当社は、2022年5月より完全テレワークでの週休3日制試験運用を開始しました。
いきなり完全テレワーク、週休3日にチャレンジしたわけではなく、ここに至るまで準備というか、よりよい働き方を求めて、社員とともに実践してきた結果としての週休3日チャレンジになります。
どういう経緯があったのか、ここで振り返ってみたいと思います。
2009年9月 初のテレワーク
新型インフルエンザ(H1N1型)のパンデミックに備えて1週間のテレワーク期間を設け、各社員1日ずつテレワークを実施。その後、「ノー出勤デー」と呼ぶなどして断続的に実施。
2011年3月 東日本大震災後のテレワーク
3月14日(月)から25日(金)までの2週間、テレワークを実施。
2012年以降毎年7月8月 毎週金曜日テレワーク
2020年の完全テレワークまで、夏の暑い時期である7月、8月につき、毎週金曜日をテレワークとしました。
2020年2月 新型コロナに伴い、完全テレワークを実施
2020年6月 7時間あがりを認める(週休3日への布石)
仕事をすべて片付けたら、17時以降であれば早上がりをしてよいとしました。多くの社員が7時間台で仕事を終われるようになりました。1日7時間で週5日とすると、週35時間の労働という計算になります。
2022年5月 週休3日制試験導入
1年間のテスト運用を予定しています。1年後に正式導入を目指しています。
こうやってみると、
初のテレワークから、完全テレワークまで10年5ヶ月
かかっています。
週休3日は、このまま順調にいけば、2年11ヶ月で正式運用となります。
このように、完全テレワークも週休3日も、思いつきだけではじめるのではなく、準備やテストをしながらやってきた、ということがおわかりいただけるかと思います。