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虎ノ門ヒルズステーションタワー開業したので行ってみたら、ほとんどお店がオープンしてなかった話

虎ノ門ヒルズステーションタワー。

10/6開業ということで、初日に行ってきました。

これまでの森ビルとちょっとテイストが違いますね。

虎ノ門ヒルズ森タワーから歩いていくと、眼下に広がるのは道路工事。このあたりもう何年もやってます。

2階エントランス前。

森タワーがガラスに反射していますが、歪んでしまうのは光の屈折なのか、それともガラスの特性でしょうか?

期待に胸を膨らませてエントランスを入るとまず目に入ったのがこちら。

え?これまだ工事中ですよね?という感じ。

実際、作業員の方々がわりと大勢いらっしゃいます。

上の階にレストランとかできるはず!と思ってエスカレーターに向かうと、

まだ行けません。

レストラン案内板を見てみました。

まだオープンしていないお店 31

オープンしているお店 5

スターバックス、TOKYO NODE CAFE(以上カフェ)、宝屋(ラーメン)、TOKYO NODE DINING(レストラン)、PARK 7(お弁当、スタンディングバー)

オープンは、ほとんどが2024年1月中旬、早いお店で12月上旬、遅いお店は2月下旬だそうです。

イベントはいろいろと企画されてるようです。

今すぐ行ってもレストランはオープンしていませんが、TOKYO NODEという、新しい文化やテクノロジーの発信の場が用意されていたりするので、今後に期待したいと思います。

旅行、出張必携アイテム〜ピルケース〜

ダイソーのピルケースですが、これが一番使いやすいです。

上の部分には、常備薬を少しだけ入れるところがあります。頭痛薬とか、胃腸薬入れにぴったり。

下の部分は8マスになっていて、毎日服用するサプリや薬を入れておくことができます。

そして特筆すべきがここ。8マスの部分は蓋を外せます。

これがとてもいいんです。なぜかというと、薬を小分けにするときに便利です。

たとえば、下もダイソーで売っている8マスのピルケースですが、

ふたがあまり開かないんです。これだと薬を入れるときにちょっと面倒。それに、このタイプは、バッグの中でふたが開いてしまうことがあり、バッグ内が錠剤だらけになったこともありますし、サモア島では、ほんの少しの隙間から小さな蟻が侵入してたことも!?

まとめると、私が今回のピルケースをおすすめしてる点は、

・ちょっとした胃腸薬など入れられる(このタイプがあまりない)

・しっかりした作りで、かばんの中でも錠剤があふれたりしない

・錠剤を小分けにするときに、ふたがはずせて便利

の3点です。

さて、実はこのピルケース、もう10年くらいは使ってるのですが、写真ではわかりませんが、上蓋がちょっと欠けてしまいました。新たに買おうとダイソー何軒か回って、3軒目、たまたま入った新宿サブナード店でやっと2つだけ半透明のものが置いてあり、1つ買いました。もしかすると不人気商品かもしれません。廃番商品になる前に、一生分、と言っても10年で壊れるとして、あと2、3個あれば十分なので、見つけたら買おうと思います。

テスラに半年乗った感想など

今年の3月にテスラ モデル3を購入して、およそ半年乗りました。

その前に乗っていたスバル レヴォーグと比較しながらこの半年を振り返ってみます。

テスラで一番、気に入っているのは、こちら。

ディスプレイの表示なのですが、どこがいいかというと、

①自車が赤色で表示されている(本体色と同じ色が表示される。レヴォーグでは確か自車の色にかかわらず白でした)

②他の車がトラック、バス、一般車、オートバイなど区別されて表示される。画像ではわかりませんが、隣の車線にバイクがいました。(レヴォーグではすべて一般車として表示されました)

③歩行者は、アニメーションであたかも動いているかのように表示される。

なんだ、そんなことか、と言われてしまいそうですが、自分自身、ソフトウェアを作ってきた人間なのでわかるのですが、このあたりをしっかり作り込むというのは、意外と手間なんです。その手間をしっかりかけている、ということになります。それは、多分ここだけではなく、ソフトウェア全般について、手間をかけてユーザービリティを上げていると思われ、私はこの一点だけでもテスラのソフトウェアへの信頼感があがってしまいます。

他にもテスラの良かった点をあげます。あくまでレヴォーグとの比較なので、他のEVでも同様の機能があるかもしれません。

テスラの良い点

・スマホを持っていれば、ドアノブに手をかけると自動でロックが解除され、降りて3メートル位歩くと、勝手にロックされる

・EVはエンジンをかける、という動作がない。ブレーキを踏み、ギアをドライブに入れればすぐに出発できる。

・止まると勝手にブレーキがかかる。坂道でもいったん停まれば、ブレーキを踏み続ける必要がない。

・ギアチェンジが、右のレバー(国産車のウィンカーのレバー)で簡単。ただし、慣れないときは、国産車のつもりで左折の合図を出そうと右のレバーを上にあげると、バックにギアが入ってしまい焦ることがあった。

・車線維持機能で車線を見失うことが少ない。レヴォーグでは交差点や、高速道路料金所などで見失うことが多かった。

・すべての表示がディスプレイで行われるため、助手席からもその情報が見えるのが良い。たとえば、高速の合流時など、右後方カメラの映像がディスプレイに表示されるので、助手席でそれを見て、運転手のアシストをしてあげることが可能。

・自動駐車は、割と使える。混雑している時の方が上手で、空きが多い時は下手。

・離れていてもスマホで車内の温度がわかり、エアコンのオンオフが可能なので、乗る前にエアコンを入れておくことができる。

・車の現在位置もわかるので、盗まれてもどこにあるかわかる。(ただ、盗む方はそんなこと百も承知なので、対策してるかも)

 

テスラの悪い点も下記にまとめました。

テスラのダメな点

・とにかく、ナビがダメ。使いづらい上に、意味不明な案内をする。たとえば、外環道美女木ジャンクションから、関越道方面に向かうとき、なぜか和光北で降りろ、と案内され、降りると、すぐにまた乗れ、という案内になる。何回かソフトウェアバージョンアップがあったが、修正されない。

・運転支援中、「ハンドルを少し回せ」というガイダンスがしばしば出る。出過ぎだと思う。回さないと運転支援が切れてしまうし、少し回すつもりで回しすぎても運転支援が切れてしまう。レヴォーグはハンドルを握っていれば警告は出なかった。

・オートバックスがテスラの修理を請け負っているようだが、ディーラーがないというのが、やはり心配。スバルは、3ヶ月点検だ、6ヶ月点検だとうるさいくらい案内が来たが、テスラは今まで一回も点検の案内はない。

 

さて、テスラの良い点、悪い点を書きましたが、いろいろ問題はあっても、とても気に入っています。

ただ、今でも安全性はスバルが一番だと思います。スバルはEV化とソフトウェア重視をしていってほしいなと個人的には思います。

世界一周運賃の不思議(ワンワールド)

ドメイン島めぐりで、世界中のドメインを持つ島を訪ねています。できるだけ安くあげたいので、どういう航空券を買うかということを考えます。

世界一周運賃というのをJAL系のワンワールドでも、ANA系のスターアライアンスでもやっています。世界一周なんてあまり関係ないと普通は思うのですが、うまく使うと運賃を安くできます。

世界一周運賃は、2つのルールがあります。基本的に地球を東回り、もしくは西回りをして、地球を一周して出発地点にもどること、もう1つは24時間以上の滞在を2回以上すること、です。

一番短い旅程は、たとえば、

東京→ロンドン→ニューヨーク→東京

で、ロンドンとニューヨークでそれぞれ24時間以上滞在すればOKです。

12月1日出発でエコノミーで検索すると、下図のように459,560円になります。JALでロンドン往復直行便の一番安い運賃は254,470円(世界一周と東京発着を同じにした12/1東京発、12/9ロンドン発)ですので、世界一周運賃はまあまあ、そういう値段だろうという価格設定です。ただ、JALの一番安い価格は、変更が自由にできないとか、キャンセル時に手数料が取られるなどありますが、世界一周運賃は普通運賃扱いなので、日程の変更も自由にできます。(ただし、旅行開始後は有料)

ここからが面白いのですが、世界一周運賃は、飛行区間が増えると安くなったりします。

たとえば、上記の旅程にロンドンとニューヨークの間に、パリに立ち寄ることにして、

東京→ロンドン→パリ→ニューヨーク→東京

とすると、453,330円と、さきほどの運賃より安くなります!

もっと立ち寄りを多くして、

東京→香港→パリ→ロンドン→ニューヨーク→ロサンゼルス→ホノルル→東京

とすると、458,080円と、これも最初の

東京→ロンドン→ニューヨーク→東京

よりも安くなっています。

さて、エコノミーでなくビジネスクラスだと、単純往復と同じくらいになります。

たとえば、

東京→ロンドン→パリ→ニューヨーク→東京

は、782,720円ですが、JALのロンドン往復直行便ビジネスクラスの一番安い運賃は769,600円ですので、世界一周運賃とほぼ変わりません。少し高くても世界一周運賃は、普通運賃扱いなので、変更が自由ですし、マイルもたくさんつくというメリットもあります。

もっとすごいのは、世界一周ファーストクラス運賃です。

JALでロンドン往復直行便のファーストクラス運賃は3,406,600円ですので、世界一周運賃1,133,720円は、ほぼ半値八がけ2割引という、すごいことになっています。

ただ、世界的に国際線ファーストクラスはなくなりつつあります。米系航空会社では、すでになくなりました。ですので、上記の旅程でもJAL以外はすべてビジネスクラスになっています。

さて、今日のブログですが、書き終えるのに6時間もかかってしまいました。

なぜかというと、、、、、

ワンワールドのページが超出来が悪い!!!

私のMacとiPhoneだと、まず、日本語での検索ができません。

それと1回検索したあと、別の検索をしてもキャッシュに残っているのか、前回の結果が表示されてしまう。ちょっとした変更もできずに、ブラウザ再起動が必要になりました。

みなさんもお使いになる時は、ご注意ください。

薬局でマイナンバーカード、おくすり手帳がいらなくて超便利

最近、薬局でもマイナンバーカードリーダーをよく見かけますよね。

実際に、私がよくいく薬局では、「マイナンバーカード持ってますか?」と聞かれていました。毎回、「持ってません」、で済ませていました。

何度もそういうことがあったのですが、ある時、ポスターが目に入りました。

なんと、薬歴情報が医療機関や薬局で閲覧できるとのこと!

以前、「やってほしい競争と、やってほしくない競争」というタイトルで、おくすり手帳アプリが乱立してて使いづらい、ということを書きましたが、マイナンバーカードを薬局で出しておけば、おくすり手帳がいらない感じです。(ただし、現在はリアルタイムではなく、タイムラグがあるそうです)

はじめてかかる医療機関でもこれまでの情報が確認できたら、患者としては安心ですね。

テクノロジーで社会を便利で豊かにしていく、というのは、私たちエンジニアの共通した思いです。

オンラインでデータが共有されるっていうことは、こういうふうに、いろいろと便利になるということなので、マイナンバーカードがうまく普及してくれたらと思います。

国立科学博物館のクラファンに応募した

国立科学博物館クラウドファンディングをやってます。

 国立科学博物館 篠田謙一館長:「ただでさえ、ギリギリの運営体質だったところに、コロナ禍によって入館料収入が大きく落ち込んだ。さらに近年、光熱費や物資の高騰が状況に追い打ちをかけている」

 不足を補うため、7日に国立科学博物館が発表したのが1億円を目標としたクラウドファンディングです。(テレ朝News)

ということらしいですが、こういうことって、国がきちんと予算つけるべきで、クラウドファンディングかぁ、とは思いますが、まあカタイことは言わずに面白そうなので参加してみました。「館長と副館長が施設を案内してくれる」というのが一番いいなと思ったのですが、すでになし。

このReadyforというクラウドファンディングは初めて利用しますが、予定人数突破で締め切ったものは、表示されないんですね。

さて、そんな中、どれにしようか迷います。

まず、お安いのはこちらのトートバッグ。

なかなかマニアックな感じのトートバッグになりそうです。こういうスケッチを元に、デザイナーさんが国立科学博物館のロゴなんかも入れてカッコよくしてくれるんだろうと思います。

次にお手頃なのは、標本のアクリルスタンド。

10種類の中から、なにが送られてくるかわからないとのことです。

港川人っていうのは、日本で発見された最も古い人類の化石らしいです。たぶん骸骨みたいなものがアクリルスタンドになるんじゃないかと想像します。

ルーシーというのは、上の写真の右端に写っている、人類の祖先とされる猿人女性です。

私は、港川人やルーシーだったら、ちょっと家には飾れないな、と思ってしまいます。

そもそも、アクリルスタンド、略称アクスタ、ってみなさん知ってます? たとえば、日本サッカー協会では選手のアクリルスタンドを販売しています。

なでしこだと、下図のような感じ。アクリル板に写真を印刷するようなものです。

もうちょっと凝ったものだと、たとえば、アニメのキャラだとアニメキャラの形に切り抜いたアクリル板に印刷したりします。

トートバッグも、アクリルスタンドも、実際にどのようなものになるかのイメージ図がないので、どんなものが送られてくるのかわからない不安があります。まあ、それも楽しみの一つにすればいいわけですが、ちょっと悩みます。

国立科学博物館からしたら、一番ありがたいのは、返礼品なしでしょう、ということで、こういうのもあります。

返礼品なしとはいえ、入館券はもらえるとのこと。寄付控除ありなので、年末調整や確定申告で、税金が減りますね。

いろいろ悩んで、アクリルスタンドと寄付控除あり10,000円コースの2つにしました。

港川人やルーシーがきても、家に飾ろうと思います。(え?!)

隅田川花火大会を船上から眺めてみた

もうかれこれ30年くらい、共同で夢の島マリーナに船を持っています。

28フィートサイズで定員10名のものです。

もともとは、ある商社系システム開発会社の方が声がけをしてメンバーを募り、ヨットで始まった会でした。その声がけした方が鹿児島ラサール高校出身で、当初はラサールの同窓生が半数以上でした。今は4号艇でプレジャーボートです。私は初期からのメンバーですが、メンバーも結構入れ替わりながらも続いています。今は、ラサール出身者はゼロで、NTTの関連会社の方が多く、IT系のメンバーが大半です。(いないと思いますが、ご興味のある方は、コメントにその旨記載していただければ、幹事から連絡してもらいます。コメントは公開しませんのでご安心ください。)

さて、30年も続いているのに、今回はじめて隅田川花火大会を船上から眺めようということになりました。

川を船で行くときに、問題となるのは水深と橋桁の水面からの高さです。

ヨットは浅いところがダメなので、川は全然無理でした。プレジャーボートになってからも、上に突き出る装備品があって、橋桁をくぐれない場所があったのです。4号艇は、今年になって購入した中古艇ですが、それらの問題がないので、今回のチャレンジになりました。

隅田川をのぼっていきますが、途中、海上保安庁の船が警備にあたっていました。海上保安庁の船にこちらから近づいて、どこまでのぼっていいか聞くと、両国橋まで、とのことなので、両国橋に向かいます。

船も8隻くらいいました。中には、屋形船もありました。

両国橋にできるだけ近づいてみると、こんな感じ。

人がたくさんいるのはわかりますが、花火がよく見えませんでした。

少し離れてみると

こんな感じですが、まあまあ遠いです。

上の2枚はとてもよく撮れた写真です。船は走っている時より、止まっている時の方が揺れます。そのため、ブレブレの写真ばかりでした。

第1会場と第2会場の花火が、なんとか両方写ったのがこれ。

もうブレブレですね。

私としては、隅田川花火を見ながら、「たーまやー」などと言いつつ、持参した唐揚げとおにぎりをのんびり食べる、というつもりでしたが、揺れが激しく、唐揚げは全部床に落ちてしまう、船に弱い人は酔い気味になってしまう、など、それどころではありませんでした。

とはいえ、船上は涼しく、とても楽しい花火見物でした。

帰りに夢の島マリーナ駐車場で、たぬきを見かけました。

このあたりは結構緑が多くて、たぬきがいるんですね。    

日比谷松本楼のスイカジュース

暑い日が続きますね。

日比谷公園を散歩して、日比谷松本楼でランチをとりました。

店の前に、季節限定冷製パスタ?の案内があったので、それをいただくつもりで入店したところ、こちらも季節限定「スイカジュース」の文字が。

スイカジュースに冷製パスタはあわないと考えて、ハヤシライスにしました。

このスイカジュースは、ソルティドッグのようにグラスの縁に塩がふってあります。この塩をちょっとなめてはスイカジュースを飲むと、これが本当においしかったです。

もちろん、伝統のハヤシライスもスイカジュースにもよくあっておいしかったです。

そして、家にスイカがひと玉あったので、翌日、自分でスイカジュースを作ってみました。

さすがに塩はふりませんでしたが、それなりにおいしかったです。でも、もう二度と作らないと思います。

種をとってミキサーにかけるだけですが、種をとるのがとても面倒!

お店で作ってもらったほうがいいですね!

龍吟で社長と語る会〜ミシュラン三つ星しばり

ミシュラン三つ星しばりの社長と語る会、和食編です。

今回は、ミッドタウン日比谷内にある龍吟に行ってきました。

ミシュラン三つ星レストランでは、写真撮影NGだったり、ラフすぎる恰好はNGだったりします。こちら龍吟さんは、写真はNGではないけれど、このように撮影してくださいという撮影方法がWebに記載されている「注文の多い料理店」です。宮沢賢治の「注文の多い料理店」の場合、こちらが食べられてしまいますが、そんなことはありませんでした(笑)こちらのページにこのお店でのルールが詳しく書かれています。

ミッドタウン日比谷でエレベーターに乗りますが、なんとその階は龍吟だけなので、専用エレベーターという感じです。

日本刀が展示されていますが、その横に、ミシュランマンがいますね!

さて、食事の紹介です。特に印象に残ったものを紹介させていただきます。

まずは大蛤。すごく美味しかったです。私はあわびより蛤派です。

うにの軍艦のように見えますが、なすの上にうにが乗っています。

こちらは毛蟹です。ジュレとの相性も抜群。

 

季節柄、前回の中華「茶禅華」でも鮎でしたが、こちらでも鮎が出てきました。

2匹出たのですが、少食な私は1匹でよかったかな(汗)

茶禅華で出た鮎と、なんとなく似てるなぁと思ったのですが、実は茶禅華の川田シェフは、龍吟で修行したことがあるそうです。こちら

大井川の共水鰻です。シェフがこの鰻にどれだけこだわりがあるかは、こちらのページをご覧ください。

今回の社長と語る会も、おいしいものをいただきながら、いろいろなことを話すことができました。

 

失敗は成功のもと〜JAXAの事故で思ったこと

JAXAが秋田能代の実験場で爆発事故を起こしたそうです。

JAXAで思い出すのは、2月17日のH3ロケット1号機、打ち上げ「中止」です。

打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは

この記事もそうですが、共同記者が「失敗」ではないかと迫ったのに対し、JAXAは失敗ではなく中止と答え、共同記者が悪者のように扱われました。

私は共同記者の言う通り、失敗だったと思うんです。

中止や延期、というのは、人が決めることです。小学校の運動会の中止を決めるのも校長先生とか、他の方かもしれませんが、人が決めます。

プログラムもそうです。

銀行のATMのプログラムを作って、走らせました。途中でプログラムが止まりました。ATMでお金が引き出せません。これが失敗でなかったら、なんでしょうか?

驚いたのは報道機関が、NHKのニュースも、「中止」と伝えていたことです。これでは、当局が発表したらそうなってしまいます。戦争に負けていても、当局が「戦争に勝っている」と言ったら、ニュースはそう伝えてしまいそうです。

失敗でいいじゃないですか?

失敗を認めましょうよ。

今回は失敗だった、でも次回は成功させましょう、と言ってあげるべきなのに、ニュースのコメント欄は、失敗してないよ、と励ます声が大きく、TVのコメンテーターも、そしてマスメディアも、その声に乗っかる報道をしているように私には見えました。日本は失敗を許さない社会なのだろうかと、ちょっと怖くもなります。

失敗は成功のもと

まずは失敗を認めて、その原因を追求して改善していけば、成功につながる、ということわざですが、しっかりと失敗に向き合わなかったことが、その後の打ち上げ失敗、今回の事故につながっているように思えてなりません。

私は常々、エンジニアの味方でありたいと思っています。テクノロジーの発展において、失敗はつきものです。一度も失敗せずにテクノロジーが発展することなどあり得ません。だからこそ、エンジニアに対して失敗だったと言うことは、非難しているわけではなく、果敢な挑戦に挑んでいるエンジニアに対して、難易度の高い挑戦をしていることをたたえ、まだこれからも続く挑戦、そしていつか成功することへのエールであると思うのです。