interlink-blog のすべての投稿

トランプ銃撃事件をAIが覚えるのに約2日かかったようだ

ちょうどChatGPTの記事を書いた14日の朝7時過ぎ、トランプ元大統領銃撃事件が発生しました。

ChatGPTがどのくらい新しいニュースを覚えるのかと思い、まずは24時間以上経過した15日朝9時にChatGPTに問いかけました。

私:トランプ元大統領は狙撃されましたか?

AI:トランプ元大統領が狙撃されたという報道はありません。もしこのような重大な事件が発生した場合、ニュースや公式発表で大きく取り上げられるはずです。現在のところ、そのような事件があったという信頼できる情報は存在しません。

約1日半経過した15日18:43には、
AI:いいえ、ドナルド・トランプ元大統領が狙撃されたという事実はありません。最近の報道や噂の中には、FBIが彼を狙ったという主張や誤解がありますが、これらは誤りであり、実際にはそのような事件は起こっていません​ (AFP Fact Check)​​ (PolitiFact)​。

2日半経過した16日19:25にやっと事実を認識していました。出先でしたのでiPhoneのChatGPTを使っています。

1日半では認識せず、2日半で認識していた、ということになります。

今日の昼間は忙しくてチェックできなかったのが心残りです。もう少し細かくチェックしておけばよかったです。

ただ、これだけでも言えることとしては、ChatGPTがニュースを覚えるのには、1日以上かかり、2日くらいで覚えるようだ、ということは言えそうです。

生成AIで有名なChatGPTの無料版と有料版の違い

ChatGPTの無料版と月額¥3,000(iPhoneアプリで登録した場合)の有料版で、どういう違いがあるか、試してみました。

まずは、実用的な使い方で、

『JAL 東京那覇便の最終便は何時ですか?』です。

無料版

有料版

無料版では日によって違うから自分で調べて、でしたが、有料版では時刻をしっかり答えてくれています。JALのページに行って調べるより、はるかに簡単に答えが出てきて便利ですね。

続いて、ちょっと学術的な話。2024年は米国で素数周期ゼミと呼ばれる、13年で成虫になる蝉、13年蝉と17年で成虫になる17年蝉の大発生が重なる年です。そこで、それらがどのあたりに発生するか、ということで、

『2024年の米国で13年と17年蝉が大量発生するとのことですが、分布図はありますか?』とたずねました。

無料版

有料版

英語だったので、『日本語で』とリクエスト

無料版はゼロ回答に近いものでしたが、有料版では、かなり詳しく答えてくれました。実際に、ChatGPTなしで日本語で検索しても、ここまでの情報は出てきません。とても便利としか言いようがありません。

さて、最後は、村上春樹風の文章にして、というリクエストです。

『スーパー信濃屋で、「とまらんパイ」というお菓子を見つけた。これは、食べ出したら止まらないらしい。キリバスのクリスマス島の塩を使っている。先日、ドメイン島巡りでクリスマス島に行ったので、思わず買ってしまった。という文章を村上春樹風にして。』

無料版

     有料版

これは好き嫌いが分かれそうですね。無料版もいい感じです。

いかがでしたでしょうか?結構違うことがおわかりいただけたかな、と思います。Googleで検索して調べる、というのではなく、ChatGPTのような生成AIに聞く、というのがそのうち一般的になりそうです。

ちなみに、とまらんパイはこちらです。

中国を脱出する富裕層が世界最多なのは納得、そして日本は富裕層が出ていく国なのか、入ってくる国なのか?

中国を脱出する富裕層が世界最多、というニュースがあったので、関連ニュースを探っていたら、おもしろいものを見つけました。

Mapped:Millionaire Migration in 2024」(富裕層の移住状況マップ2024年版)というものです。

富裕層が脱出する国

1位 中国
2位 英国
3位 インド

となっています。

一方、富裕層が移住する国

1位 アラブ首長国連邦
2位 アメリカ
3位 シンガポール

と、まあまあそうだろうな、という国が並びます。

そして、わが国は、いなくなるほうか、増えるほうか、どちらでしょう?

…………………

…………………

…………………

なんと、意外にも、日本は富裕層が移住する国の10位なんです!

税金が安いわけではないですが、

物価が安いから?

円安だから?

富裕層の中国人が来ている?

日本を出て、アラブ首長国連邦やシンガポールに移住している有名Youtuberもいるので、イメージとしては、富裕層が出ていってしまう、という感じでしたが、どうも違うようです。

みずほダイレクト第2暗証番号アプリ化の手続きで本人確認エラーが出てしまう

みずほ銀行は、会社のあるサンシャイン60内に支店があったことから、インターリンクでは社員にみずほ銀行口座を作ってもらっていました。私もそのとき、約30年前に池袋副都心支店(サンシャイン内にかつてあった支店)で口座を作っています。

みずほダイレクトを申し込んだときに、第2暗証番号の紙のカードをもらっています。その第2暗証番号を使って、振り込みやペイジーを行っていましたが、2024年7月14日から、紙カードは使えなくなるとのこと。アプリ版に切り替えないと、みずほダイレクトでの振込ができなくなるそうです!これは一大事。

そこで、第2暗証番号アプリ化をしようと試みました。

すでにアプリを利用している人は、下記のように4ステップで簡単にいけるとのことですが、、、

実は、ステップ3とステップ4の間に盲点があります。

詳しく説明しますと、ステップ3のあとは以下のようになります。

まず注意事項が表示されます。

「閉じる」を押すと、本人確認ページになります。(実はこの注意事項に問題解決の重要なヒントがあったのですが)

第1暗証番号と生年月日を入力します。

第1暗証番号は、キャッシュカードの暗証番号の数字4桁です。

そして「SMS認証に進む」をタッチすると、

「本人確認できません。入力内容をご確認ください。」と表示されます。

暗証番号間違えた?!と思い、思いつく別の数字を入れます。それでも同じエラーでした。あまり何度も間違えるとロックされてしまって面倒なことになりかねないので、1回だけにしました。

みずほのキャッシュカードはもう20年くらい使ってないので、暗証番号間違えている可能性はありそうです。確かめるために、みずほのキャッシュカードを持って、ATMへ行って、残高照会をしてみます。暗証番号に間違いはありませんでした。

そうなると、誕生日間違える?ありえないですよね。

みずほ銀行の電話窓口に問い合わせたり、いろいろとやった結果、わかったことは、

「本人確認できません。入力内容をご確認ください。」

というのは、

「携帯電話番号が登録されていないためSMS認証に進めません。『みずほ口座開設&手続きアプリ』で登録してください。」

という意味だったんです!

これ、エラーメッセージ変えるべきですよね。

みずほ口座開設&手続きアプリで携帯電話番号を登録してから、上記をやり直すと、難なく第2暗証番号アプリ化ができました。

7月14日以降、困ってしまう人が大勢出てきそうな気がします。このページが役に立つことがあれば幸いです。

運転免許証の写真を好きな写真に変更できる東京都、できない埼玉県

(警察庁の見本ページ画像、有効期限切れてます笑)

運転免許証の写真は、普通は、運転免許センターで警察の方に撮っていただきますよね?

でも最近は持ち込みでも可能になって、芸能人の方など、持ち込み写真を使っているというようなSNSをたまに見かけます。

さて、、、、

警察で撮影してもらったけど、その写真がどうしても気に入らない場合、なにか方法があるのか?

ということなんですが……………

紛失したときに再発行するくらいしかないのでは?

と思いがちですが、なんと、

「現在表示されている写真を変更したい方」

という理由で再交付してもらえるんです。

警視庁のページを見てみます。

自分で撮影して持ち込んだ写真でも、再度、警察の方に撮っていただくでも良いとのこと。

おお、すごい、やってみようと思った方、所轄の警察のページをよーく読んでみてください。たとえば、埼玉県での再交付では持ち込み写真は使用できず、警察の方に撮ってもらう写真になります。埼玉県警の該当ページ

交付手数料2,250円ですが、気に入るまで何度も再交付し、そのたびに手数料払う、という強者もいたりするかもしれませんね(笑)

写真持ち込みの場合、規定が厳しいので、そこはご注意ください。(サイズ、髪の毛で顔が隠れないetc)

最強開運日に寄付したいと思ったけれど………

いわゆる大安吉日とか、ほとんど気にしないのですが、スタートアップに投資する際、「一粒万倍日」に振り込みをしたことがあります。

一粒が万倍になる、っていうイメージがとてもいいなと思いました。

いくらスタートアップといえど、万倍はあり得ないのですけれど(笑)

さて、ある団体に寄付をすることにしたのですが、せっかくだから、受け取った側が気にするかもしれないし、どうせなら吉日にしようかと思って、ネットで検索しました。

「最強開運日 2024」でぐぐってみたら、

2024年1月1日(月・祝):赤口、一粒万倍日、天赦日、天恩日

1月1日(月)が1年で最も良い日ということだそうですが、1月1日は令和6年能登半島地震が起きた日です。全然良い日ではないと思いました。

ということで、日を選ぶことなく、寄付をさせていただきました。

BECAUSE THERE IS NO PLANET B 〜世界海洋デー〜

本日、6月8日は世界海洋デーです。

2008年に国連で制定されました。

つい3日前のことです。新宿駅からつながっている新宿タカシマヤの2階にECOALF(エコアルフ)というブランドの期間限定のポップアップストアがあり、初めて見たのですが、かなり気に入ってしまい、Tシャツその他、わりとたくさん購入してしまいました。(本来の売場自体は8階にあります)

海洋ゴミをリサイクル(エコアルフではリサイクルして付加価値をつけるという意味で、 リサイクルではなくアップサイクルという言葉を使っているようです)して商品にするなどしています。

because there is no planet B

はエコアルフの商品によく使われていて、私が買ったのもこのメッセージが書かれているTシャツです。

アメリカのアクションドラマで主人公のチームが危機に陥ったような時、

「プランBはあるのか?」

というようなセリフがよく出てきます。現状やっている作戦がプランAで、プランBというのは、代替案という意味です。

先ほどのメッセージは、「惑星Bはないのだから」というのが直訳ですが、planet Bという言葉からplan Bを想像して、「代替となる惑星Bがないのだから」、となり、そもそも惑星Aは何?今やっている作戦がプランA、今いる惑星が惑星Aだから地球でしょ、ということで、「地球のかわりはないのだから」「地球は一つしかないのだから」という意味になるわけですね。

人生では、プランBがあることが多く、たとえ事前にプランBを考えていなくても、別の道はたいていありますが、planet Bはないのですから、planet A = 地球、そして地球のほぼ70%の海洋を大切にしていきたいですね。

8兆円の報酬が高すぎるかどうかでもめる米国と、1億円を越す報酬が高すぎるからと見直させる日本

本ブログは、高額報酬がいいとか悪いとかではなく、文字通り「桁が違うなぁ」という感想を述べています。

テスラの創業者 イーロン・マスク氏の報酬が550億ドル(現在のレートで約8兆6千億円)の見込みとなったのですが、裁判所が無効の判断をしたとのこと。

NHK News Web 『マスク氏の約8兆円報酬 米裁判所が“過剰報酬”認め無効判断』

2018年には、現在のテスラの時価総額や売上になるとは誰も思っていなかったのでしょうが、実際にそこまで会社を大きくしたわけで、その時の約束通り、報酬をもらえると思ったら、もらえなくなってしまいました。

裁判所が「No!」と言ったくらいでへこたれるイーロン・マスク氏ではありません。新たに株主提案をして、なんとしても550億ドルを手にしようとしています。

産経新聞『マスク氏8兆円報酬再提案 米テスラ、株主総会で』

業績連動報酬のようなものなので、これ、一般社員だったら本当にひどい話ですよね。自動車百台売ったら、ボーナス100万円と言われて契約書まであるのに、百台売ったのに払ってくれないわけですから。

さて、これで思い出すのが、日本の産業革新投資機構の役員報酬です。

ちょうど、テスラが巨額報酬パッケージを決めた2018年のことですが、

産業革新投資機構の社長を含めた役員報酬については、経済産業省と機構が業績に連動して支払われる分を合わせて、年間で最大1億円を超える額を支払うことで合意していました。

しかしその後、報酬が高すぎるという指摘が出たことから、経済産業省は方針を転換し、3日、認可しないことを決め見直すように求めています。

NHK政治マガジン『「官民ファンドは国の資金 報酬高すぎる」世耕経産相』

イーロン・マスク氏の8兆6千億円は10年間の報酬総額ということらしいので、年収にすると8600億円になり、1億円の8600倍です。桁違いも桁違い、4桁(1万倍)近く違います。

巨額報酬が承認されるのか、されないのか、テスラの株主総会はいよいよ1週間後、6月13日です。

楽天モバイル旧契約に要注意!?店舗でもわからない旧契約はクレカ変更後も料金の支払いが続いてしまう

(6/4  私の記憶違いがあり、解約申請していたため修正。ビットコインのことを追記。)

楽天経済圏を離脱したことは、以前のブログに書きました。

離脱時に、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)をやめて、年会費無料の一般カードに変更しました。

もちろん、カード番号も変わりました。

さて、それがきっかけで、楽天モバイルの旧契約が発覚したのですが、経緯はともかく、わかったことを先に書きます。

同じような人がいるかもしれないので、参考になれば。

1 楽天モバイル旧契約は、my楽天モバイルからは確認不可

2 楽天モバイル旧契約は、楽天モバイル店舗でも確認不可

3 楽天モバイル旧契約は、楽天モバイルメンバーズステーションからのみ、確認できる。電話窓口もない。(以前はあったらしい)

4 上記から、顧客データベースが2つあると思われる。
my 楽天モバイル ②楽天モバイルメンバーズステーション

5 楽天モバイルメンバーズステーションは楽天IDでもログインできるとなっているが、実際にはできなかった。パスワードを変更したことがあるから、かもしれない。過去のメールを漁って、raではじまる楽天モバイルIDを探すしかない。

6 カード番号が変更になっているのに、引き落としが続く
(昨今の契約は、カード番号が同じでも有効期限が切れるだけで再入力をさせるのに、これはいくらなんでもやりすぎ?!)


2023年12月に楽天経済圏を離脱しました。

離脱後1,2ヶ月は、やめたプレミアムカードへの請求がありました。これは通常のことです。

たくさん貯まっていた楽天ポイントも楽天ペイで使うなどして、徐々に減り、いつしかほぼゼロになっていきました。

プレミアムカードをやめて一般カードにしましたが、まったく利用せず、そのままカードホルダーにしまっていたのですが、先日、ふとカードから利用代金が落とされていることに気づきました。

調べてみると、

2024/3/1 楽天モバイルMVNO通信料 3,136
2024/4/1 楽天モバイルMVNO通信料 3,100
2024/5/1 楽天モバイルMVNO通信料 3,041

というのがカード明細でした。3月以前は新カードはもちろん、旧プレミアムカードでも楽天モバイルからの引き落としはありませんでした。

これを持って、楽天モバイル店舗へ行きました。

そこで、わかったことは、

楽天モバイルMVNO通信料とあるのは、楽天モバイルの旧契約でること

楽天モバイルの旧契約は、店舗で調べることはできないこと

電話窓口もないので、メンバーズステーションにログインしてメールかチャットで質問する以外の方法がないこと

逆にわからなかったことは、

毎月の利用料金は定額のはずなのに、定額になっていないこと

でした。

自宅に戻り、楽天モバイルメンバーズステーションへログインを試みます。いろいろやってもできません。

楽天モバイルメンバーズステーションのURLのドメインが、
ms.fusioncom.co.jp

であることに気づき、Macのキーチェーンアクセスの中に、下記を見つけました。

これでログインを試みましたが、ダメでした。

過去のメールを検索したら、下記のタイトルのメールを発見。

契約した時のメールで、raではじまるIDがありました。

そこで、楽天モバイル メンバーズステーションのSIM電話番号でログインのところから、

SIM電話番号 raではじまるID

パスワード  id.mobile.fusioncom.co.jpに保存されていたパスワード

を入力したら、見事、ログインできました。

ログインしたら、下記の画面になりました。

ご利用中のプランに何も表示がありません。(サービス名のところ、クリックできるように見えますが、できません)

やっぱりこれ、退会してるよね。楽天UNLIMITに変更したから退会になっている、と思いました。

利用明細を見ると、

ずっと請求されていたようです。楽天経済圏でポイントを稼いでいたので、楽天ポイントで支払われていて、カード明細にも載ってこない、さらに、my楽天モバイルにも載ってこない、ということでまったく気づかなかったわけです。

また、最近の料金が毎月微妙に違っていたのは、充当される楽天ポイントが少なかったから、と判明しました。

念のためカード情報を確認してみると、

この末尾4桁 1238 は、解約した楽天プレミアムカードの末尾です。

旧カード番号で請求してるんでしょうか?それが勝手に新カードに請求されてるのでしょうか?最近は、カードについてはセキュリティが高くなっているのに、これはちょっと驚きです。

さて、ということで、楽天モバイルに問い合わせをしました。この契約は楽天UNLIMITにしたはずで、実際、現状のサービスがないことからも明らかだから、返金してほしい、という内容です。

返金作業は面倒だし、したくないだろうなあと思いつつ出しました。

回答がこちら。

5月末での解約ということは、4月16日から5月15日までに解約申請をしているということです。まったく記憶にないのですが、その期間の受信メールを調べてみると………解約申請完了通知がありました💦 その時は、SIM番号があったので簡単に解約申請できたようです。

ほとんど使わずに料金だけ払っていたことにはなりますが、楽天経済圏にいる間、楽天のポイントアップ、SPU達成のため毎月3万円のビットコインを購入していて、それが今や…………

と、148万円のプラスになっています。

楽天経済圏にいて、ビットコインを3年間毎月3万円、合計36万円分のビットコインを購入したものが、いまや184万円となっていて、148万円のプラスです。

ということで、楽天のおかげで儲かっていました。ほとんど使わない契約を4年払っていた総額157,440円(3,280x12x4)は、ちょっともったいなかったのですが、まあよし、ということで。

ライドシェア全面解禁 結論先送りにがっかりしました

昨夜のニュースで、

「ライドシェア全面解禁 結論先送り」

というものがありました。Uberに代表される、ライドシェアの全面解禁の結論が先送りされた、とのことです。

先進国では、もうライドシェアは導入されて何年も経っているというのに、日本はこういうところで時代からどんどん取り残されています。

ライドシェアが導入された各国では、当然ながらタクシー会社やタクシー運転手の反対運動が展開されるなどしました。特にフランスでは高速道路を占拠したり、放火するなどの過激な反対運動がなされました。

それでどうなったか、ですが、「うまく共存している」のです。

たとえば、空港でライドシェアを使おうとすると、空港駐車場にあるライドシェア待ち合わせ場所のようなところまで移動する必要があります。タクシーは、空港の到着出口の正面に乗車場所があり、すぐに乗れるのに対して、ライドシェアは5分とか10分、荷物を持って歩く必要があります。

さらに、そこでライドシェアを呼ぶので、車が来るまで数分から、場合によっては10分以上待たされることがあります。

また、ラスベガスでは、ホテルの正面玄関はタクシーのみ、裏口のような場所でしか乗れない、というように乗降場所が決められていることもあります。


さて、なぜタクシーが許認可制なのか。

こちらのページに規制は憲法違反ではないか、などと争った例があげられていますが、許認可が必要なのは、

『これらはいずれも行政指導並びに運営面においてそれぞれ是正の道があ(る)』
『自由営業に委ねると一時的,局部的にはともかく全国的長期的な見地からみれば交通の無法状態に陥る危険が大である』

ということらしいです。

「交通の無法状態」ってなんでしょう?

たとえば、遠回りをして高額な運賃を請求したり、というようなことは、実際に私も20年以上前に経験しました。

確かに、ごく一部の心ない運転手がそのような行為をしたことはあったのだろうと思いますが、業界の努力や行政の指導で今はほとんどなくなっているようです。

そして、ここからが重要なのですが、ライドシェアではどの道をいつ通ったかの履歴が記録されますので、遠回りはすぐにばれます。

制度制定の趣旨は、ライドシェアではクリアされている、と考えていいのではないでしょいうか?


ライドシェアは、本当に便利です。いつどこに行ったかの履歴もしっかり取れ、領収書はeメールで届きます。タクシーのいない地域でもライドシェアがあれば、便利に使えます。海外で利用したことのある人で、導入すべきでないと考えている人はいないのではないか?と思うくらいです。

大袈裟に言うと、日本国民にとって大きな損失が、もう、10年以上続いています。

タクシー会社にとっては、損失となるかもしれません。つぶれてしまう会社も出てくるかもしれません。時代の変化やテクノロジーの進歩で、たとえば、レコード針、カセットテープやMDを作る会社は、昔のような業績はあげられていませんよね。レコード針を作る会社のいくつかはつぶれ、多くは業績を下げました。そして多くの従業員は職を失ったのだろうと思います。しかし、ライドシェアでタクシー会社はつぶれるかもしれませんが、運転手は職を失いません。なぜなら、ライドシェア運転手になって稼ぐことができるからです。これは大きな違いではないでしょうか?お笑い芸人が吉本をやめて独立するようなものです。稼げる場合もあれば、稼げなくなる場合もあるというのも同じですね。

最後にひとつライドシェア導入でやってほしいことがあります。

それは自由料金制です。サンフランシスコのUberなどは、混雑時に料金があがります。料金があがると、Uber運転手登録している人に、「料金が高いから、今、運転手すると稼げますよ」という連絡がいき、ソファで寝転がっていた人が、それじゃあ、ひと仕事しようか、ということになります。そして、そういう人がUber運転手をして、混雑がいずれ緩和されると通常料金に戻ります。

上記のように混雑時に高額になった場合の差額については、高齢者が利用した場合は国が負担する、というような方法も良いのではないでしょうか?