリカ、ほめて伸ばしつつも引きしめるイギリス、ひたすら我慢と引きしめの日本

毎朝7時からNHK  BSのワールドニュースを見ています。

アメリカ、イギリスをはじめヨーロッパ、アジア、南米、アフリカ、世界各国のニュースが短時間で紹介されます。
今はコロナウイルスに関するニュースばかりですが、各国の違いというのがとてもよくわかります。

私の印象ですが、トランプ大統領もニューヨークの知事も、感染状況が少し改善するとすぐに「とてもいい兆候だ」と言います。
「ほめて伸ばす」アメリカ、という感じです。

それに対して、イギリス ジョンソン首相は、良い方向に向かってる、だが気を付けろ、という感じで、
「ほめて伸ばしつつも、引き締めている」
感じです。

日本の新規感染者判明数のグラフは減少傾向(*1)にありますが、減っていることには、あまり言及はなく「まだまだ、我慢しろ、引き締めろ」という感じです。

あくまでもニュースを見ての私の主観的な印象です。

(*1)グラフのタイトルは、感染者数ですが、実際には、その日に判明した感染者ですので、感染者判明数のグラフと言った方が正確です。日本は発症後すぐにはPCR検査しないこと、検査結果に数日かかること、さらに潜伏期間があることを考慮すると、実際にはその日の1週間程度前の感染者の数字と考えられるので、この数値は感染者数の遅行指標であると言えます。遅行指標がすでに減少傾向にあるので、実際のその日の新規感染者数はもっと少ないと推定できます。