GMO熊谷社長がブログでJPRSへ公開質問を出し、JPRS東田社長が回答しています。
JPRSのcom,netなどgTLD販売に反対を唱える熊谷社長と、対して東田社長は、中小の事業者のために参入が必要としています。
お二人の質問・回答で触れられていないけれども、とても重要な点について、コメントさせていただきます。
それは、
原則として、gTLDレジストラは、gTLDレジストリになれない。
(※1 レジストラレジストリ分離問題)
都市名ドメインはgTLDである。
(.paris, .london, .kyotoなどが申請予定。申請検討中の都市は多数存在)
ということです。
JPRSがgTLDレジストラーになると、都市名ドメインレジストリになれない。
のです。
都市名ドメインも.jpと同様に、公共性、公益性があり、jpドメインと
都市名ドメインは同じルールで運営されるのが、日本国民にとって
わかりやすく、それがあるべき姿と考えます。
公共性、公益性のある.jpを運営しているJPRS社には、レジストリ事業に
集中してもらい、今後出てくるであろう、日本国内の都市名ドメイン
レジストリを手がけてもらったほうがいいのではないかと思います。