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2023年、最強の海外用eSIMはUbigi!

2023年、久々のラスベガスCESに参加後、カリブ海のドメインのある島をめぐる旅をしてきました。

そこでまたeSIMを活用しました。

昨年10月、

2022年、最強の海外用eSIMはコレだ!海外用Wi-Fiはやめておくべきこれだけの理由

というエントリを書き、その中で、Airaloをイチオシとしましたが、Airaloをオススメできない事態が起きました。

アメリカまでは問題なかったAiraloですが、ドミニカ国、ドミニカ共和国、とどちらもまったく使えなかったのです。それだけでなく、問い合わせをしても返事がありませんでした。

一つの島に長くて2日しか滞在しないので、問い合わせをしたらせめて翌日に連絡がほしいのですが、複数回問い合わせをしたにもかかわらず、いまだに返事をもらえていません。それに対して、Ubigiは翌日には返事をもらえましたし、ドミニカ国、ドミニカ共和国、どちらでも快適に使えました。

さらにUbigiは、データを使いきっても、Ubigiのサイトだけにはつながって、データ容量を買い足せるというメリットも、今回、十分すぎるほど感じました。

2023年、最強の海外用eSIMはUbigi 

これで決まりです。

格安なのにシートはフルフラットでビジネスクラスみたい?!無料Wi-Fi使える?機内が寒い?など話題のZIPAIRに乗って確かめてきた

ラスベガスで開催されているCESに、ZIPAIRの成田発ホノルル便→ハワイアン航空乗り継ぎを使ってラスベガスに入りました。
ラスベガスは西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコ経由が一般的ですが、CESの時期は、西海岸経由の航空券が高騰します。ハワイ経由は、行程は少し長くなりますが、値段がかなり安くなります。さらにZIPAIRを使うことで、さらに安く抑えられました。ZIPAIRとは、2020年6月3日に運航を開始したばかりの日本の国際線専門格安航空会社(LCC)。日本航空(JAL)の完全子会社です。ZIPAIR初搭乗となりますが、JALと対比しながらレポートします。

「ZIPAIRの機内は寒い」という噂の真相?!
ネットで搭乗体験記を調べると「ZIPAIRの機内は寒い」という情報が出てきます。格安だからエアコン費用も抑えてるんだろうと勝手に考え、上下ヒートテック下着まで着込んで搭乗しました。
実際の機内温度はどうだったかというと、ダウンとセーターを脱ぎました!暑かったのです。CAさんに聞いたところ、設定温度は24度程度にしている、とのこと。つまり、温度自体は他の飛行機と変わりません。CAさん曰く、寒いとおっしゃる方もいれば、暑いとおっしゃる方もいます、とのこと。
ブランケットが有料なので、ブランケットなしだと寒く感じる人もいる、というのが真相のようです。特に暑い地域から薄着で搭乗するような場合は気をつけた方が良いでしょう。

無料Wi-Fiの実力
ZIPAIRには無料Wi-Fiがついています。テレビがない代わりに機内Wi-Fiを利用して、映画などのコンテンツを見たり、機内販売を申し込む仕組みです。機内 Wi-Fiでインターネット接続した場合、どのくらいの速度か出るか、試してきました。まず、Yahoo!ニュースはなんとか見れます。メーセージアプリも使えますが、写真や動画は難しいレベルです。
機内で3回計測。その後も何回か計測しましたが、ほぼ同じでした。


機内で買える食べ物

機内食は有料で事前に申し込みが必要です。ドリンクサービスもありません。もし申し込みを忘れて、さらに食べ物、飲み物の持ち込みも忘れてしまったら?その場合、機内販売があります。JALはWeb上で調べることができますが、ZIPAIRの機内で何が買えるか、探しても見つかりませんでした。
そこでホノルル便機内で機内販売メニューを撮影したので掲載します。
JALではプレミアムエコノミークラス以上で提供されるカップ麺、JALオリジナルうどんですかい、が買えるのはいいですね。
食べ物や飲み物を忘れても、なんとかなりそうです。


機内で見れる映画

クチコミにもありますが、新作はありませんし、007のような古いけど版権高そうなものはありません。

ビジネスクラスと思ってZIPAIRのフルフラットシートに乗ってはいけない!
ビジネスクラスであれば、搭乗前から特別扱いされます。
例えば、エコノミークラス チェックインカウンターの長蛇の列を脇目に、ビジネスクラスカウンターですぐに受け付けてもらえて、搭乗前の時間はラウンジで食事やビールが無料でいただけます。搭乗するにあたっても優先搭乗で先に案内されます。搭乗したら、席にはアメニティセットが置いてあり、CAさんが挨拶に来てくれたりもします。機内食も豪華なものが出てきますし、寒いといえば、羽織るものももらえたりします。
ZIPAIRのフルフラットシート、これらすべてありません!よく見てください。ZIPAIRはビジネスクラスとは謳っていないのです。フルフラットシート、と呼んでいます。フルフラットシートは、クラスではないので、特別扱いされません!
ZIPAIRのフルフラットシートは、あくまで、シートの選択に過ぎません。エコノミークラスとビジネスクラスのようにクラスが違うわけではないので、搭乗順も機内サービスもすべて同じです。特別扱いされたい方は、親会社のJALに乗ってください、ということなのでしょう。

ZIPAIRの方が良い点
①並び席のパーティションが常時クローズ
ビジネスクラスで二席が並んでいる場合、ニ席の間にパーティションがあります。JALは上下に動かすタイプで、搭乗時には開けられており、離陸後に閉めますが、離着陸時には開けることを求められます。
ZIPAIRのフルフラットシートの並び席のパーティションは左右に動かすタイプで、搭乗時には閉められており、離着陸時も閉めたままで、開ける必要はありません。これはとてもいい仕様だと思いました。
②トイレが空いている(気がする)
③通路がワゴンで塞がれない
④食事中の音がしないので寝るのに良い
⑤余計な食事を取らなくて済む
食事や飲み物のサービスがオプションになっていることで、②③④のようなことが起きていると思います。普通の航空機だと、食事後にトイレがすごく混みますが、そもそも食事がないので、私もそうですが機内全体でトイレの利用自体が少なく感じます。
また、せっかく用意してくれている食事を頂かないのはもったいないと、お腹があまり減ってもいないのに食べてしまうことが
ないので、健康的です。
⑥テレビがないメリット
テレビがないので、かなりスッキリしていて、少し広く使える気がしました。また、他の席のテレビが明るくて睡眠の邪魔になることもありません。

ZIPAIRを使う時に注意することや、その他いろいろ
荷物は機内持ち込み2つ合わせて7キロまで無料ですが、それ以上は有料です。
私はなんとか7キロに収めましたが、かなり難しいと思います。成田空港にパッキングエリアがあり、そこで重さが測れますので、必ず計測しましょう。チェックインカウンターで重さを計測して、その時に超過していると、預け荷物として別料金が必要になります。前もって手荷物プラス5キロのオプションを買うなどしておくほうがベターです。二人で乗る人は、二人分の荷物を合計して測っていました。スマホやバッテリーなどは、ポケットに入れておいて、荷物だけ計測して貰えば、ほんの少し軽くなります。チェックインカウンターで重量チェックを受けたら、その後は重量チェックはありません。
また、ZIPAIRのフルフラットシートでは2D,2G,3D,3Gの席は上の棚が使えません。
自席の上の棚以外は使いたくないという人は、それ以外の席を選びましょう。ただし席の選択も有料です。私の時は選べる席が一つしかなかったため、席選択をしても一緒なので席選択オプションは買いませんでした。
フルフラットシートは、基本のポジションに戻すとインジケーターが青く光ります。たまにリクライニングを戻してない人がCAさんに指摘されているのを見ますが、このように青く光れば乗客にとっても、CAさんにとってもわかりやすくていいなと思いました。

機内は他の飛行機と同じような温度設定です。ブランケット販売はありますが、無料貸し出しがないので、心配な人は対策を。
2023年1月現在、アメリカ入国にあたってアプリVeriFLYの登録をしましたが、ZIPAIRよりメールで米国CDCに2種類の書類の提出が必要で印刷して記入してくるように、という案内がきます。実際にはVeriFLYのみでOKで書類は不要でした。

今回、国際線LCCにはじめて乗って、いろいろと考えさせられました。CAさんの仕事って、本来は食事を出したりすることじゃないよなぁ、とか、昔は新幹線に食堂車があったけれど、無くなったように、航空機の食事サービスも無くなっていくのかなあ、そういえば駅弁売りも無くなったなぁなどなど。JALとANAだと、ほぼ同じサービスで良い意味で競い合っていたと思いますが、これからは様々な価値が提供され、ユーザーが選択していくということになりそうですね。

ACアダプターのようなモバイルバッテリー、預けないように注意しよう

先日、社員旅行で福岡に行ってきました。2002年から毎年おこなっているのですが、コロナ禍で中断していて、久々の飛行機を使った社員旅行です。

安全検査を終えて出発までのんびりしてたら、「預けた荷物の中にモバイルバッテリーが入っていた、このままだとその人は飛行機に乗れない」という連絡がありました。

時間に余裕があったので荷物からそのモバイルバッテリーを取り出して、事なきを得たのですが、預けた本人は、それがモバイルバッテリーとは思ってもいなかった、単なるACアダプターと思っていたのです。

    預けられる          預けられない

(無印良品のページより)

上の左側は「ACアダプター」、右側はACアダプター兼モバイルバッテリーです。

一見、ほぼ同じような形で、値段が少し右側が高いですが、USBポートが1つ多いので、少し高くてもおかしくないと考えてしまいますね。

うーん、これは間違えてしまいそうです。

モバイルバッテリーは手荷物で持ち込みは可能ですが、飛行機には預けられないので要注意です。

ほぼ同じ形なのに、JALは、それがモバイルバッテリーとわかったわけで、AIなのか、熟練の技なのかわかりませんが、すごいことだと思いました。

ドメイン島めぐりを再開しました!

コロナ禍もあって中断していたドメイン島めぐりですが、GIGAZINEでの連載をおよそ2年2ヶ月ぶりに再開しました。

再開第1号は、

わずか3時間でジャージやジャージー牛乳の由来となったジャージー島を弾丸調査した【インターリンク ドメイン島巡り 第29回「.je」】

です。

再開していきなり乗り継ぎに失敗するというドラマがありました。

今後も毎月15日にGIGAZINEに掲載される予定です。

iPhone 写真の時差問題がいつのまにか解決!現地時間が表示されるように

2022年10月の海外出張後、写真を整理していて気づいたことがあります。

それは、写真の日付が現地の日付、時間になっているのです!

それがなに?

という声が聞こえてきそうなので説明しますと、以前は、たとえば、サンフランシスコで11月1日、お昼の12時に写真を撮ります。その後、帰国すると、その写真の日時が12月2日、午前4時と日本時間になって表示されていました。

現地の時刻を頭の中で時差計算する必要があって、非常に困ったものでした。

それがいまは、現地の日時が表示されるようになっていたのです。

これはかなり便利ですが、なんで最初からこうしなかったんだろうと不思議に思います。

写真には撮影地情報がありますから現地時刻にするのは、非常に簡単なことのはずですし。

さて、その中で、日本時間になっている写真がありました。それはスクリーンショットです。スクリーンショットには撮影地情報がないから当たり前ですね。

2022年、最強の海外用eSIMはコレだ!海外用Wi-Fiはやめておくべきこれだけの理由

 

 

(2023/1/24追記 2023年最新版はこちら)

先日、久々に海外出張をしてきました。

前回の海外出張は2020年1月でしたので、2年9ヶ月ぶりです。さて、この2年9ヶ月の間に、実は非常に大きく変わったことがあります。

それは、

eSIMのサービスがものすごく増えて、お手軽になった

のです。

今から海外旅行に行く人は、Wi-Fi持っていかずに、eSIMにしましょう。絶対に便利です。

私はこれまで、

2017年最強の海外旅行用Wi-Fi」(2017/6/23)

SIMなしiPhoneでも使えるeSIMがいろいろ便利そう」(2019/7/18) 

と書いてきました。2019年時点では便利そう、というだけだったのが確実に便利になっています。

eSIMと、一般的な海外Wi-Fiルーターとの比較表を作りました。

  eSIM


一般的なレンタル
海外Wi-Fiルーター

メリット 安さと手軽さ
荷物が増えない
Wi-Fi接続するだけの手軽さ
デメリット 難しそうというイメージ ルーター自体が重い上、充電用のケーブルも必要。Wi-Fi接続のため、容量を使いすぎないよう、写真のiCloud保存などを一時停止する必要がある。その場合、スマホ紛失時に写真も失われる。
通信料金 $(非常に安い) $$(安い)
契約に要する時間 オンラインですぐ 受け取りと返却が必要
開通作業 iPhone設定画面で設定 不要
残容量 アプリで確認できる。
残容量が少なくなるとメールなどで連絡がくる
確認できない
追加購入 アプリで簡単 できない
ひとこと
コメント
日本の電話番号を生かしておけるので緊急電話連絡も取れる ルーターがスマホ以上に重く、充電も必要になるためかさばる

 

では、私が3社のeSIMを使ってみたので、それらを簡単に説明します。今回、値段では比較しませんでした。というのは、値段は頻繁に変わることも多いので、もし値段で選ぶということであれば、その時点でご自身で調べてもらったほうが良いと考えたからです。

ソラコム

日本の会社なので、アプリやWebの日本語対応も万全。国別eSIMは17ヵ国しか対応していないが、アジア、ヨーロッパなどのエリアで対応しているので、よほど変わった地域に行かない限りは問題ない。南米とアフリカには対応していない。AppStoreでの評価は3つのうち最も低いが、それほど使いづらいとは思わない。アジアパシフィックというユニークなエリアSIMがあり、これは、アジア地域+日本+アメリカ+オーストラリア、ニュージーランドで使えるもので、日本人にとっては帰国してからでも使え、その点は便利としかいいようがない。

Ubigi

最大の特徴は、対応地域が多いこと。この3つの中で最も多い。ヨーロッパ55ヵ国、アフリカ34ヵ国対応。(国ではない自治領の島など含む、以下同じ)。5GでつながることもAiraloより多いが、速度ではAiraloより劣ることが多かった。ややアプリがわかりにくく、Airaloに劣る。

Airalo

ヨーロッパは39ヵ国、アフリカは27ヵ国に対応しており、Ubigiには対応国数では劣る。Airaloの特徴は、大容量のものがあること。たとえば、アジア地域のeSIMの最大容量は、ソラコム 10GB、Ubigi 5GBなのに対して、Airaloは100GBというものがある。5Gでつながることは少なかったが、速度は概ね問題なく、アプリも使いやすい。

 

ということで、結論としては、

 

日本の会社がいい。帰国してからも使いたいなら、ソラコム

対応国数が多いSIMがいいなら、Ubigi

総合的に良いのは、Airalo

 

というのが私の2022年10月時点の結論です。

 

 

衝撃!ワーケーションの、実はキビシイ現実〜新型鎌倉病か?!

ワーケーション(Work + Vacationの造語)が、テレワークになって実際にできるようになりました。

私も含め、当社社員でもワーケーションをした社員がいますが、事前に考えてたワーケーションと、実際のワーケーションは結構違っているという現実に直面しています(笑)

では、衝撃のワーケーションの事実とはなんでしょう?!

①観光はできない

せっかく観光地に行っても、昼は仕事をしているわけです。18時からどこかへ出かけようにも、京都の寺社仏閣をはじめ、たいていの観光地はその時間には閉まっています。

②旅館の夕食を毎日いただくのは、結構きつい

一泊か二泊なら、温泉旅館のボリュームある食事もいいですが、それ以上になると、私の年齢ではきついです。

③ランチ難民になりやすい

1時間の昼休み中に、土地勘のないところで食事をして戻ってくるのは、時間的にかなりタイトです。旅館などはランチ営業していないこともあります。

④PCや周辺機器が壊れたら大変

幸い、今までこういうことはありませんが、もし、PCや周辺機器が壊れた場合、近くにPCを扱うショップがないと、作業ができなくなります。

 


さて、売れてる漫画家が、かかりやすい病気『鎌倉病』をご存知でしょうか?

売れてきたので、海のある街、鎌倉で仕事をしたい
       ↓
せっかくだから豪華な仕事場兼住居をつくる
       ↓
一年くらいで東京に戻ってしまう

という、鎌倉のような海のある素敵な街に移住して、結局、戻ってきてしまうことを「鎌倉病」と呼びます。

鎌倉は文豪の住まいというイメージがあり、東京までさほど遠くもなく、漫画家が移住するにあたり候補になりやすいのでしょうね。基本、漫画さえ描ければいいので、東京に拠点を置く必要はない、ということもあるでしょう。

せっかく移住しても、アシスタントが来てくれない、夜に作業するような漫画家だと、夜中にあいている店が少なくて困る、などなどの理由で、早々に戻ってきてしまうようです。

下のtweetは、漫画家のうすた京介さんが、鎌倉病にかかり、鎌倉に仕事場兼住居を作ったが、引っ越したので、売りに出したが昨年8月時点で2年半以上売れてない、という内容です。

https://twitter.com/k_usuta/status/1430759567839821825

三井リハウスのページから情報がなくなったので、売れたのかな?と思った方がいましたが、売れてない、とうすた京介さんが返信されています。

漫画家が患いがちな鎌倉病については、こちらが詳しいです。

売れない理由ですが、アシスタント用の靴箱、作業台、ベッドが一般人にはあまりに使いづらいものになっているからと思います。

 


テレワークをはじめると、

通勤がなくて楽、天国だと思う、約1ヶ月
       ↓
どこで仕事してもいいんだから、せっかくだから海のある街とかで仕事したいなぁ
       ↓
楽天トラベルでいい宿見つけた!
       ↓
やっぱり今の自宅でいいや

と結局振り出しに戻るという、漫画家の鎌倉病とほとんど同じ経緯をたどります。漫画家より被害が少ないのは、家を建てたりせずに宿泊だけで済む点ですね。

その意味では、やはり漫画家がかかる鎌倉病は重症化しやすい、と言えそうです。

ワクチンパスポート(紙)をゲットして思うこと

国内での接種証明は、接種時に使った紙(クーポン券)でいいのですが、海外出張するときには、英文表記されているワクチン接種証明が別途必要です。クーポン券の用紙に英語表記を併記しておけば、ワクチンパスポートになったんじゃないかという気がしますがどうなんでしょうか?

さて、気が早いと言えば早いのですが、出張が可能となった時、すぐに行けるよう、ワクチン接種証明をゲットしました。(1月のCES2022はラスベガスで開催予定で、予約だけはしてあります)

アプリはまだないようです。

そういえば、アフリカは、黄熱病ワクチンが地域によっては必須で、私も接種しました。その時に、黄色い証明書を渡されました。黄熱病だけに黄色ですか?と聞こうと思ったら、その間もなく、「再発行しませんから大切に保管してください」と言われました。よく物をなくす私としては、再発行しない、というのは最重要事項なので、ドキッとして、聞きそびれました。今、思えば絶対に聞くべきだったと後悔しています。

Covid-19ワクチン証明については、つい最近の8月4日のニュースとして、ニューヨーク市が屋内レストランなどでワクチン証明を求める方針とのことです。証明方法としては、米疾病予防センター発行の紙の証明書もしくは、ニューヨーク州や市の発行するアプリ利用を想定しているようです。

かなり古いニュースで、3月9日のニュースですが、中国は電子証明一本のようです。(電子証明をプリントアウトして使うことは可能)この時点でアプリができあがっているのがすごい早さですね。

さて、上記をまとめると、

日本 紙の証明書だけ
米国 国としては紙の証明書 州や市が個別にアプリ
中国 アプリ

このことだけをもって、日本が遅れていると言うつもりはありませんが、情報通信に携わる者としては、ちょっと残念です。

今回、92歳になったばかりの母の分もワクチンパスポートを発行してもらいました。実は先月、骨折をして今はリハビリ病院入院中ですが、元気になってコロナも収まったらハワイにでも行けたら、とこちらも予約だけしてあります。

JALとANAの国際線機内Wi-Fiの違い

海外出張時、長時間のフライト中に機内Wi-Fiが使えると仕事ができるので便利です。

私は積極的に使っていますし、社員にも海外出張レポートを書いたりするのであれば、どんどん使っていいと言っています。

JALとANAでは、ものすごく違いがあるので、簡単に整理してみます。

JALの国際線機内Wi-Fiサービス料金表は下記の通りです。

フルフライトプランで18.8ドル

そして一番重要なのが、一番最後に小さく書いてあるこちら。

なぜ、こんなうれしいことを小さく、最後に書いてあるのかわかりませんが(笑)

通信速度も通常のWebブラウジングではまったく問題ありません。

 

それに対して、ANAは2種類のWi-Fiサービスがあります。

通常のANA Wi-Fi Serviceの料金はこちら。

フルフライトプランで$19.95、そしてデータ容量が100MB!

ちょっとこれは少なすぎます。

実際、私も使いましたが、そもそも速度が遅くて、SMSで小さな画像でもなかなか送れません。Webページもなかなか表示されず、あっという間に使いきってしまいました。

使うならショートメールのみ利用するくらいのつもりで使ったほうがいいです。

ANA Wi-Fi Serviceの運営はOn Air社ですが、他のスターアライアンス各社も同じサービスを利用しているようです。

そして、最新のANA Wi-Fi Service2の料金はこちら。

フルフライトプランで$21.95と高くなっていますが、データ容量の記載がありません。しかしながら、上限なしとも書いていないのでもしかしたら上限があるかも知れません。

私は残念ながらANA Wi-Fi Service2の機体に乗ったことがなく、速度、レスポンスなどもわかりませんが、パナソニック系の会社が運営しているので、多分問題ない速度であろうと思います。

ただ、問題があって、

Wi-Fi Service 2の機体は現状ではとても少ない。

空港でANAの飛行機を見ればわかるのですが、大きなアンテナがついていれば Wi-Fi Service 2ですが、とても少ないです。

JAL Wi-FiとANA Wi-Fi Service 2は、ほぼ差がなさそうですが、価格的にJALの方が安いので、国際線で機内Wi-Fiを使う場合に順位をつけるなら、

JAL > ANA Wi-Fi Service 2  >(超えられない壁)> ANA Wi-Fi Service

ということになりそうです。ANAはWi-Fi Service 2が必ず提供されるA380便とかならいいのですが、B777のように両方のサービスが提供されている機体だと事前にどちらになるかわからないのが難点です。

さらに、フリークエントフライヤーにとっても、

JALのプレミア会員は年間40回搭乗分、無料Wi-Fiが使える

という特典があります。ANAにはありません。

結果として、JALに乗ることが多くなる→プレミア会員になる→無料でWi-Fiが使えるのでまたJALに乗る、という、JALの営業戦略にすっかりはまったのが私です。

ドメイン島巡り 4コマ漫画連載スタート

インターリンクのドメイン島巡りは、GIGAZINEで毎月1回連載していますが、このたび、4コマ漫画化で毎週連載することになりました!

連載先は、今、一番イケてるWebメディア note です。

これでインターリンクもイケてる会社になれるのでしょうか?

(多分、いえ絶対なれません笑)

 

4コマ漫画 『ドメイン島巡り』 note.mu