「ドメイン」カテゴリーアーカイブ

Google.comを12$で手に入れた男の話

Google.com Domain Briefly Got Sold Out For $12!

 

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というニュースが、結構話題になっています。日本ではほとんど知られていないようなので、紹介します。

要約すると、Google Domainsで検索してたら、Google.comがAvailabe(入手可能)になってたので、$12払って、手に入れた。

でも結局は、お金は戻り、Google.comは入手できなかった。

という話です。

一時的にではあっても、Google.comを買えてしまった、というのは、いろいろな意味で驚きです。

詳細は下記をどうぞ(英文)

How I Ended Up Purchasing & Owning Google.com via Google Domains 

.earth、はじめました

リリース用

2015年9月24日午前1時より、

地球を愛する人のドメイン「.earth

の商標権者登録がはじまりました。

 

一般登録開始は2015年11月20日午前1時〜となります。

 

地球の歩き方公式HP」を運営する株式会社地球の歩き方T&Eは、商標登録期間に先駆けて実施された「.earthファウンダーズプログラム」にて「arukikata.earth」を取得、世界初の「.earth」ユーザーとなりました。同社担当者はドメイン取得に際して、「世界が穏やかであるからこそ、私たちは安心して旅をすることができます。earthが内包する「環境」や「平和」などの語感は、当社の事業ベクトルに合致しており、地球上のどこにでも安全で快適な旅が楽しめるためのコンテンツを発信していくドメインとして arukikata.earth を活用していく所存です。」とコメントを寄せていただきました。

arukikata.earth

 

「.earth」について 

「.earth」は、インターリンクが2009年に開催したコンテスト「WDC(ワールドドメインカップ)」にて、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本、中国、韓国など世界中から寄せられた約11,000件(ドメイン種別3,944種類)の応募の中から、最終選考委員会によって選ばれ、一般投票で新ドメイン化が決まりました。ネットユーザーが選んだ世界初の新ドメインです。地球を支える一員として活動するインターネットユーザーのための、オンラインコミュニティを形成するプラットフォームとなることが、「.earth」のミッションです。

「.earth」のロゴ決定

リリース用

新ドメイン(新 gTLD)「.moe」、「.osaka」を運営する、インターリンク開催の「.earth」オフィシャルロゴを決めるコンテストは、Keytonic 氏の応募作品がグランプリを受賞致しました。同氏には賞金 20 万円が贈呈されます。

2015 年 7 月 31 日から 8 月 20 日まで開催された当コンテストには、「.moe」のロゴデザインコンテストの応募総数 528 点を 上回る、694 点の応募が寄せられました。ご応募頂いた作品は、オリジナリティあふれるデザインが多く、選定は困難を極めましたが、Keytonic 氏は作品のコンセプト「エコ、環境、平和、人権など人々の活動のイメージに焦点を合わせ、地球、人、環境の調和をイメージ」と、デザインのバランスが非常に良く、当社が求めるロゴデザインに最も近しいことが選定理由です。 当ロゴは「.earth」の公式ロゴとして、世界中のドメイン販売サイトで使用されます。たくさんのご応募を頂きましたことを、厚く御礼申し上げます。

【参考】
・新ドメイン「.earth」
「.earth」は、インターリンクが 2009 年に開催したコンテスト「WDC(ワールドドメインカップ)」にて、アメリカ、イギリス、ドイ ツ、フランス、日本、中国、韓国など 世界中から寄せられた約11,000件(ドメイン種別3,944種類)の応募の中から、最終選考委員会によって選ばれ、一般投票で新ドメイン化が決まりました。ネットユーザーが選んだ世界初の新ドメインで す。地球を支える一員として活動するインターネットユーザーのための、オンラインコミュニティを形成するプラットフォームとなることが、「.earth」のミッションです。

・「.earth」ロゴデザインコンテスト応募作品(一部、593 点) http://www.lancers.jp/work/proposals/685451

・現在募集中のロゴデザインコンテスト

~大阪府内の小学校に通う児童限定~ロゴデザインコンテスト http://みんなの.osaka/
開催中。応募締切は 9 月 30 日。

.earth は宇宙人には渡さない!

bnr_earth_logocontest

ドメイン「.earth」は、WDC(ワールドドメインカップ) でドメインを公募、一般投票で最多となったドメインです。

いわば、地球人が最も欲しがったドメインです。(大げさですね)

今回、この上にある、とってもダサい「 .earth」のロゴを、宇宙人も欲しがるようなカッコいいロゴにしようということで、ロゴコンテストを開催いたします。

応募資格は、国籍不問ですが、地球人であること!

私たちの「.earth」を宇宙人の侵略から守るために、ぜひご応募お願いいたします。

ランサーズもしくはスクリーンショット 2015-07-31 15.06.07に①お名前、②ご自身のホームページ(SNS,ブログ可、任意)、③居住国、④作品、以上をご案内ください。

#しかしながら、ドメイン取得要件に宇宙人の取得は禁止、という文言を入れてなかったので、運用開始後は宇宙人が取得するかもしれません。しまった^^;

三菱東京UFJ銀行のフィッシングサイト

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 上記は、昨日発見された、三菱東京UFJ銀行の偽サイト(フィッシングサイト)の画像です。

画面を見る限り、ほとんど本物にしか見えませんね。

ただ、ブラウザのURLが

bk.mufg.jp.eer.party/となっています。本来は、

bk.mufg.jp/となっていなければなりません。

これはどういうことかと言うと、eer.partyというドメインを取った者が、その前にbk.mufg.jpをつけて、三菱東京UFJっぽく見せている、ということです。

7/29 午前8時現在、http://bk.mufg.eer.party は各ブラウザのセキュリティにより表示されなくなっていますので、危険はほぼなくなっていますが、古いブラウザでは表示される可能性もあるため、ご注意ください。

レジストリ http://nic.party で eer.partyの登録情報がわかります。

登録者が犯人とは限らず、利用されただけの可能性もありますが、下記のような表示になっています。中国河南省周口市のWanさん(多分、王さん?)が登録者です。

.partyは一時期1ドルを切るようなキャンペーンをしていました。

スクリーンショット 2015-07-29 8.46.54

 三菱東京UFJ銀行のフィッシングサイトは、.unoや.workでも存在したようです。

価格が安く、登録要件がないドメインが狙われやすいため、当社では、あまりにも安すぎるキャンペーンなどはせず、適正な価格での販売を心がけています。さらに.osakaドメインでは登録要件を設けるなど、対策をしています。

ジャパンエキスポ2015萌ちゃんライブ

 

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パリのジャパンエキスポ最終日、アイドロイド萌ちゃんのライブをしました。

右がアイドロイド萌ちゃん、左はにゃこ式部の三鷹さんです。

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ライブをはじめたら、この人だかり。

まだまだ踊りも完璧ではないのに、大人気でした。

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にゃこ式部の三鷹さん、Japan Expo看板前で撮影。

ジャパンエキスポ2015初日

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パリのジャパンエキスポが7/2より開幕しました。

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昨年は特別に5日間開催でしたが、今年からまた4日間開催に戻りました。
人出は例年通りすごく多いです。

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今年の特徴は、飲食ブースが増えたことです。

うどん、そうめんなど、これまでなかったものも。

当社は.moe domainということで、重要な販促の機会として今年も小さくではありますが出展しています。

明日以降詳細なレポートをあげさせていただきます。

知らずに使ってる新ドメイン

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 ICANNの消費者調査レポートが5月29日に発表されました。

 

レポートは非常に長いのですが、面白いのは、33ページです。

 

新ドメイン(新gTLD)の知名度に関する調査ですが、

日本は、新ドメインを知っている人が23%しかいないが、新ドメインのサイトを39%の人が訪れている、ということがわかります。

アメリカやフランスと同じくらいです。

 

それに対して、コロンビアは70%の人が知っていて、65%の人がそれらのサイトを訪れています。

 

先進国で知名度が低く、新興国で高い、という結果です。

 

新興国は、新たに企業を興し、ドメインを取ることも多いため、新ドメインに敏感になっている、ということでしょうか?

 

面白い結果です。

元HP社長フィオリーナさんの偽ドメイン騒ぎ

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フィオリーナ氏に偽ドメイン、HP時代の人員削減批判

ロイターがニュースにしていますが、大統領候補のフィオリーナさんを中傷するホームページができて、そのドメイン名がフィオリーナさんの名前になっている、という話です。

そのページが上の画像で、しかめっ面の絵文字  🙁  が並んでいます。

3万人をレイオフしたということだそうで、:( を数えてみたら

スクリーンショット 2015-05-11 17.37.29

ちょうど3万ありました。

人名でドメインを取る、というのは、アメリカではよくあって、たとえば、.xxxというアダルト用ドメインでは、Apple創業者のスティーブジョブズの名前でドメインが取られています。

stevejobs.xxx

アクセスしても何も表示されませんが、whois情報でドメイン情報を調べると、

stevejobsxxx

ということでApple社が、他者にドメインを取られて悪用されないよう取得したということがわかります。

大統領候補になるには、ドメインの取得も重要、という話でした。

ICANN、オークションで集めた70億円をどうする???

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theregister.co.ukに「ICANNは新gTLDオークションで6千万ドル(=約70億円)手にしたけど、そのお金どうするの?」という記事が出てきました。

博打は胴元が儲かる、というのを、高倉健か菅原文太の映画で見たような気がしますが、ICANNオークションは博打じゃないですね。

新gTLDのICANNオークションとは、同じドメインの申請者が複数いた場合の最終的な解決方法です。

話し合いによる解決や、当事者同士のオークションが出来なかった場合です。

競合の解決方法として、オークションにはそれなりに経済合理性があります。

ある権利を取ろうとする者同士がオークションをする場合、「その権利によって将来得るであろう利益(*1)」を入札します。

負けた側は、「将来得るであろう利益(*2)」を受け取るので、権利を取れなかった損失が補填されます。

(*1,*2は、正確にはちょっと違うけど、説明のため簡略化しています)

負けた側にお金が渡れば、こうなるのですが、ICANNオークションは、ちょっと違います。

負けた側は1円も受け取れず、

ICANNが全額もっていきます。

「競合他社にお金を渡したくない」「落札するつもりもないのに、落札金目当ての申請者にお金が渡るのが気に入らない」などなど、理由は様々ですが、ICANNオークションを希望する会社があるのも事実です。

まだ今後もICANNオークションは予定されており、さらに金額が増えます。

70億円という大金がどうなるか、次回ICANNミーティングのホットな話題になりそうです。

ちなみに、上の鞄に詰められているのは百ドル札です。

百ドル札百枚で1万ドルの束が18束見えています。18万ドルです。

6千万ドルにするには、これを333段重ねる必要があるので、この鞄では絶対に入らないと思われます。