「ドメイン」カテゴリーアーカイブ

新gTLDのことならアーバンブレインへ

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当社は新gTLD事業部を独立させ、(株)アーバンブレインとして新gTLDコンサルティングを行うことといたしました。

アーバンブレイン社の社長才門は、日英中のトリリンガルで、ICANNコミュニティの中で最も有名な日本人の一人です。

ブライアンをはじめ、他のメンバーも高度な専門知識をもったメンバーです。

ICANNポリシーに関する知識、技術力、交渉力のすべてにおいて日本最強のチームを作れたと自負しております。

次回ICANNナイロビミーティングについては、重要な会議について、会議終了後数時間以内に会議レポートをホームページ上にアップする予定です。

どうぞよろしくお願いします。

ICANN新gTLD過去の申請〜新ドメイン(5)

これまでICANNでは2000年と2004年に新gTLDの申請を受け付けています。

2000年は47の組織から申請がありました。

そのうち、ネームドットスペース社は、なんと1社で118件も申請しましたが、

この会社は1件も申請が通りませんでした。

日本ではまだドメインの将来性があまり議論されていない段階に、

これだけ申請があったこと自体、驚きです。

実は日本からもKDDインターネットサービスが .bizと.homeを出していますが、

残念ながら通りませんでした。

2000年の申請のうち、人気の高かったものは下記の通りです。

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.biz, .tel, .infoは認可されていますが、それ以外のドメインは申請があると思っていいでしょう。

他には2004年の申請で通らなかった、.xxxも再度申請がありそうです。

企業ドメイン〜新ドメイン(4)

新トップレベルドメインは企業でも登録することが可能です。

たとえば、グーグルが.googleを取ることが可能です。

今回は、グーグルが新トップレベルドメインを取得するとして、どういうことが起こるかを考えてみます。

なお、筆者はグーグル社の方と新ドメインについて話したことはなく、ここに書くことはすべて、私の想像です。

(1)グーグルが取るドメインはなんだろう?

(2)ウェブのアドレスはどうなるか?

(3)ユーザーも使えるようになるか?

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都市名ドメインは売れない〜新ドメイン(3)

今日は、「.都市名」(例:「.tokyo」「.東京」など)についてです。

都市名ドメインも大幅に自由化されることになりました。

パリ、ニューヨーク、ベルリンを表す

「.paris」「.nyc」「.berlin」などが申請される予定です。

日本でも総務省で自治体担当者に説明があり、いくつかの自治体は

興味を持っているようです。

(1)既に混乱している日本の地域ドメイン

(2)地域ドメインは売れていない事実

(3)オススメの都市名はコレだ!

について書きます。

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ドット日本のインパクト〜新ドメイン(2)

今日はドット日本(.日本)がインターネットにどのようなインパクトを

与えるのか、考えてみたいと思います。

1)日本語JPのおさらい

2)日本語JPとの違いはあるか?

3)新たなマーケットを創出するか?

について、順を追って考えてみます。

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新たな国別ドメイン〜新ドメイン(1)

早ければ来年から使えるようになる新ドメインについて、

これだけ読めばだいたいわかる、ということを数回ブログに書きたいと思います。

ちょっと専門的になりますがご容赦ください。

第1回は新たな国別ドメインです。

日本は「.日本」を新たに申請する予定です。

あるドメイン事業者の会合で、

『「.japan」なら欲しいと思うけど、「.日本」はいらない』

という発言があったのですが、国別ドメインとして新たに認められるのは、

2バイト文字列、2文字以上のみです。

今回のICANNの決定は、母国語で国別ドメインを取ってもらう、ということが

主眼となっています。

「.にほん」「.ジャパン」「.日本国」(申請可能)

などは可能ですが、

「.japan」「.nippon」「.日」(申請不可)

は申請できません。

日本は「.日本」ということで昨年決まりました。

今年中に業者が選定され、年末にICANNに申請される予定です。

もう既に17の国からICANNに申請がなされています。(2/8現在)

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(左から)サウジアラビア、エジプト、UAE、ロシアはICANNの文字列審査を通って

こちらに掲載されています。

明日のブログでは「.日本」がはじまることのインパクトについて考えてみます。

ICANNソウル報告会

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12月17日、JPNIC会議室にてICANNソウル報告会が開催されました。

当社 才門がレジストリ・レジストラ分離問題について講演しました。

レジストリがレジストラを運営していいか(逆も含む)がICANNで議論されています。

今まではいくつかの例外はありますが、レジストリ、レジストラは別会社で資本関係もない形での運営が主流です。

当社もレジストラなので、レジストリになるためには、この問題が解決されなれければなりません。

INTERNET WEEK パネルディスカッション

INTERNET WEEK 新しいドメイン名空間が拓く明日

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パネルディスカッションにパネラーとして出させていただきました。

11:55に私の自己紹介(5分)のはずだったのですが、終了15分前の12:15にやっとまわってきたので、かなり早口になってしまいました。
有料セッションということで、かなり気を遣いましたが、皆さんのお役に立てたかどうか心配です;;;

私の考えをまとめておきます。

安易な参入は危険。特に地名TLD。

エルドラドに辿り着くまでに多くの屍があるだろう。

インディージョーンズがそうであったように。

記事:新gTLDビジネス成功への道のりは、インディ・ジョーンズ並み?(INTERNET Watch)

下記に資料リンクを載せておきます。

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ドットパリスは入札完了、ドットニューヨークは入札中

11月4日、ドメイン事業者交流会がGMO本社会議室で開催されました。

Photo

今回も、ICANNのTimをはじめ、海外からのゲストが15名も来てくれました。

特筆すべきことは、

「ドットパリス(.paris)は入札が完了、ドットニューヨーク(.nyc)は入札中」

ということです。

ドットトーキョー(.tokyo)はどうなるんでしょうか?

東京都さん、オリンピックで燃え尽き症候群になってなければいいんですが。

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