使ってない人も割と多いようなので、すでに各所で紹介されていますが、Adobe Scanを紹介させていただきます。このアプリは、スマホが超優秀なスキャナーになってしまう、というものです。テレワーク に欠かせないアイテムの一つです。さらにスキャンしたデータは、そのままクラウドに保存されるので、もう本当にお手軽です。
”写真撮ってから保存まで、若干時間がかかる”
”アドビドキュメントクラウドがちょっと重たい”
という点はマイナスですが、そのマイナスを大きく上回るメリットがあります。
簡単に手順を説明します。今回はセゾンカードから来た封筒を読み取ってみます。
書類を置いて、Adobe Scanのカメラマークを押すと、勝手に文書を探し出し、四隅を探す青い点が動きます。
上の写真では四隅がずれていますが、ほんの1,2秒すると、ちゃんと探し出して、”勝手に”シャッターを切ります。明るさが足りない場合は、iPhoneのライトも自動でつけてシャッターを切ります。
今回は、わざと封筒を斜めにし、さらに、真上からではなく角度をつけてiPhoneをかざしました。
また、封筒の上部がちょっと茶色くなっているのは、私がコーヒーこぼしてます(笑)
それがこんな風に読み取られます。
今回、宛名その他はモザイクいれさせてもらいましたが、文字もはっきり写ってますし、斜めに置いたのがまっすぐになっていて、さらにコーヒーの汚れまで落ちています!
(文書名「セゾン」は私が自分で入力しました。デフォルトは日付です。)
ファイルをメールで添付したいときは、「共有」から選べます。
「電子メール」を選択すると、リンクが相手に送られます。ファイル本体を送りたい場合は、「コピーを共有」→「ファイルを保存」でいったんiPhoneに保存し、あとでそれを添付します。この操作が私には最初ちょっとわかりにくかったです。基本、アドビドキュメントクラウドを使わせようという戦略のようです。
将来、社会全体が完全ペーパーレスになれば、スキャンという作業自体が不要になるかも知れませんが、過渡期においてスキャンはどうしても避けられません。小型のスキャナーもありますが、普段使いのスマホでここまでできるなら、一度に数枚程度のスキャンは、これで十分ですね。もしまだ使っていない方は是非試してみてください。きっと気に入ってもらえると思います。